20 / 56
第2章 牛すき焼きと甘い誘惑 料理屋「〇」黎明編2
若き魔法士の憂鬱とリナのお悩み相談 3
しおりを挟む
席に着き、おしぼりでリナは行儀良く手を拭きながら二人に質問をする
「この店は初めて来るのかい?では珍しいだろう、この店のおしぼりとお通しのサービスは・・・」
「確かに珍しい・・・が、非常に良いサービスだな」
バッツが気持ち良さそうに顔を拭いて笑う
「温かいし、良い香りのする手拭きだな…随分と手間をかけるんだな、高い店なのか?」
ジークも興味津々の様だ
「それがそうでもないんだよ…むしろすごく安い方だと思う…ただ味とサービスは最高だよw」
「リナさんに褒められると嬉しいのにゃ♡エールお待たせにゃ~」
ミャオがエールを持ってくると三人はグラスをカツンと当てる
「カンパーイ!」
「美味えぇぇえ!冷えたエール最高だな!!」
「期待値上がるねー」
「そうだろう?料理も美味しいんだよ、ちなみにミャオちゃん今日のお勧めは?」
「今日は、ハツ刺しとレバニーラ炒めと熟成タン元の炭焼きだにゃー♡」
「やった!内臓系だね…全部貰おうかなwあとから揚げと豆腐の海藻サラダも頼むよ」
「リナさん今日は大盤振る舞いなのにゃ♡お二人はどうするにゃ?」
メニューを見ていたバッツとジークは悩ましい顔をしながらオーダーを頼む
「俺は初めてだから同じくお勧めの熟成タン元の炭焼きとから揚げで頼むよ…ジークは?」
「じゃあハツ刺しとレバニーラ炒めと揚げ出し豆腐っていうのを頼む」
「ありがとうございますだにゃー少々お待ち下さいにゃ♡」
注文を受付し、マスターが料理を作り始める
料理屋「〇」は今日も忙しくなりそうだ
料理を楽しみにやって来たお客様が続々と入ってくる
…とリナが店の様子を見ていると
おそらく初めてのご来店であろうチョビ髭で恰幅の良い派手な風貌のお客様が突然立ち止まり、周りを見渡してとんでもない事を言いだした
「こんな貧相な店で料理を食べるなんて信じられませんねぇ・・・私たち上級国民から言わせれば馬の小屋…料理はエサだなぁ」
とてつもない悪意を感じる…男はミャオを指差し
「そこの猫娘よ…店主を呼びたまえ」
ミャオが困り顔でマスターを見る
不穏な空気を感じ、そそくさとお客様の前にでたマスターが
「お客様、何か当店でお気に障る様な事を致しましたでしょうか?」
「お気に障る事ねぇ・・・実は私の息子の求婚を無碍に扱い…その上息子に怪我をさせた不届きな娘がここにいると聞きましてねぇ…」
「うちのお客様にそんな失礼なことする人はおりません!人違いなのでは?お客様でないのであればどうかお引き取りを…」
マスターがはっきりと貴族の男の来店を突っぱねる
・・・あの男は、さっきぶっ飛ばした男の父親?…マスターに迷惑をかけてしまう…
リナが青ざめた表情をしていると・・・
ジークがそっと耳打ちしながらリナの身体を隠すように囁く
「…あれ、さっきのバカ貴族の父親だよね?」
リナは困った表情でコクリと頷く…
ジークは片眼を瞑りウインクしながら任せてと囁く…
バッツに目配せをし何かを企んでいるようだ
貴族の父親とマスターのバトルが既に始まっている
「娘を出さないと言うならば店主の店なんぞ私の一存でいくらでも潰す事が出来るのですよ…良いのですか?」
「あのね…知らない物は知らないし、潰すなんてつもりならこっちだって考えますよ」
「なんという無礼な店主だ…私はヤーナリズム男爵であるぞ!あーもう絶対潰す、私が決めたのだから絶対潰してやる!」
そこにジークとバッツが割って入る…
「ちょいと失礼!さっきさーあんたの息子が・・・私が決めたのだから絶対結婚!とか言って盛大に振られてたけどさー同じ事言うんだなw」
「おっさんさ・・・男爵って言ってるけど、どんだけえらいのか俺たち庶民にも教えてくれねぇか?」
