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叙爵パーティーも、無事?に終わり翌日になりました。
ベルティンブルグ大公爵邸には、ベルティンブルグ派の貴族の当主の方々が集まっています。
ヴァーリック伯爵卿も本日はここに呼ばれています。
無事に私達の派閥に入りました。
お父様をはじめ、お祖父様のご兄弟と夫人。
オッドリア辺境伯家をはじめ、当主の皆様と数人のご夫人とリーサと私が応接室に集待っています。
「みな、一昨日の昨日と、叙爵を祝ってくれてありがとう。
今日集まってもらったのは、この派閥の長に戻った私からの話と、我が孫娘エルーシアより皆へプレゼントがあるのじゃ」
「まずは、大公爵家の爵位なのだが、これはリカードではなくエルーシアが引く継ぐことにする。
公爵の爵位はファリカが引き継ぐことにする」
「「「おおお!」」」
応接室が騒がしくなりました。
「ここからは、派閥内だけの話じゃ。漏らした物には、それなりの制裁があるので覚悟して聞くように。
エルーシアは来年、王都学園に入学するがそれと同時に、王子二人の婚約者候補になる」
「バルデマー閣下。王子二人しかも婚約者候補というのはなぜなのでしょうか?」
「国王と王妃2人からの依頼じゃ。エルーシアが二人を拒むことは出来るが、王子からは断ることが出来ないようにした。
こちら側のデメリットになることはない。
王族と、ベルティンブルグの仲の良さを周知するためと、エルーシアにへんな虫が付かないようにするためじゃな。
王国内の貴族はもちろん、王国外からちょっかいを出されないようにするためじゃ」
「王国の王妃になるかも知れない者だから、変な気をおこしてエルーシア嬢に手を出すな。という王国の考えなのでしょうか?」
「そうじゃ。特に教国は、『聖女』と呼ばれているエルーシアの存在が邪魔なのである。
帝国もエルーシアを拉致して帝国を豊かにしようと企んでいるようだ」
「みな驚くかも知れないが、エルーシアは実際に誘拐されたのだからな」
「「「「 えええ!!! 」」」」
「リカード閣下。それは本当でございますか?」
「リカード閣下に変わり、申し上げる。
それは、本当の話だ。
わたしと、エルーシアの妹のファリカ嬢が、連れ去られた屋敷まで追いファリカ嬢が見事にエルーシア嬢を救出した」
「レナウド伯。レナウド辺境伯殿が救出したのではなく、ファリカ嬢が救出したのですか?」
「そうですのよ。我が娘が我が娘を救出したのです」
「エルーシア嬢だけでなく、ファリカ嬢もものすごい戦力ですな」
「おほほほ。ベルティンブルグ家は、攻撃魔法は、女性の方が、適性があるのですわ」
「そう言われてみますと、先日、魔物退治に向かわれたのは女性ばかりでしたね」
「ふぅ。お転婆ばかりで大変じゃ」
「あら、あなた(バルデマー)私達はお転婆ではありませんわ。魔法に優れているのですわ」
お祖父様は、お祖母様にキッと睨まれて汗を掻きはじめました。
お祖父様は、汗を手で拭い話を変えました。
「一昨日での叙爵式で、オッドリアが伯爵位から辺境伯に昇格したことだが・・・」
次回へ続く
叙爵パーティーも、無事?に終わり翌日になりました。
ベルティンブルグ大公爵邸には、ベルティンブルグ派の貴族の当主の方々が集まっています。
ヴァーリック伯爵卿も本日はここに呼ばれています。
無事に私達の派閥に入りました。
お父様をはじめ、お祖父様のご兄弟と夫人。
オッドリア辺境伯家をはじめ、当主の皆様と数人のご夫人とリーサと私が応接室に集待っています。
「みな、一昨日の昨日と、叙爵を祝ってくれてありがとう。
今日集まってもらったのは、この派閥の長に戻った私からの話と、我が孫娘エルーシアより皆へプレゼントがあるのじゃ」
「まずは、大公爵家の爵位なのだが、これはリカードではなくエルーシアが引く継ぐことにする。
公爵の爵位はファリカが引き継ぐことにする」
「「「おおお!」」」
応接室が騒がしくなりました。
「ここからは、派閥内だけの話じゃ。漏らした物には、それなりの制裁があるので覚悟して聞くように。
エルーシアは来年、王都学園に入学するがそれと同時に、王子二人の婚約者候補になる」
「バルデマー閣下。王子二人しかも婚約者候補というのはなぜなのでしょうか?」
「国王と王妃2人からの依頼じゃ。エルーシアが二人を拒むことは出来るが、王子からは断ることが出来ないようにした。
こちら側のデメリットになることはない。
王族と、ベルティンブルグの仲の良さを周知するためと、エルーシアにへんな虫が付かないようにするためじゃな。
王国内の貴族はもちろん、王国外からちょっかいを出されないようにするためじゃ」
「王国の王妃になるかも知れない者だから、変な気をおこしてエルーシア嬢に手を出すな。という王国の考えなのでしょうか?」
「そうじゃ。特に教国は、『聖女』と呼ばれているエルーシアの存在が邪魔なのである。
帝国もエルーシアを拉致して帝国を豊かにしようと企んでいるようだ」
「みな驚くかも知れないが、エルーシアは実際に誘拐されたのだからな」
「「「「 えええ!!! 」」」」
「リカード閣下。それは本当でございますか?」
「リカード閣下に変わり、申し上げる。
それは、本当の話だ。
わたしと、エルーシアの妹のファリカ嬢が、連れ去られた屋敷まで追いファリカ嬢が見事にエルーシア嬢を救出した」
「レナウド伯。レナウド辺境伯殿が救出したのではなく、ファリカ嬢が救出したのですか?」
「そうですのよ。我が娘が我が娘を救出したのです」
「エルーシア嬢だけでなく、ファリカ嬢もものすごい戦力ですな」
「おほほほ。ベルティンブルグ家は、攻撃魔法は、女性の方が、適性があるのですわ」
「そう言われてみますと、先日、魔物退治に向かわれたのは女性ばかりでしたね」
「ふぅ。お転婆ばかりで大変じゃ」
「あら、あなた(バルデマー)私達はお転婆ではありませんわ。魔法に優れているのですわ」
お祖父様は、お祖母様にキッと睨まれて汗を掻きはじめました。
お祖父様は、汗を手で拭い話を変えました。
「一昨日での叙爵式で、オッドリアが伯爵位から辺境伯に昇格したことだが・・・」
次回へ続く
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