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第1章 初恋の彼は、私の運命の人じゃなかった
Ep.32 すれ違う想い
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「あぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
「えっ!!?」
「おや?」
突然背後から聞こえた叫びにびっくりして振り向くと、両手でも抱えきれないくらいの大きな花束を持ったマークスさんが居た。何でこんな朝っぱらから家に……?と不思議に思う私を他所に、肩をワナワナと震わせたマークスさんが花束を地面に叩きつける。衝撃で、色取り取りの花弁が辺りに散らばった。
「サフィール!所詮は私の補佐でしかない分際でセレスティア様の髪に口づけなどと何と身の程知らずな真似をするのですか!今すぐ離れなさい!!!」
「おっと。いけませんねぇ所長、花を粗末にしては。これくらいただのご挨拶ではありませんか」
「キィィィィッ!白々しい!だからお前は初めから気に入らなかったのです!」
私とサフィールさんの間に駆け込んできたマークス所長がダンダンと激しく地団駄を踏む度に散らばった花弁が踏みつけられていくことに心が痛む。普通朝っぱらから人のお家の前でこんな馬鹿みたいな騒ぎ方する?本当に、いい大人の男性がすることじゃない。
ほとほと呆れていると、同じく呆れた顔でマークスさんを見ているサフィールさんと目が合った。眼鏡の奥の瞳が、『ハッキリ言うなら今ですよ』と言っている。
そうだ、いい加減私もしっかりしなくちゃ。
「マークスさん!」
「はいっ、なんですかセレスティア様!!ああすみません、せっかく手土産にお持ちした花をうっかり駄目にしてしまいました!すぐに買い直して参りましょう!!」
「いいえ、お花は結構です」
キッパリと断ると、マークスさんは一回きょとんとしてからポンと手を打った。
「失礼しました!花はお好きでないですか?ではお菓子に致しましょうか、それとも宝石?あぁ、ドレスでも良いですねぇ、純白の!」
『指輪も新しい物を作りましょう!』と満面の笑みで言うその様子にゾッとする。あまりの話の通じなさに目眩がしてきた。
(いや、諦めちゃ駄目だ。いい加減ハッキリ断らなきゃ!)
意を決してキッと顔を上げる。後ろで誰かが落ちている小枝を踏んだようなパキッと言う音がしたけど、気にもならなかった。
ついに式場はどうしようかなんて言い出したマークスさんの正面に立って思いっきり息を吸う。
「いい加減にしなさーいっ!!!」
「ーっ!?せ、セレスティア様!?急にどうして……あぁ!照れ隠しですか……「そんなわけないでしょ!?」ーっ!?」
「この際ハッキリ言いますけど!私には幼い頃からずっとずっとお慕いしている人が居るので、どんなに贈り物を頂こうがマークスさんのお気持ちには答えられません!!!」
「なっ……!」
ひと息に言い切ると、マークスさんはその場でガックリと崩れ落ちた。その直後、ゴトリと重たい何かを落としたような物音がして振り返る。
そして、ザァッと血の気が引いた。
「がっ、ガイア……!」
嘘、今の聞かれた……!?
