チューベローズ

スメラギ

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本編

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 チラリと盗み見ると、予想とは違って義輝の頬が若干、赤く色付いているように見えた。

 「ギャップ萌…ねぇ…」なんて呟いており、俺を見ると頭をワシワシと撫でてくる。いつものように優しく撫でる…わけではなく、優しいのには変わりないけれど、照れ隠しを含んだような少し乱暴?雑?そんな感じの撫で方だった。

 「修兵は今の俺の方が見慣れてるんだっけ?」
 「あ、うん。そう…だけど…」
 「なーんか、含みがある言い方だねぇ…」
 「1つ確認しても良い?怒ったりしない?」
 「怒るかどうかは内容によるかな…答えられる内容なら答えてあげるよ」

 『だから、言ってごらん。』と俺の背中を後押しする…いざ聞くとなると、いろんな・・・・意味で緊張して心臓なんてバックンバックンだけど…意を決して口を開いた。

 「義輝って…俺が普段から見慣れてるソレと…その…ぇ、エッチした時に見せたアレって使い分けてたりするの?」
 「うん。そうだよ。」

 いろんな・・・・意味でビビりながらした質問にあっさりと答えてくれた義輝に拍子抜けした…
 顔色をうかがってはみたが…怒っている様子もない。普通の態度だった。別に隠す気はなかったらしい…

 「ちなみにどっちが本当・・の義輝なの?」という問いかけには意地悪な笑みが返ってきた。

 「そーだねぇ…敢えて言うなら…セックスで理性が飛んだ時の俺が本来の俺…かな…」

 なんて言ってクスクス笑った。イケメンがやると絵になるのがちょっとムカつく…

 「って事は普段は猫被ってるって事?今も?」
 「ん~。ま、そうなるねぇ。こっちの方が優しく見えたりするでしょ?」

 そう言ってニンマリと笑った。
 なるほど…油断させる為か…と1人納得していると、うつ伏せに倒れている俺の上に覆い被さるようにして、噛み跡の辺りに吸い付いてきた。
 思わず漏れた甘ったるい声に恥ずかしくなり、動ける範囲内で暴れると、おかしそうに笑う。
 暴れる俺を簡単に躱すと、俺の頭を撫でながら耳元へ顔を寄せて囁きかけてきた。

 「それとも…こっちが望みか?」

 普段より低めのテノールに腰が砕けた。いや、ベッドにうつ伏せで転がっているから、腰が砕けていても分かりはしないだろう事がせめてもの救いだ…
 しかも、唇で耳朶を軽く食んでいくという追い打ちまでかけられた。
 紋章の辺りもゾワゾワとしたけど…背筋もゾクゾクした。

 「ふふっ…顔、真っ赤だよ?」

 なんて言って笑っているが…赤くならないわけがない…ならない方が可笑しい…

 
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【禁止次項】
●転載、盗作、荒し、中傷、醸し
●他の作品と比べること
**
【注意次項】
●説明文とか下手です。(キャラも時折迷子になります。)
●物語最終話までの構成などは全く考えておりません。(大体グダグダです。)
●全て妄想で書き上げています。(自己満足です。)
●専門的な知識などは皆無です。(ご都合主義です。)
●気がついたら直していますが、誤字やおかしい文章など多数あります。(ごめんなさい。)
●R指定は念のため【R-18→*】
●メンタル弱いです。暖かい目で見てやってください
***

全ては“自己責任”でお読み下さい。


感想 5

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