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第四章 「チェストー!ズ」始動
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ジュースの他にお菓子も用意されていた。白にクリーム色のデザインがされてる包み紙には、「薩摩 蒸気屋 かすたどん」と書かれている。
これが、かすたどん……
包みを開けるとふわふわのスポンジケーキが透明なナイロンに包まれていた。それを剥がして口に入れると、中から濃厚なカスタードクリームが出て来た。ふわふわのスポンジと蕩けるようなカスタードクリームの食感と甘さに、思わず頬が緩む。
やっぱり日本のお菓子って、上品で美味しくていいなぁ……
幸せに浸っていると、男子達はかすたどんネタで再び盛り上がっていた。
「西郷どん、もぉ『かすたどん』やらんが?」
「やらん! もぉ美和子知っとるで、つまらんがよ」
「ハハッ、ですよー!」
険悪だった雰囲気がやわらいで、ホッと息を吐いた。食べ物の力って凄い。
ジュースとかすたどんを食べて落ち着いたところで、由美子と真紀が一枚の紙を机の上に置いた。
「これ、チームのユニフォームのデザイン画よ。3種類考えたんだけど、どれがいいね?」
『チェストー! 伊佐高龍舟チーム!!』と毛書体で力強く大きく書かれたチーム名。反対側には龍の絵が描かれたTシャツのデザイン画を前に、みんなの興奮が高まる。
「うわっ、わっぜかっこいい!」
「これ着たら、よかにせに見えるが」
「よかにせって! じいちゃんか!! イケメンやろが」
「うんにゃ、お前はこれ着てもブサメンは変わらんがよ」
『アハハー!!』
由美子と真紀の気遣いのお陰で完全にみんなの雰囲気が和やかになり、ホッとした。さっきまで『やめたい』と言っていた前田くんと吉元くんも乗り気になっている。みんなでどれがいいか相談し合い、表に龍のデザイン、後ろにチーム名を縦に入れたデザインに決定した。
「色はどうすっが?」
「赤!」
「黒がいいがよ!」
「えー、ピンクはぁ?」
『うんにゃー、そりゃないが!!』
わいわいと話し合う輪から少し離れた場所にいた海くんに、そっと声を掛けた。
「海くん、この後ちょっと話してもいい?」
「あぁ、いいけど」
「じゃ、後でね」
今日はパドルを持って練習するような雰囲気ではなく、ミーティングを終えた後に解散することになった。
これが、かすたどん……
包みを開けるとふわふわのスポンジケーキが透明なナイロンに包まれていた。それを剥がして口に入れると、中から濃厚なカスタードクリームが出て来た。ふわふわのスポンジと蕩けるようなカスタードクリームの食感と甘さに、思わず頬が緩む。
やっぱり日本のお菓子って、上品で美味しくていいなぁ……
幸せに浸っていると、男子達はかすたどんネタで再び盛り上がっていた。
「西郷どん、もぉ『かすたどん』やらんが?」
「やらん! もぉ美和子知っとるで、つまらんがよ」
「ハハッ、ですよー!」
険悪だった雰囲気がやわらいで、ホッと息を吐いた。食べ物の力って凄い。
ジュースとかすたどんを食べて落ち着いたところで、由美子と真紀が一枚の紙を机の上に置いた。
「これ、チームのユニフォームのデザイン画よ。3種類考えたんだけど、どれがいいね?」
『チェストー! 伊佐高龍舟チーム!!』と毛書体で力強く大きく書かれたチーム名。反対側には龍の絵が描かれたTシャツのデザイン画を前に、みんなの興奮が高まる。
「うわっ、わっぜかっこいい!」
「これ着たら、よかにせに見えるが」
「よかにせって! じいちゃんか!! イケメンやろが」
「うんにゃ、お前はこれ着てもブサメンは変わらんがよ」
『アハハー!!』
由美子と真紀の気遣いのお陰で完全にみんなの雰囲気が和やかになり、ホッとした。さっきまで『やめたい』と言っていた前田くんと吉元くんも乗り気になっている。みんなでどれがいいか相談し合い、表に龍のデザイン、後ろにチーム名を縦に入れたデザインに決定した。
「色はどうすっが?」
「赤!」
「黒がいいがよ!」
「えー、ピンクはぁ?」
『うんにゃー、そりゃないが!!』
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「海くん、この後ちょっと話してもいい?」
「あぁ、いいけど」
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今日はパドルを持って練習するような雰囲気ではなく、ミーティングを終えた後に解散することになった。
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