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第百九十七話 門番達の混乱
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まさか大罪なんていう存在が実在すると思ってもいなかったし、それが目の前に現れると思わなかった。
何より、あの技が使えると思わなかった。
あの技は人間には再現不可能な技として月影一心流の伝承上の最終奥義でほぼ伝説の技だった。
…多分身体強化等を重ねられるこの世界だからこそ再現が可能なのだろう。 他に再現が可能だとすればなんか異常な存在だろうな。
「さてと、テイルよ。 転移で陛下に報告に行くぞ。 ちゃんと着いて行ってやるからの。 テイルが一人で大罪の『強欲』 を討ち倒したと」
「何言ってるんですかぁ? 皆で力を合わせて苦戦の果てに倒したんですよ! いやぁ大変でした!」
「馬鹿者。 嘘付くんじゃったらお前のケツに戦略級魔法でも打ち込むとするかの?」
「いや、勘弁してくださいよ。 防御しますけど」
「なら、言い訳せん事じゃ。 した所で最早…陛下達は信用してくれんぞ」
えぇ…。 そんな事ありますか?
まぁ、転移しますよ。
王城の前に転移する。
俺とマーリン様だけで。
「門番さん…報告があって陛下にお目通り願いたいのですが…」
「ま…! マーガレット卿! これが噂の転移ですか! 報告ですか…?」
「はい…」
「良い。 ワシが言おう。 テイルがまたやらかした。 今度はあの大罪の一、『強欲』 エンシェントオーガのネームドを単騎討伐した」
「…へ? えええええええええええええ!!!!!????」
そうですよね。 そうなりますよね。
二人居た門番の内の一人は全速力で王城の方へと走って行き一人は詳しくマーリン様から話を聞いてる。
そして、交代の人の居る所まで声が聞こえていたらしく。
皆覗いており、ひそひそと…。 「エンシェントオーガ…」 とか 「大罪…」 とか 「単騎討伐…」 とか聞こえてくる。
ばっちり聞こえてる。
そうしていると先ほど走って行った門番さんがこちらに向かって走ってきた。
「き…緊急で謁見を開くそうです! 今現在王都に滞在している貴族を全員招集するので少しだけ時間を貰いたい、専用の客間で待って欲しいとの事でした。 ちなみに…マーガレット卿には専用の客間が作られています」
なんで!!!
「あ、ありがとうございます」
「よかったじゃないかテイル!」
そして門番さんの後ろから比較的若くてワイルドな感じのイケメンな執事が出て来た。
イケメンはちょっと一旦爆発して頂きたい。
「ではマーガレット卿、賢者マーリン様。 私に着いて来て下さいませ」
コツコツと歩いていく。
あれ、俺そう言えば正装じゃないけど良いのかな?
「あの…俺正装じゃないんですけど…」
「もちろんご用意してあります」
「え? なんでサイズ知ってるの!?」
「一見すればサイズが分かる…その程度うちの侍女達は出来て当然です」
侍女がやってるんかい!!!
怖いわ。 ここの侍女有能過ぎる!!!
「そうなんですね。 ちょっと…あの…すごいですね」
「お褒めに預かり光栄です。 今度直接お言葉を掛けてあげて下さい。 喜ぶと思います」
「は、はい」
「わ、ワシは素直に恐ろしいと思ったがな」
執事さんは苦笑いをした。 そうなるよね。
だがその苦笑いもイケメンなのがまたなんとも。
お腹空いたなぁ。
「調理場って借りれないですか?」
「調理場ですか…? 言って下さればすぐに作らせますが」
「いや、多分俺にしか作れないし、俺しか材料今持ってないので…」
ギロリ…と、執事さん? 俺を見る目が一気に怖くなりましたよ?
何より、あの技が使えると思わなかった。
あの技は人間には再現不可能な技として月影一心流の伝承上の最終奥義でほぼ伝説の技だった。
…多分身体強化等を重ねられるこの世界だからこそ再現が可能なのだろう。 他に再現が可能だとすればなんか異常な存在だろうな。
「さてと、テイルよ。 転移で陛下に報告に行くぞ。 ちゃんと着いて行ってやるからの。 テイルが一人で大罪の『強欲』 を討ち倒したと」
「何言ってるんですかぁ? 皆で力を合わせて苦戦の果てに倒したんですよ! いやぁ大変でした!」
「馬鹿者。 嘘付くんじゃったらお前のケツに戦略級魔法でも打ち込むとするかの?」
「いや、勘弁してくださいよ。 防御しますけど」
「なら、言い訳せん事じゃ。 した所で最早…陛下達は信用してくれんぞ」
えぇ…。 そんな事ありますか?
まぁ、転移しますよ。
王城の前に転移する。
俺とマーリン様だけで。
「門番さん…報告があって陛下にお目通り願いたいのですが…」
「ま…! マーガレット卿! これが噂の転移ですか! 報告ですか…?」
「はい…」
「良い。 ワシが言おう。 テイルがまたやらかした。 今度はあの大罪の一、『強欲』 エンシェントオーガのネームドを単騎討伐した」
「…へ? えええええええええええええ!!!!!????」
そうですよね。 そうなりますよね。
二人居た門番の内の一人は全速力で王城の方へと走って行き一人は詳しくマーリン様から話を聞いてる。
そして、交代の人の居る所まで声が聞こえていたらしく。
皆覗いており、ひそひそと…。 「エンシェントオーガ…」 とか 「大罪…」 とか 「単騎討伐…」 とか聞こえてくる。
ばっちり聞こえてる。
そうしていると先ほど走って行った門番さんがこちらに向かって走ってきた。
「き…緊急で謁見を開くそうです! 今現在王都に滞在している貴族を全員招集するので少しだけ時間を貰いたい、専用の客間で待って欲しいとの事でした。 ちなみに…マーガレット卿には専用の客間が作られています」
なんで!!!
「あ、ありがとうございます」
「よかったじゃないかテイル!」
そして門番さんの後ろから比較的若くてワイルドな感じのイケメンな執事が出て来た。
イケメンはちょっと一旦爆発して頂きたい。
「ではマーガレット卿、賢者マーリン様。 私に着いて来て下さいませ」
コツコツと歩いていく。
あれ、俺そう言えば正装じゃないけど良いのかな?
「あの…俺正装じゃないんですけど…」
「もちろんご用意してあります」
「え? なんでサイズ知ってるの!?」
「一見すればサイズが分かる…その程度うちの侍女達は出来て当然です」
侍女がやってるんかい!!!
怖いわ。 ここの侍女有能過ぎる!!!
「そうなんですね。 ちょっと…あの…すごいですね」
「お褒めに預かり光栄です。 今度直接お言葉を掛けてあげて下さい。 喜ぶと思います」
「は、はい」
「わ、ワシは素直に恐ろしいと思ったがな」
執事さんは苦笑いをした。 そうなるよね。
だがその苦笑いもイケメンなのがまたなんとも。
お腹空いたなぁ。
「調理場って借りれないですか?」
「調理場ですか…? 言って下さればすぐに作らせますが」
「いや、多分俺にしか作れないし、俺しか材料今持ってないので…」
ギロリ…と、執事さん? 俺を見る目が一気に怖くなりましたよ?
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