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1章:魔大陸の学園編

南の森でジャーサと過ごす 前編

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当面の拠点としてツリーハウスを設置したシリル。

夕食はシリルが魚のパイ包みとキノコの炒め物を作るのだった。 シリルがエールをのみながら食べてると、ジャーサが飲んでみたいといい一口のますと苦いといい、今度はワインを飲んでみたいといい、グラスに注ぐと一杯で顔が赤くなり、その場で寝てしまうのだった。

シリルは暫く放置しているが、気持ちよさそうに寝ているジャーサを仕方なく客間のベットに運び寝かすのだった。 その後は、シリルは政務をして、ダンジョンの間引きに出かけ、夜中に帰ってきてシャワーを浴びて自分の寝室で寝るのである。

俺シリルが寝て数時間後、ジャーサが俺の寝室の部屋の扉を破壊してきた。
「シリル!」ってなんかご立腹で部屋にはいってきたぞ。
俺、なんでジャーサが怒っている理由がわからないんだぞ。 とりあえず破壊されたドアだけ直しておいたぞ。
「何を怒ってるんだぞ」
ジャーサはふるふる震えながら「なんで、我と一緒に寝ないんだ!」って言われたぞ。
「俺、寝る時はいつも1人だぞ。 誰かと寝た事もないし、だからだぞ」
「我は、シリルと一緒に寝たかったんだぞ」
「ベット狭くなるんだぞ。 それでもいいのかだぞ。」って俺は首傾げながら聞いたぞ。 
「はぁー、シリルは我と寝るのは嫌か」ってジャーサの奴なんか呆れてるぞ。 うーん、俺はどうしたらいんだぞ。 ベット狭くなるのは嫌だけど。。 でも、これ断ったらまずい雰囲気だぞ。
「ジャーサだったらいいぞ」というと、ジャーサは笑顔になり「一緒に寝る」と言って、一緒にベットに入るのだった。
「それで、なんで怒ってたんだぞ?」
「もういいのだ。 おやすみ」といって俺に軽くキスして眠るジャーサ。
うーん、結局なんだったんだぞ。 俺も眠いからねるぞ。

◇◇◇
朝、俺シリルが起きるとまだジャーサは寝てる。 よく寝るんだぞ。
俺は顔を洗って私服に着替え、朝の準備運動をかねて森を駆け巡り、食料を確保して洗浄魔術で綺麗にして戻ると、寝起きのジャーサがコーヒーを入れようと悪戦苦闘してる。

「ただいまだぞ」
「コーヒーの入れ方がわからん」ってコーヒーの豆が散乱しれるんだぞ。 なんだこれって俺、爆笑。
「俺がいれるぞ」
「我 やってみたい」ってジャーサ。 仕方なく俺ががミルとドリップの使い方を教えたぞ。
「あんまり力いれたらダメだぞ」といいながら朝食を作る俺だぞ。

シリルが朝食を作り終えたあと、ジャーサもなんとかコーヒーをいれて朝食を食べる。 
ジャーサの淹れたコーヒーを飲むと、うーん。。。。
「うん、ちょっと濃いぞ」っていったら、同じくジャーサも「うん、濃い」。
って事で、少しお湯を加えて調整して再度飲むと丁度良くなったぞ。

初めてコーヒーを入れたジャーサであった。 
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