どこか呆然としてるように見える彼の足元には、鞘に収まったままの剣が転がっていた。さっきのは彼がこれを落とした音だったらしい。
「……っ、すまない。騒ぎが聞こえたから危険なようなら追い払わないとと思って来ただけで、盗み聞くつもりは無かったんだが……ごめん!」
「あっ!ガイア待って!!すみませんマークスさん、サフィールさん、失礼します!」
いたたまれなくなったのか踵を返したガイアを追って、私も屋敷に駆け込んだ。
「ガイア、待って。ねぇ、待ってったら!!」
いくら呼んでも完全無視で早足に廊下を進んでいくガイアの腕にしがみつく。ようやく足を止めたガイアと視線が重なった。
「……今まで悪かったな」
「え……?」
唐突な彼の謝罪に首を捻る間もなく、ガイアが自嘲気味な笑みを浮かべる。
「さっき言ってただろ?慕っている男が居ると。お前も年頃の令嬢だ、本来なら既に嫁いでいてもおかしくない歳だ。それなのに、屋敷に赤の他人の俺が居候していたせいでその男との縁談も進めるに進められなくて困っていたんじゃないか?」
「……!それは違っ……!」
トンと唇に触れたガイアの指先に言葉を遮られる。つい押し黙ってしまったけど、彼の謝罪は全くの検討違いだ。だって、私がずっと想い続けているその人は他ならないガイア自身なのだから。
でも、それは言えない。だって『好き』なんて伝えたら、きっともう……。
(今までの距離には、戻れない)
「……ほら見ろ、やっぱり困ってたんだろう。お前や屋敷の皆の優しさに甘んじて一年近くも長居して、本当に悪かったよ」
『でも、もう出ていくから』と、静かな廊下に響いた声に思考が止まる。
「今、何て……?」
「先日行ったお祖父様の屋敷は、俺が成人するまではナターリエお嬢様の……つまり、公爵家の持ち物ってことになっているんだが、俺も来年成人だろ?今朝、俺にその意思があるなら今年からでも屋敷に住んで構わないと王都から書状が届いたんだ。数日中には出ていく、だから……」
『幸せになると良い』と優しすぎる声音で言われて唖然となった。あぁぁぁぁ、どんどんおかしな誤解が拗れてく……!
「ごっ、誤解だよ!私誰かと結婚なんて考えたこともないし、ガイアが出ていく必要なんてないわ!」
「気を使ってくれなくて良い、もう決めた事だ」
「だから、なんでそんな大切なこと相談も無しに決めちゃうの!?全部誤解だって言ってるじゃん!!私が好きなのは……っ「止めろ、聞きたくない!!」きゃっ!」
勢いで口から飛び出しそうになった告白を鋭い声音で遮切られたかと思うと、一瞬で手首を掴まれ壁に追い込まれた。押さえ込まれた手首に鈍い痛みが走る。
「痛っ……!」
「ーっ!……っ、ごめん。でも頼むからその気がないならこれ以上優しくしないでくれ、耐えられないんだ……!」
思わず呟いた私の声にハッとなったのか、すぐに拘束は解かれた。背中を向けられたせいで、消え入りそうな声でそう言ったガイアがどんな表情をしてるかはわからなかった。
「ガイア、私……」
「あれ?姉上もガイアさんも、帰ってたんですか?」
気まずい沈黙の中、少し先でリビングの扉が開く。隙間から顔を出してこちらを覗いたソレイユが不思議そうな表情で聞いてきた。
「あぁ、今しがたな。とにかく、明日の再調査で屋敷の安全が証明され次第俺は出ていくから。それじゃあ」
「……っ!ガイア、待って……!」
「は?え、ちょっ、ガイアさん、朝御飯は!?」
「要らない、……食欲ないから」
ソレイユの声に淡々とそれだけ返したガイアの部屋の扉がバタンと閉まる。その音に、ハッキリと拒絶されたことを悟った。今はきっと何を言っても拒否されるだけだ。
「あ、姉上……、大丈夫ですか?」
「ーっ!うん、大丈夫だよ。いつかサヨナラの日が来るのは、覚悟してたから。さ、遅くなってごめんね、朝御飯にしよっか!」
張り付けた笑みで答えながら、自分にそう言い聞かせる。
そう、元々たった一年間の付き合いだと、わかってた。覚悟もしていた……筈だった。
それでも、こんなのは急すぎるよ……!
