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き、緊張したーーー!!
礼を言った後、ユラの顔を見れないまま猛ダッシュで裏庭の日陰になってる場所に逃げ、蹲った
両手を頭に当て勢い良く頭を振る
僕が礼を言った後、ユラはどんな顔をしていたのか分からない。
初対面の挨拶の時酷いことを言ったから、怪しんでいるかもしれない
この後、ユラの顔をまともに見れるか心配だよ!!
何で最初にあんなこと言っちゃったかな!!
「二ー」
また後悔が振り出しに戻り、両手を地面につき落ち込んでると、何処からかガサガサと草をかき分ける音と共に小さい声が聞こえて来た
「二ー、二ー」
音の方を振り向くと、黒いふわふわで小さい狼と猫を足したみたいなのがいた
「え、ちょ、え?」
その子は僕に駆け寄ってきて腕に頬擦りをする
「か、かわいいーー」
何このふわふわ!黒いクリっとした丸い目、少し大きめの三角の耳、濡れてる小さい鼻、両目の横には銀色のラインが入っている
指を口の前に出すと、ザラザラした舌で舐めたり吸ったりしてくる
何これ何これ何この可愛い生き物は!!見ているだけで、心臓が鷲掴みされたようだ
暫くこの可愛い生き物の口に指を入れて震えながら悶えていた。これが萌えキュンと言うやつなのか
「君、どこから来たの?」
落ち着いて我に返ってきた頃尋ねてみたが、首を傾げられた
そりゃ、人間の言葉が分かるわけないか。
小さいけど魔獣だろう。
国の周りは強固で見えない防壁が張っていて、簡単に魔獣は入ってこれないはず。
なら、誰かの使い魔かな?それだったら、主人がこの子を探しているだろう
折角出会ったのに、寂しいけどこの子も主人の所に帰りたいよね。裏門の方から来たって事は、城下町から来たのかな
「よしっ!君のご主人様を探しに行こう!」
この子を両腕で抱えて裏門の方に向かった
門に向かいながら、名前が分からなく不便だと思い、ニィちゃんと仮名を付けた
*******
さりげなく2話投稿です。
礼を言った後、ユラの顔を見れないまま猛ダッシュで裏庭の日陰になってる場所に逃げ、蹲った
両手を頭に当て勢い良く頭を振る
僕が礼を言った後、ユラはどんな顔をしていたのか分からない。
初対面の挨拶の時酷いことを言ったから、怪しんでいるかもしれない
この後、ユラの顔をまともに見れるか心配だよ!!
何で最初にあんなこと言っちゃったかな!!
「二ー」
また後悔が振り出しに戻り、両手を地面につき落ち込んでると、何処からかガサガサと草をかき分ける音と共に小さい声が聞こえて来た
「二ー、二ー」
音の方を振り向くと、黒いふわふわで小さい狼と猫を足したみたいなのがいた
「え、ちょ、え?」
その子は僕に駆け寄ってきて腕に頬擦りをする
「か、かわいいーー」
何このふわふわ!黒いクリっとした丸い目、少し大きめの三角の耳、濡れてる小さい鼻、両目の横には銀色のラインが入っている
指を口の前に出すと、ザラザラした舌で舐めたり吸ったりしてくる
何これ何これ何この可愛い生き物は!!見ているだけで、心臓が鷲掴みされたようだ
暫くこの可愛い生き物の口に指を入れて震えながら悶えていた。これが萌えキュンと言うやつなのか
「君、どこから来たの?」
落ち着いて我に返ってきた頃尋ねてみたが、首を傾げられた
そりゃ、人間の言葉が分かるわけないか。
小さいけど魔獣だろう。
国の周りは強固で見えない防壁が張っていて、簡単に魔獣は入ってこれないはず。
なら、誰かの使い魔かな?それだったら、主人がこの子を探しているだろう
折角出会ったのに、寂しいけどこの子も主人の所に帰りたいよね。裏門の方から来たって事は、城下町から来たのかな
「よしっ!君のご主人様を探しに行こう!」
この子を両腕で抱えて裏門の方に向かった
門に向かいながら、名前が分からなく不便だと思い、ニィちゃんと仮名を付けた
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