<本編完結!AS開始>【R18】愛するがゆえの罪 ー溜息が出るほど美しくて淫らな叔父と姪の禁断愛ストーリーー

奏音 美都

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 大和の寂しげな声が落ちる。

「もう、美姫は......俺のこと、嫌いになったか?
 これから二度と、好きになることはないのか?」

 胸が絞られるような痛みが貫き、美姫は大和から視線を逸らした。

 千代菊と浮気した大和に対する嫌悪感はあった。触れてほしくないと思っていた。

 けれど大和の本心に触れた時、美姫には彼を嫌いなどと思えないことに気づいた。

「大和を嫌いになることは、ないよ。
 大和には今までたくさん励まされたし、たくさん笑顔にしてもらって、たくさんの幸せを与えてもらった。何より、暗闇の底にいた私を力強く引き上げてくれた。

 大和のこと、一人の人間として好きだし、尊敬してる。大切だって、思ってる。私のことだけじゃなく、両親や財閥のことまで考えてくれて、本当に感謝してる......」

 込み上がりそうな涙を堪え、大和を苦しそうに見つめた。

「でも、私......もう、大和を恋愛感情の対象として見ることが出来ない。千代菊さんとのことを知った時点で、気持ちが冷めてしまったの。

 大和のこと、好きになれるのなら、もう一度好きになりたい。今まであったこと、全部忘れたい。

 でも、無理......無理、なの」

 大和は血が滲む程に唇をきつく噛み、怒声を張り上げた。

「じゃあ、来栖秀一はどうなんだよ!? あいつなんて、今まで色んな女とセックスしてきたじゃねーか!!
 あいつならいいのか!? 許せるのか!?」

 大和に言われ、美姫は唇を震わせた。

 確かに、秀一は今までに多くの女性たちと躰を重ねてきた。実際に美姫も幼い頃からたくさんの女性にアプローチされている秀一を見てきたし、高校生の時に加賀美 梨華と鉢合わせし、その後スキャンダルも知った。

 今も、欲望の島で多くの女性と乱交を重ねているかもしれない。

 でも、違う......

 美姫は肩を怒らせ、大和に挑むように睨み付けた。

「秀一さんは今までに多くの女性と躰の関係をもっていたし、今も、これからだって多くの女性とそうなることは分かってる。

 でも、秀一さんが私と恋人である間は決して浮気なんかしないし、しなかった。私だけを見つめ、私だけを愛し、私だけを求めてくれた。彼の全身全霊は私の為だけにあった。他の女性が入る隙間なんて、1mmもなかった。

 一緒にしないで!!!」

 美姫は、確信してしまった。

 秀一が、どれほど自分を愛していたのかを。
 どれほど自分が、秀一を愛していたのかを。

 ---そして、今も変わらぬ気持ちで愛していることを。
 
 大和がテーブルを跨いで美姫の正面に膝立ちし、両肩を掴んだ。

「俺、たち......ほん、とにダメなのか......?
 なぁ、浮気したことは謝るから。ごめ...ごめん、ほん、とに、ごめん......俺が、バカだったんだ。
 ほ、んと......ごめん。ッグごめん、美姫......ごめ......ごめん、ごめん......」

 何度も謝罪の言葉を繰り返す大和。

 大和が心から反省していることは、美姫にも十分分かっていた。激しく後悔しているということも。

 美姫はそんな大和を、悲痛な思いで見つめていた。締め付けられた胸が喉まで絞られ、美姫は小さく呻いた。

 大和の手に力がこもる。

「俺、これからちゃんと医者に診てもらって、検査して、投薬して、治すようにするから。いや、挿入が無理なら、美姫が満足出来るように頑張るから。セックスの時も美姫がして欲しいこととか、全部言ってくれていいから。
 もう自分を抑えなくていいから」

 必死に迫る大和の姿に恐怖を覚え、美姫は彼の手から逃れようとした。だが、大和の力は強く、動かせない。

「ぃ、た.......」
「俺を......俺を、愛してるって言ってくれよ! あの時、みたいに。
 俺は、美姫じゃないとダメなんだよ......頼むッグ」

 強く肩を掴まれて苦痛に顔を歪ませる美姫に、大和は気づかない。
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