(明日、ちゃんともう一度ガイアと話してみよう……!それでも、駄目ならせめて)
『初めて出会ったあの日から、大好きでした』と伝えたい。
彼から貰ったリボンを握りしめながら、こっそりとそう決意した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
きっぱりハッキリとフラれた後、ガイアを追いかけてセレンが立ち去ってから一時間、マークスはサフィールに閉じ込められた宿舎の自室で愕然とベッドに倒れ込んでいた。
「あり得ない……、あり得ません。彼女に他の想い人が居るだなんて。絶対に認めない、認められていい筈がない。やはり、あの忌み子が彼女の隣に居るのがいけないのですね……?ならば見ていなさい、その仮初の絆、明日必ず断ち切ってご覧にいれましょう……!」
懐からナターリエに渡された小袋を握りしめて笑う、マークスの企みに気づくものは居なかった。
~Ep.32 すれ違う想い~
『勝負の日は、明日』
「えっ!!?」
「おや?」
突然背後から聞こえた叫びにびっくりして振り向くと、両手でも抱えきれないくらいの大きな花束を持ったマークスさんが居た。何でこんな朝っぱらから家に……?と不思議に思う私を他所に、肩をワナワナと震わせたマークスさんが花束を地面に叩きつける。衝撃で、色取り取りの花弁が辺りに散らばった。
「サフィール!所詮は私の補佐でしかない分際でセレスティア様の髪に口づけなどと何と身の程知らずな真似をするのですか!今すぐ離れなさい!!!」
「おっと。いけませんねぇ所長、花を粗末にしては。これくらいただのご挨拶ではありませんか」
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私とサフィールさんの間に駆け込んできたマークス所長がダンダンと激しく地団駄を踏む度に散らばった花弁が踏みつけられていくことに心が痛む。普通朝っぱらから人のお家の前でこんな馬鹿みたいな騒ぎ方する?本当に、いい大人の男性がすることじゃない。
ほとほと呆れていると、同じく呆れた顔でマークスさんを見ているサフィールさんと目が合った。眼鏡の奥の瞳が、『ハッキリ言うなら今ですよ』と言っている。
そうだ、いい加減私もしっかりしなくちゃ。
「マークスさん!」
「はいっ、なんですかセレスティア様!!ああすみません、せっかく手土産にお持ちした花をうっかり駄目にしてしまいました!すぐに買い直して参りましょう!!」
「いいえ、お花は結構です」
キッパリと断ると、マークスさんは一回きょとんとしてからポンと手を打った。
「失礼しました!花はお好きでないですか?ではお菓子に致しましょうか、それとも宝石?あぁ、ドレスでも良いですねぇ、純白の!」
『指輪も新しい物を作りましょう!』と満面の笑みで言うその様子にゾッとする。あまりの話の通じなさに目眩がしてきた。
(いや、諦めちゃ駄目だ。いい加減ハッキリ断らなきゃ!)
意を決してキッと顔を上げる。後ろで誰かが落ちている小枝を踏んだようなパキッと言う音がしたけど、気にもならなかった。
ついに式場はどうしようかなんて言い出したマークスさんの正面に立って思いっきり息を吸う。
「いい加減にしなさーいっ!!!」
「ーっ!?せ、セレスティア様!?急にどうして……あぁ!照れ隠しですか……「そんなわけないでしょ!?」ーっ!?」
「この際ハッキリ言いますけど!私には幼い頃からずっとずっとお慕いしている人が居るので、どんなに贈り物を頂こうがマークスさんのお気持ちには答えられません!!!」
「なっ……!」
ひと息に言い切ると、マークスさんはその場でガックリと崩れ落ちた。その直後、ゴトリと重たい何かを落としたような物音がして振り返る。
そして、ザァッと血の気が引いた。
「がっ、ガイア……!」
嘘、今の聞かれた……!?
