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第百三話 女の策略
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陛下との面会も終わりマーリン様と合流する。
「どうじゃた、陛下は?」
「女を押し付けてきます。 怖いです」
どういうことだかさっぱりわからんと言う顔をしていた。 良いんだそのまま穢れ無き老人で居てくれ。
と思った矢先、その幻想は完璧に破壊された。
「もっと娶ってしまえばよかろう! 貴族になったんじゃからな!」
わざと大きい声で言ってくる。 兵さん困ってるよ?
「あぁ、そうだ…もうじき学院が丁度休みの時期に入るから領地の視察に行きたいですかね。 その前に魔王の対処ですけど」
「うむ、とりあえずは力を貸せるのは三賢者のみとなった。 英雄達やドーラ様は魔神王が介入してこん様にてを打つとか。 実に頼もしいわい」
なりふり構わなくなったら直接魔神王が介入してくる恐れもあるのだ、それを懸念しての戦力分担。
あとは俺を信じている…という事だろうか。
「テイル君! 私達も魔王討伐連れて行ってくださいまし!」
そこに居たのはマキナ、マリア、エメリー、ナナ、そしてメイカだ。
何故居るのかと聞くまでもメイカが口を開く。
「城に向かわれた際、なにかあると思い皆さんをお連れした次第です。 旦那様」
不穏な言葉が最後に付いていたけど何かな?
「旦那様?」
「えぇ、貴族になられたのですから、仕える者として呼び方を変えねば…親方様とかの方が良かったですか?」
「いやいや、メイカ…今まで通り名前で呼びなさい。 命令だよ。 敬称はつけても良い」
「畏まりましたテイル様、これからはマルディン家ではなく、テイル様自身にのみ忠誠を尽くす所存」
カチカチの騎士に育てて来たの誰だぁ! あの遠征依頼めちゃくちゃメイカが騎士らしくなったんですけど!
「わかった。 でも、君は俺の数少ない大切な人なんだ。 それは忘れないでほしい」
とても爽やかに笑顔を作りメイカの方を向く。 だめだ。 なんかやっちゃったみたいだ…女性陣が顔を真っ赤にしている。
友人って意味で言ったんだけどな…。
「あ、ありがとうござまひゅ!!!」
あ、噛んだな。
「わはは! 噛みましたなメイカ嬢」
盛大に笑うマーリン様にメイカの驚くべき速さの肘鉄が入った。
いや、怖いわ。
「それに、君達も大切なんだ。 死地になるかもしれない所になんて連れて行けない」
「…大切。 なら猶更行かせて頂きますわ。 私たちは貴方が大好きなんです。 一人で死なせなんてしませんわ」
女性陣一同が頷いた。
俺は助けを求める様にマーリン様の方を見るとまだ肘鉄で沈んでいた。
素の状態だと打撃耐性低すぎない?
「はぁ、分かったよ。 でも、俺より前に出ない、俺か三賢者の指示に従う。 危険を感じたら何を置いても逃げること。 これを約束出来るなら連れて行くよ」
皆の顔に笑みが溢れる。 余程英雄譚に憧れていたのか。
マーリン様は気付いたら涼しい顔をして立っていた。
「ありがとうございます。 ですが、私、マキナ・フォン・クリスエルと、ナナ・シャンティマ、サリィ・エル・アストレアは何があっても逃げませんわ。 テイル君の妻ですもの」
何故そのことを知っている!?
俺の背後から近寄る一つの反応。
「そうですわ。 私が鳩を飛ばして、この子達に教えましたの。 お父様…いえ、国王陛下からはその三人は嫁にすると私も聞いたのでね」
「まだ表向きには婚約なんだからそんな言っちゃいけませんよ姫?」
悪戯に微笑みながら人差し指でサリィの唇をメッっとする。
あからさまに顔を真っ赤にし今にも倒れそうになっている。
「ま、わかったよ。 逃げなくてもいいから自分の命は最優先で」
「はい!」
とりあえずの妥協案で…。
さて、魔王の居城探し出しますか。
「どうじゃた、陛下は?」
「女を押し付けてきます。 怖いです」
どういうことだかさっぱりわからんと言う顔をしていた。 良いんだそのまま穢れ無き老人で居てくれ。
と思った矢先、その幻想は完璧に破壊された。
「もっと娶ってしまえばよかろう! 貴族になったんじゃからな!」
わざと大きい声で言ってくる。 兵さん困ってるよ?
