聖女の紋章 転生?少女は女神の加護と前世の知識で無双する わたしは聖女ではありません。公爵令嬢です!

幸之丞

文字の大きさ
24 / 351

23

しおりを挟む
23

あれから私はお母様の後をついて歩いています。

私がついて歩いているので、プルプルもポヨポヨも後をついて歩きます。
まるでカルガモの親子のようです。

そんな私をみてお母様は、怒ることなく、抱っこして撫で撫でしてくれます。
いとこのリーサとライナーは、私に近づいて一緒に遊びたいのでしょうが、私がお母様にべったりなので近づかずに遠巻きに見ているだけです。
(この子達は空気読めるのね。何処かの息子とその父親と大違い!)

夕御飯が近くなった頃、メリアが私に近づいてきました。
「エルーシア様。アルーシャ様にべったり駄目!夜会の準備 大詰め エルーシア様のせい 遅れた言われたくない?」

た たしかにメリアの言う通りです。
私は、それを聞いてメリアと手を繋ぎました。
メリアはニコッとして、私を連れて、リーサとライナーの元へ連れて行ってくれました。

「ライナー様、リーサ様。エルーシア様 おままごと。
お嬢様 仲良くなる おままごと 一番!」

そうすると、ライナーが

「おままごとか! よし。それでは私がお父さん役で良いか? メリアはお母さん役で、リーサとエルーシアちゃんは姉妹役でどうだろうか?」

女の子の遊びなのに、ライナーは乗り気ですね。
ふふふ。これも空気をよんでいるのでしょうか?


「「「うん。 いいよ」」」

3人の女の子はライナーの言う通りがいいとお返事をしました。

(リーサと姉妹って・・・ 本当は双子だから役ってかんじじゃないな・・・)

リーサはわたし(エルーシア)の手をとり

「エルちゃん。最初はわたしがおねえちゃんでいい?」

(あら、そのまま 本当にお姉ちゃんなんだけどね)
と思いながらも

「うん。いいよ。リーサお姉様」
と言ってニコッと営業スマイルをしました。

「従姉妹なんだけど、二人は本当にそっくりだね。そんなにそっくりなら双子役の方がなんかしっくりくるな。双子の姉妹役にしようか?」

ライナー兄様は笑顔でそう提案してきました。

(ラ ライナー兄様。鋭いな・・・)と思いながらも

「「うん。そんなにそっくりなら双子で行こうよ!」」

私たちはそうお返事しました。

(あれ?本当は兄妹だからかな?この二人で一緒にいるのは、なんだかしっくりくるな。ライナー兄様も乱暴でなくて紳士的で優しく接してくれるし、リーサは美人だし。でも痩せすぎよね)

私は生まれてきたときの事を思い出して
あれが原因で体が弱いのかしら?と思い

《治癒魔法リーサお姉ちゃんの体が良くなりますように》
《回復魔法リーサお姉ちゃんの体力回復》

私はリーサに回復魔法をかけました。

ちょっとキラキラしたけど、二人は気づいていないようです。

そして、私たち4人は大人達に呼ばれるまで4人で遊びました。
リーサお姉ちゃんはずっと私の手を繋いでいました。
ライナー兄様も、メリアもずっと笑顔でいます。

プルプルとポヨポヨは、お庭で遊んでいました。
そして使用人がスライム小屋を作ってくれました。
(小屋といっても大人も入れるくらいで、別々にお部屋があります)
二人は小屋の中で遊んでいます。
やっぱり自分の家が出来て嬉しいのよね・・・
しおりを挟む
感想 16

あなたにおすすめの小説

家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~

北条新九郎
ファンタジー
 三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。  父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。  ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。  彼の職業は………………ただの門番である。  そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。  ブックマーク・評価、宜しくお願いします。

間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜

舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」  突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、 手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、 だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎  神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“  瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・  転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?  だが、死亡する原因には不可解な点が…  数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、 神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?  様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、 目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“  そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪ *神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw) *投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい *この作品は“小説家になろう“にも掲載しています

召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。

SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない? その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。 ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。 せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。 こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。

才がないと伯爵家を追放された僕は、神様からのお詫びチートで、異世界のんびりスローライフ!!

にのまえ
ファンタジー
剣や魔法に才能がないカストール伯爵家の次男、ノエール・カストールは家族から追放され、辺境の別荘へ送られることになる。しかしノエールは追放を喜ぶ、それは彼に異世界の神様から、お詫びにとして貰ったチートスキルがあるから。 そう、ノエールは転生者だったのだ。 そのスキルを駆使して、彼の異世界のんびりスローライフが始まる。

異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。

もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。 異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。 ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。 残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、 同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、 追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、 清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』

夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」 教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。 ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。 王命による“形式結婚”。 夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。 だから、はい、離婚。勝手に。 白い結婚だったので、勝手に離婚しました。 何か問題あります?

無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました

結城芙由奈@コミカライズ3巻7/30発売
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから―― ※ 他サイトでも投稿中

処理中です...