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本編
46ー義輝Sideー
しおりを挟む「君はとある場所で生活してもらうから。行けば分かるよ。自身の役割もね」
そう言って返事も待たずにパンパンと手を叩くと黒いスーツを身に纏っている体格の良い屈強な男たちが数人入ってきた。そして、劣等種を抱える。この男たちは神無月 崇陽…ビジネスパートナーに手配させた者たちだ。
人間のアルファの頂点である。彼が手配した者たちならば、先ず間違いはない。
俺が手配できるのは高確率で鬼だ。その手配した鬼が凄く弱い鬼であったとしても人間よりは断然強い。
人間も手配できなくはないけれど…強いとか弱いとかは全く分からないし…人間には人間のコネクションがある。ソレを今回は借りた。
崇陽が手配した者たちが多少、強すぎたとしても死にはしないだろう。
弱い鬼でも人間に対して力加減を間違えれば即死レベルだが…今回は人間の中でもソコソコ強い者を借りた。案の定、直ぐに抱えられ手際よく運ばれて行く…
ま、崇陽に関しては俺も手を貸しているのでプラマイゼロ…Win-Winってところだろう…
「それじゃ~、例の場所までよろしくね~」と言って見送った。その付き添いとして海斗が共に出て行く。
残されたのは俺と陽斗に女の3人だけである。
「それで?この女はどうするんだ?」
という陽斗の問に「ビジネスパートナー以外の人間の知り合いにちょうどお誂え向きの者が居てね。ソイツに譲る事にしたよ。その方が徹底的に管理してくれるでしょう?」と言った。
その知り合いに心当たりがあったのだろう陽斗はあからさまに『あちゃー、やっちゃったな』という風な表情を浮かべて女を見ている。
その視線に気づかない女は未だに『ゼェゼェ』と荒い息を繰り返しており、時折、咳き込んでいた。
ソレを横目に件の人物に連絡を取ると、程なくして姿を現した。
現れたのは柔らかい雰囲気に紳士感ある若い見た目をした男性だ。容姿も悪くない。寧ろ、世間一般に言うイケメン…というヤツだろう。
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「義輝さん。コレが連絡の…彼女かな?」
という優しげな声に女が反応した。顔を上げて男を見ると先程までの怯えはどこへやら…
自身の容姿に相当な自信があるらしく、拘束されて転げていた身体を起こすと、縋るように男を見た。
「そーだよ。どう?少し煽てれば本性を表すと思うけど?」という俺の台詞に女はこちらを『キッ』と睨んでくる。俺と共に居るのは危険だと判断したらしく…自分を売り込むのに必死なのは滑稽で笑えた。
目を細めてソレを見た男は頷いて俺を見た。
「ふむ。悪くはないですね。私の番も喜ぶでしょう。」という男の台詞に女は瞬きを数回繰り返した。
まるで自分が番になるのだと思っていたような顔だった。
*
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**
【禁止次項】
●転載、盗作、荒し、中傷、醸し
●他の作品と比べること
**
【注意次項】
●説明文とか下手です。(キャラも時折迷子になります。)
●物語最終話までの構成などは全く考えておりません。(大体グダグダです。)
●全て妄想で書き上げています。(自己満足です。)
●専門的な知識などは皆無です。(ご都合主義です。)
●気がついたら直していますが、誤字やおかしい文章など多数あります。(ごめんなさい。)
●R指定は念のため【R-18→*】
●メンタル弱いです。暖かい目で見てやってください
***
全ては“自己責任”でお読み下さい。
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【禁止次項】
●転載、盗作、荒し、中傷、醸し
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【注意次項】
●説明文とか下手です。(キャラも時折迷子になります。)
●物語最終話までの構成などは全く考えておりません。(大体グダグダです。)
●全て妄想で書き上げています。(自己満足です。)
●専門的な知識などは皆無です。(ご都合主義です。)
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全ては“自己責任”でお読み下さい。
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