【不遇転生:4】悪役子息と婚約者 ~俺はまた悪役子息に転生した~

八木恵

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3章:従軍編

グリム・ノアの初任務にて

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Side:ダリダ
初任務で、砦へ侵入、そして地下に来た。
パウロもエマも、躊躇もなく殺す。
「この子達なに、躊躇ない。」
「ああ、慣れてる。 不気味なのはロイスだ」ってシン。

そう、地下はいってシンとパウロが交戦している間に、隠し通路の開錠、令嬢確保してエマに引き渡してる。 他にも拉致されていた女性達がいて牢も開錠したって合図。

「シン、後で」って言って、頷くシンを見て、私は「こっちから外へ」って怯えてるけど動ける女性達を誘導。 みなおぼつかない足だけど、移動した。
「もう、開戦の時間、撤退よ。」
って、ロイスに指示。 私、刺された。
「な、なんで」。。
「あん、お前邪魔」っていう言葉が聞こえ、シン、こいつら危険って心の中で叫んで、私の意識は暗闇だ。

◇◇◇
俺ロイ。 補助要員の女殺して魔神の炎で灰にした。 使えない奴だ。 ユキからの念話で、ラウロもそっちにいる要員始末済み。

「撤退だ」ってもう1人。
確かに地上じゃ、合戦して騒がしい。
地上への入口で、剣だしてそいつも殺す。
「鮮やかだな」ってパウロ。

「ユキのほうも、終わったってよ」
「ったく、侵入に時間かかりすぎたな。」ってパウロ。
「ああ、侵入も気配けすのも下手だ、つかまれ」っていうと、パウロが俺の肩に手を乗せる。 撤退は、転移でユキの所だ。

俺が転移できるの知ってるのは、ユキ、フレディ、パウロ、ラウロだけ。 転移自体前世の世界で出来たのは俺だけだったけど、古魔法として存在はあった。 俺が転移出来るようになったのは、ノアールのおかげだけどな。
今世では、みな魔力量少ないから転移魔法自体存在しない。 あるのは設置型の転移魔法陣だけだ。

そして、ユキと合流して初任務完了だ。
って、令嬢の引き渡しがあったな。 ちゃんと、令嬢を言われた場所につれて、その屋敷の奴らに引き渡した。 お互い会話なしだ。

その後、令嬢の家では令嬢は病だったってことで回復の後、祝いのパーティが開かれたらしい。 
俺たちは呼ばれるわけないが、一応令嬢は、婚約者がいてその男が理解があって無事結婚したらしい。 
俺たちには関係ないがな。
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