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二人の明日 10
しおりを挟む美和の家の最寄り駅に着いた。
二人で駅前のスーパーに入る。
「何食べたい?」
「うーん…チャーハンとか…できる?」
チャーハンだったら家にある食材で出来たんだけど…。
「できるよ。他には?」
「ハンバーグかな…」
昼ご飯は私が作るんだよね?晩御飯もだろうか…?
ていうか、一ノ瀬くん、我が家に泊まるんだろうか…?
お昼ご飯と晩ごはん、明日の朝食にも使えそうな食材をカゴに入れていく。
スーパーでのお代は彼が払ってくれた。
エコバッグに食材を詰めてカゴを片付けている間にエコバッグは彼の手にあった。
家までの道を並んで歩いて、美和はしみじみと幸せを噛み締めていた。
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