転生したら従者になった話

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バイト帰りに交通事故に遭って死んで目が覚めたら赤ん坊になっていた


どうやら俺は、異世界転生を果たしてしまったらしい。
どうしてそんなことが分かったのかと言うと、俺の両親は二人とも男なのと、周りの人間が魔法や剣を当然の様に使っている
また、時が経ちこの世界にも慣れ、文字が読めるようになった3歳から読書を始めた。
本によると精霊やドラゴン、エルフなんかもいると本に書いてあった


俺の国は、アラビアンっぽい衣装を着る国
中に胸までの長さのタンクトップみたいなのを着て、上にトップスを着る。
下は足首で萎む少し広がった布のサルエルみたいなパンツ。
後は、首に布を巻いたり腰に装飾を施したり。
名前は確かパルシェだっけ？


どうやら俺の家系は代々王族に仕えているらしく、兄貴二人は第一第二王子の従者をしている。

俺の生まれる前後には第三王子は産まれていなかったので、将来は冒険者になろうと楽しみにしていた
しかし二年後に第三王子が産まれた。
俺は当然のように落胆し、冒険者の道を諦めた
これで俺の将来は、その第三王子の従者と言うことになる。まあ良いんだけどさ。


従者になるには、当然技術と教養が無いと勤まらないので、父の弟の叔父ソルンさんにシアン様が5歳になる迄ビシバシと鍛えられた。マジで怖かった。立ち方から始まり従者の心得なるものを詰め込まれた。

これじゃあ長生きせんと思った俺は半年間扱きに耐えたが、等々ストレス発散として前世から弾いていたギターを探しに行った。
結果、アコギがありました。
速攻お買い求めし、音色に酔い知れて鍛えられての繰り返しをして早3年


8歳になったら魔力測定が行われるので、両親と教会に行った