後宮妃は木犀の下で眠りたい

登場人物 ※ネタバレ注意

登場人物

□玄　香月　シュエン　シャンユエ
主人公
四夫人　賢妃。16歳。
考えながらも体が動いていることが多い
変人である自覚はない
武術の達人　呪術や仙術を扱う道士
玄武の寵愛を受けており、呪術が使える。

□李　俊熙　リ　ジュンシー
18歳。16代皇帝
父親である15代皇帝の急死に伴い、15歳の時に皇帝になった。

□朱　万姫　ヂュウ　ワンヂェン
１３歳。徳妃　四夫人の一人
朱雀の寵愛を受けており、呪術・仙術が使える。
朱家の五女
もっとも愛らしい顔立ちをしているため、11歳の時に後宮妃に選ばれた
南部地域を代表する朱家の当主の第一夫人の娘
朱雀の加護を受けており、五行(火)の呪術や仙術が使える

□青　美雨　チィン　メイユイ
20歳　貴妃
青龍の寵愛を受けており、呪術・仙術が使える
青家の長女
東部地域を代表する青家の当主の第一夫人の娘
青龍の加護を得ており、五行(木)の呪術や仙術が使える

□白　雪梅　バイ　シュエメイ
２３歳　淑妃
白虎の寵愛を受けており、呪術・仙術が使える
白家の次女
西部地域の権力者　白家の当主の第三夫人の娘
白虎の加護を受けており、五行(金)の呪術や仙術が使える



◆玄家の人々
□玄　浩然　シュエン　ハオレン
主人公の父親
野心家
妬み僻みの権現
他人や家族を信用しておらず、愛想の良いお人好しを演じている。
先々代皇帝(14代皇帝)の庶子
子沢山で名の知れた先々代皇帝の庶子ではあるが、母親の身分が低く、認知されていなかった
先々代皇帝の暗殺事件の際、甥である先代皇帝(15代皇帝)に保護され、先代皇帝が信頼していた北部の武家、玄家に婿養子として預けられた

□玄　玥瑶　シュエン　ユエヤオ
香月の母親。玄浩然の正妻であり、玄家前当主の長女。浩然は入り婿の為、玄家の権力の半分は玥瑶は握っている。

□楊　林杏　ヤン　リンシン
翠蘭の母親。浩然の妾の一人であり、出産前までは気功の達人だった。翠嵐に才能を受け継ぐことができず、玥瑶から嫌われている為、古びた小屋に住居を移された。翠嵐の死後、価値のない者として玄家を追い出されることになる。

□玄　翠蘭　シュエン　スイラン
前賢妃　主人公の異母姉
享年19歳

□玄　音繰　シュエン　オンソウ
　玥瑶の長男。香月の弟。１５歳。香月の一つ下。
　気功の才に恵まれてはいるものの、香月には遠く及ばない。香月の身になにか起きた時の為の代替品として大切にされてきた。香月の後宮入り後、玄家次期当主として担ぎ出されることになる。

□玄　紅花　シュエン ホンファ
　玥瑶の次女。香月の妹。１３歳。香月の三歳下。

□玄　春鈴　シュエン　シュンリン
　玥瑶の三女。香月の妹。享年五歳（生きていれば１０歳）。香月の六歳下。

□玄　梓睿　シュエン　ジルイ　→　嘉瑞（ジャルイ）
　香月の義弟。16歳。気功の才能を認められ、玥瑶の養子として玄家に迎え入れられた。香月と同い年の為、香月の侍従として宦官にさせられた。宦官の処置をされる前に名を没収されており、以降、嘉瑞（ジャルイ）と名を改めた。宦官として生きるものには玄家の名は不要であると言われた為、養子としての立場も失い、唯一残されたのが香月を守ることだけだった為、香月には過保護になりつつある。

■香月の侍女、侍従、宦官たち
□王　雲嵐　ワン　ウンラン
香月の幼馴染　侍従
後に宦官となり、香月に仕えた

□王　雲婷　ワン　ユンティン
香月の乳母。雲嵐の母。香月の後宮入りの際、侍女頭としてともに後宮入りをすることになった。

□呂　梓晴　リュウ　ヅーチン
香月の侍女　25歳
香月が幼い頃から仕えている。

□呂　明明　リュウ　メイメイ
香月の侍女　22歳
梓晴の妹。密偵任務を得意としている武人。口数は少ないが、香月に対する忠誠心が強い

□孫　小鈴　スン　シャオリン
香月の侍女　１３歳
後宮妃に推薦するという甘い言葉に乗せられ、香月を裏切った。

■その他
□黄　藍洙　ホァン　ランズ
昭媛。九嬪の中で三番目に位が高く、賢妃にならばなれるのではないかと企んでいた。

□馮　雹華　フゥ　ヒョウカ
充媛。九嬪の中でもっとも位が低いものの、父親の馮礼部の指示の元、黄昭媛を利用していた。仙術の才はなかったものの、呪術の心得がある。

□羅　可馨　ルオ　クゥシン
昭儀。九嬪の中でもっとも位が高い。父親は羅宰相。

□柳　陽紗　リーウ　ヨウシャー
昭媛付きの侍女。