どこか呆然としてるように見える彼の足元には、鞘に収まったままの剣が転がっていた。さっきのは彼がこれを落とした音だったらしい。
「……っ、すまない。騒ぎが聞こえたから危険なようなら追い払わないとと思って来ただけで、盗み聞くつもりは無かったんだが……ごめん!」
「あっ!ガイア待って!!すみませんマークスさん、サフィールさん、失礼します!」
いたたまれなくなったのか踵を返したガイアを追って、私も屋敷に駆け込んだ。
「ガイア、待って。ねぇ、待ってったら!!」
いくら呼んでも完全無視で早足に廊下を進んでいくガイアの腕にしがみつく。ようやく足を止めたガイアと視線が重なった。
「……今まで悪かったな」
「え……?」
唐突な彼の謝罪に首を捻る間もなく、ガイアが自嘲気味な笑みを浮かべる。
「さっき言ってただろ?慕っている男が居ると。お前も年頃の令嬢だ、本来なら既に嫁いでいてもおかしくない歳だ。それなのに、屋敷に赤の他人の俺が居候していたせいでその男との縁談も進めるに進められなくて困っていたんじゃないか?」
「……!それは違っ……!」
トンと唇に触れたガイアの指先に言葉を遮られる。つい押し黙ってしまったけど、彼の謝罪は全くの検討違いだ。だって、私がずっと想い続けているその人は他ならないガイア自身なのだから。
でも、それは言えない。だって『好き』なんて伝えたら、きっともう……。
(今までの距離には、戻れない)
「……ほら見ろ、やっぱり困ってたんだろう。お前や屋敷の皆の優しさに甘んじて一年近くも長居して、本当に悪かったよ」
『でも、もう出ていくから』と、静かな廊下に響いた声に思考が止まる。
「今、何て……?」
「先日行ったお祖父様の屋敷は、俺が成人するまではナターリエお嬢様の……つまり、公爵家の持ち物ってことになっているんだが、俺も来年成人だろ?今朝、俺にその意思があるなら今年からでも屋敷に住んで構わないと王都から書状が届いたんだ。数日中には出ていく、だから……」
『幸せになると良い』と優しすぎる声音で言われて唖然となった。あぁぁぁぁ、どんどんおかしな誤解が拗れてく……!
「ごっ、誤解だよ!私誰かと結婚なんて考えたこともないし、ガイアが出ていく必要なんてないわ!」
「気を使ってくれなくて良い、もう決めた事だ」
「だから、なんでそんな大切なこと相談も無しに決めちゃうの!?全部誤解だって言ってるじゃん!!私が好きなのは……っ「止めろ、聞きたくない!!」きゃっ!」
勢いで口から飛び出しそうになった告白を鋭い声音で遮切られたかと思うと、一瞬で手首を掴まれ壁に追い込まれた。押さえ込まれた手首に鈍い痛みが走る。
「痛っ……!」
「ーっ!……っ、ごめん。でも頼むからその気がないならこれ以上優しくしないでくれ、耐えられないんだ……!」
思わず呟いた私の声にハッとなったのか、すぐに拘束は解かれた。背中を向けられたせいで、消え入りそうな声でそう言ったガイアがどんな表情をしてるかはわからなかった。
「ガイア、私……」
「あれ?姉上もガイアさんも、帰ってたんですか?」
気まずい沈黙の中、少し先でリビングの扉が開く。隙間から顔を出してこちらを覗いたソレイユが不思議そうな表情で聞いてきた。
「あぁ、今しがたな。とにかく、明日の再調査で屋敷の安全が証明され次第俺は出ていくから。それじゃあ」
「……っ!ガイア、待って……!」
「は?え、ちょっ、ガイアさん、朝御飯は!?」
「要らない、……食欲ないから」
ソレイユの声に淡々とそれだけ返したガイアの部屋の扉がバタンと閉まる。その音に、ハッキリと拒絶されたことを悟った。今はきっと何を言っても拒否されるだけだ。
「あ、姉上……、大丈夫ですか?」
「ーっ!うん、大丈夫だよ。いつかサヨナラの日が来るのは、覚悟してたから。さ、遅くなってごめんね、朝御飯にしよっか!」
張り付けた笑みで答えながら、自分にそう言い聞かせる。
そう、元々たった一年間の付き合いだと、わかってた。覚悟もしていた……筈だった。
それでも、こんなのは急すぎるよ……!
(明日、ちゃんともう一度ガイアと話してみよう……!それでも、駄目ならせめて)
『初めて出会ったあの日から、大好きでした』と伝えたい。
彼から貰ったリボンを握りしめながら、こっそりとそう決意した。
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きっぱりハッキリとフラれた後、ガイアを追いかけてセレンが立ち去ってから一時間、マークスはサフィールに閉じ込められた宿舎の自室で愕然とベッドに倒れ込んでいた。
「あり得ない……、あり得ません。彼女に他の想い人が居るだなんて。絶対に認めない、認められていい筈がない。やはり、あの忌み子が彼女の隣に居るのがいけないのですね……?ならば見ていなさい、その仮初の絆、明日必ず断ち切ってご覧にいれましょう……!」
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