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しおりを挟む朝目が覚めると、あんなに汗かいたのにすっきりしていて、お腹についていたものもなくなっていた。
セドに抱きしめられたままベッドに入っていたようで逞しい腕と綺麗な顔が目に入る。
昨日のことを思い出し顔が真っ赤になる。僕、僕っ、、、あぁ、、、もうセドの顔見られないっ、、
「なに1人でモジモジしてんの?」
「わっ!セドっ!」
「昨日は可愛かったよ。ルイ、2週間の間覚悟しててよ?」
「か、覚悟?」
「そ。僕にいっぱい愛される覚悟。」
「ま、待って、、昨日したやついっぱいするの?」
あんなの毎日したらおかしくなっちゃう。
「毎日はしないよ。ちょっとはしたいけど。僕は、ルイにたくさん触れたいよ?ルイは?」
「えっ、、と、、僕は、、その、、キスは好き!!でも昨日のは、頭真っ白になった!」
「じゃあ、頭真っ白にならないようになるまでする?」
「ゃ、そ、それは!」
「ふはっ!冗談だよ。2週間の間、僕と、いっぱい過ごして?公務も少なくしてもらったんだ。だから、お願い。ルイがそばにいないことが不安でたまらないから。今のうちにたくさんルイを堪能させてよ。」
セド、、、。そんな風に思ってくれるなんて嬉しいっ。
さっきまであんなに意地悪な表情だったのに、今は寂しくて仕方ないなんて顔してて僕はそれに絆されてなんでも言うこと聞いちゃいそうになってしまう。
「セド、大好き!!」
「わっ!急に飛び込んでくるなんてどうしたの?」
「セドが大好きなのが溢れたの!!」
「嬉しいこと言うね。僕も大好き。世界で1番愛してる。」
「うん!!!僕、セドの横に堂々と立てるようになってみせるからね!」
「今でも十分だけどね。でも、ルイが僕の目指す世界中の平和に力を貸してくれるなら、これほど心強いことはないよ。」
セドは今関係が薄い国々とも友好関係を結ぶ意思を持っている。ルーチェやスカナのように国内で国民が涙を流すようなことが起こっていたら他国が参入できるほどの関係が目標なんだって。争いや制裁ではない形での参入ができるようにってこれから奮闘するみたい。
「あ、そういえば。」
「ん?なに?」
「マリクが10日ぐらいで帰るって報告が入ったよ。ルイの出発には間に合いそうだね。」
「ほんと!!」
まだ、マリクさんとはゆっくり話すことができていなかったから嬉しい!!
「昨日あんなに僕と触れたのにもう別の男のこと考えるの?僕妬けるんだけど。」
「ぇ?や、焼ける!?燃えるの!!熱い?」
焼けるなんて、そんなことあり得るの?え、魔法使えるからってこと?
嫌だ!!セドが焼けちゃうなんて嫌!!
「あ~もう!可愛すぎる!!何その勘違い!!妬けるってのはね、嫉妬するってことだよ。嫉妬の意味はわかる?」
「うん、、分かる。僕に嫉妬してくれるの?」
「うん、いっつもしてる。僕以外と話してほしくないとか、僕以外に笑わないでとか、、、。ごめんね、こんなに独占欲強いのが恋人で。」
セドがそんな風に思ってたの?
僕も、僕だってセドのキスした時の顔とか他の人に見られるの嫌だって思うよ!
「僕も思うよ!僕以外とキスしないで!って思ってる!!」
「ばか、ルイとルカ以外とキスなんて絶対にしないよ。」
「ほんと?嬉しいっ!!!」
良かった!!僕以外とキスしないって!!!
「ルイ、僕耐えられるかな。ルイがいないのに耐えられるのかなあ。きっと毎日毎日心配で仕方なくなるよ。」
「僕も、不安だよ?毎日セドと一緒にいて、セドにたくさん幸せもらったから。でも僕、セドが自由にしてくれたから今自分で歩き始めることができるんだ。」
「そうだね、ごめん。弱気になってた。僕も、ルイが帰ってくるまでに立派な王太子になる。誰よりも立派な。ルイが惚れ直すくらい。」
僕はもう、自分でも気持ちに抑えが効かないくらいにはセドのこと大好きだよ。これ以上惚れ直したら僕どうなるんだろう。でも、きっとセドとならなんでも楽しい。
「あ!ルイ、今週末の誕生日楽しみにしててね?とっておきがあるんだ。」
とっておき?
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