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2章:魔王一行編

魔王一行の滞在先

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さっそく魔皇帝の用意してくれた部屋にきた俺、ガリス、ダルクにギールだぞ。
間取りは、広いキッチンとリビングダイニングで、左側から3部屋あり、奥の右側に一部屋ある。 

俺がさっそく部屋に入り見渡すしながら、まず結界をはりだす。 
俺が腕をくみながら考えていると、「左側の奥がいいんじゃないっすか」ってガリス。
「うん、ここにするぞ」といって、奥の部屋が拡張され、2部屋になり、一部屋にドアがつく。 
「これでどうだぞ?」って俺がいうと、ガリスが新たに拡張し出来た部屋を開けると、訓練場と射撃場となっている。 
「完璧っす」っていうガリスに、ギールは呆れてるし。 
「訓練場、つくっちゃったんですか?」ってダルクに突っこまれたぞ。
「訓練場まで行くの面倒だぞ。 それに、転移できないし」って俺がいったら、皆が納得してる。

そうだぞ、日課するのに、魔皇帝には訓練場を用意してもらったけど、離れてるし移動面倒だぞ。


各自部屋へ行き荷物をおき。 シリルは、奥の部屋へとなり、入室禁止、防音などの結界をはりベットを交換して、リビングにいくと、ガリス、ダルク、ギールは既にいる。

「お腹すいたぞ」って俺、とりあえずエールを飲む。
「俺らもっす。」ってガリス。
「んじゃぁ、作るぞ」といってキッチンへいき、昼食でチャーハンを作り皆に配膳する俺。 

「えーと、魔王様って料理できるんですね」ってダルク。
「ええ、普通に上手いですよ。」ってギールにガリスも頷く。
「シュンさんのほうが美味しいぞ」って俺がいいつつも、皆で俺の料理を食べだす。 やっぱり、シュンさんのほうが美味しいんだぞ。
「うまいっすよ」ってダルク達に言われたぞ。 ジャーサも美味いっていうから、美味いほうなのかも知れないぞ。

食後、洗浄魔術で食器を洗い、コーヒーを入れる俺シリル。
その頃、ダイニングテーブルに座るダルク、ガリス、ギール。
「魔王様に全部やらしてて、俺らいいのか?」ってダルク。
「俺ら料理できねーし、魔王様、1人でふらふらしてるもんだから主夫力あんだよ」ってガリスに、ギールが「ええ、師匠が師匠なんで」っていう。
「「「確かに」」」って納得する3人であった。

そんな会話など気にせず、コーヒーを入れた俺。
「コーヒーいれたぞ」ってちゃんと配膳してるぞ。 これも全て、任務で食堂経営しているシュンさんのお手伝いで店員したことあるからだぞって、ギールもした事あるけど。
 

コーヒーを飲みながら紙を出して、魔法陣を描き始める俺。 
「魔王様、何書いてるんですか?」ってガリス。
「転移魔法陣作れば、転移できるんだぞ」って俺だぞ。 ちょっとニコニコだ。
「あっちゃー、もう気づいちゃったんすね」って突っ込まれたけど、「といっても限界があるんだぞ」といいながら、何枚か作って次元ボックスにしまう。

「食後の運動するんだぞ」といい、3人への強制模擬戦を実行し、騙したお仕置きをするシリルであった。 3人が最後は土下座して「「「勘弁してください」」」というまで続くのであった。

ジュールはというと、そのまま学園に残っている。 対抗戦やら交流戦で、後期が終わっても魔界魔族の留学生も学園にいるからである。
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