「あぁ、そうだ…もうじき学院が丁度休みの時期に入るから領地の視察に行きたいですかね。 その前に魔王の対処ですけど」
「うむ、とりあえずは力を貸せるのは三賢者のみとなった。 英雄達やドーラ様は魔神王が介入してこん様にてを打つとか。 実に頼もしいわい」
なりふり構わなくなったら直接魔神王が介入してくる恐れもあるのだ、それを懸念しての戦力分担。
あとは俺を信じている…という事だろうか。
「テイル君! 私達も魔王討伐連れて行ってくださいまし!」
そこに居たのはマキナ、マリア、エメリー、ナナ、そしてメイカだ。
何故居るのかと聞くまでもメイカが口を開く。
「城に向かわれた際、なにかあると思い皆さんをお連れした次第です。 旦那様」
不穏な言葉が最後に付いていたけど何かな?
「旦那様?」
「えぇ、貴族になられたのですから、仕える者として呼び方を変えねば…親方様とかの方が良かったですか?」
「いやいや、メイカ…今まで通り名前で呼びなさい。 命令だよ。 敬称はつけても良い」
「畏まりましたテイル様、これからはマルディン家ではなく、テイル様自身にのみ忠誠を尽くす所存」
カチカチの騎士に育てて来たの誰だぁ! あの遠征依頼めちゃくちゃメイカが騎士らしくなったんですけど!
「わかった。 でも、君は俺の数少ない大切な人なんだ。 それは忘れないでほしい」
とても爽やかに笑顔を作りメイカの方を向く。 だめだ。 なんかやっちゃったみたいだ…女性陣が顔を真っ赤にしている。
友人って意味で言ったんだけどな…。
「あ、ありがとうござまひゅ!!!」
あ、噛んだな。
「わはは! 噛みましたなメイカ嬢」
盛大に笑うマーリン様にメイカの驚くべき速さの肘鉄が入った。
いや、怖いわ。
「それに、君達も大切なんだ。 死地になるかもしれない所になんて連れて行けない」
「…大切。 なら猶更行かせて頂きますわ。 私たちは貴方が大好きなんです。 一人で死なせなんてしませんわ」
女性陣一同が頷いた。
俺は助けを求める様にマーリン様の方を見るとまだ肘鉄で沈んでいた。
素の状態だと打撃耐性低すぎない?
「はぁ、分かったよ。 でも、俺より前に出ない、俺か三賢者の指示に従う。 危険を感じたら何を置いても逃げること。 これを約束出来るなら連れて行くよ」
皆の顔に笑みが溢れる。 余程英雄譚に憧れていたのか。
マーリン様は気付いたら涼しい顔をして立っていた。
「ありがとうございます。 ですが、私、マキナ・フォン・クリスエルと、ナナ・シャンティマ、サリィ・エル・アストレアは何があっても逃げませんわ。 テイル君の妻ですもの」
何故そのことを知っている!?
俺の背後から近寄る一つの反応。
「そうですわ。 私が鳩を飛ばして、この子達に教えましたの。 お父様…いえ、国王陛下からはその三人は嫁にすると私も聞いたのでね」
「まだ表向きには婚約なんだからそんな言っちゃいけませんよ姫?」
悪戯に微笑みながら人差し指でサリィの唇をメッっとする。
あからさまに顔を真っ赤にし今にも倒れそうになっている。
「ま、わかったよ。 逃げなくてもいいから自分の命は最優先で」
「はい!」
とりあえずの妥協案で…。
さて、魔王の居城探し出しますか。
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