「ふん!庶民には判らんかもしれんが、私はこの国の王にも直接会った事があるんだぞ(4年に1回の大会議でだが…)」
さらに続ける…
「この地域を治める貴族であるオルステイン侯爵にも面識があるのだからな(叙勲の時以来会ってないけど…)」
「…それって見たことあるだけで庶民と何も変わらなくね?」
バッツが冷静に突っ込んでしまう
「本当に知り合いなのかなー?」
「何を言うか!オルステイン侯爵の家族とも食事をした事が有るくらいなんだぞ!(叙勲パーティでチラッと見ただけだけど…)」
「フーン…バッツ、このおっさん知ってんの?」
「知らねぇよ…ヤーナリズムなんておっさん喋った記憶も見た記憶すらねぇしw」
「だれが、庶民のお前なんぞと一緒に食事するか!!私が言ってるのは貴族であるオルステイン侯爵様と家族の話をしておるのだ!!」
「・・・だからバッツと会った事あるんでしょ?」
「へ?・・・ン?・・・」
キョトンとしている
バッツが急に貴族なりの挨拶をしだす
「ああこれは失礼いたしました!ヤーナリズム男爵、私、魔法騎士団の団長であり、アナスタシアを治めるオルステイン侯爵家の次男 バッツ=オルステインと申します…以後お見知りおきを」
ヤーナリズム男爵は下顎が地面に着くのではというくらい口をあんぐりさせて
「ガビョーン…」
と訳の分からない言葉を言いながら絶句している
「ちなみに俺は魔法騎士団、副団長のジーク、よろしくねw」
ジークはチラッとリナが驚いた顔をしている顔に向かって爽やかに笑顔を向ける
「…でヤーナリズム男爵は、このオルステイン侯爵の息子が楽しんで食事をしている店をどうするって?」
「嫌だなぁ冗談ですよぉ不肖このヤーナリズム冗談が過ぎてしまった様ですなアハハハハハハハ」
急に態度を変えるヤーナリズム…ある意味この太鼓持ち感で男爵になったんだろなと納得する程の変わりようだった
「…おい!息子にもちゃんと言っておけよ!嫌がる女を無理やり妻にしようとするなってな」
ジークが追い打ちをかける様にヤーナリズムに言うと
「それはもう我が愚息にもきちんと教育しておく所存でございます、では本日は誠に失礼いたしました」
ヤーナリズム男爵は踵を返すと逃げる様に店を出ていくのであった
「…覚えておきなさいよぉぉきぃぃいぃ」
遠くで叫ぶヤーナリズムの断末魔が聞こえ…
「ぶわははっははw」
店にいたお客様が大爆笑している
リナも心から楽しそうに笑っている
ジークはそんなリナを助けることができて本当に良かったと優しい笑顔を向けるのであった
「この店は初めて来るのかい?では珍しいだろう、この店のおしぼりとお通しのサービスは・・・」
「確かに珍しい・・・が、非常に良いサービスだな」
バッツが気持ち良さそうに顔を拭いて笑う
「温かいし、良い香りのする手拭きだな…随分と手間をかけるんだな、高い店なのか?」
ジークも興味津々の様だ
「それがそうでもないんだよ…むしろすごく安い方だと思う…ただ味とサービスは最高だよw」
「リナさんに褒められると嬉しいのにゃ♡エールお待たせにゃ~」
ミャオがエールを持ってくると三人はグラスをカツンと当てる
「カンパーイ!」
「美味えぇぇえ!冷えたエール最高だな!!」
「期待値上がるねー」
「そうだろう?料理も美味しいんだよ、ちなみにミャオちゃん今日のお勧めは?」
「今日は、ハツ刺しとレバニーラ炒めと熟成タン元の炭焼きだにゃー♡」
「やった!内臓系だね…全部貰おうかなwあとから揚げと豆腐の海藻サラダも頼むよ」
「リナさん今日は大盤振る舞いなのにゃ♡お二人はどうするにゃ?」
メニューを見ていたバッツとジークは悩ましい顔をしながらオーダーを頼む
「俺は初めてだから同じくお勧めの熟成タン元の炭焼きとから揚げで頼むよ…ジークは?」
「じゃあハツ刺しとレバニーラ炒めと揚げ出し豆腐っていうのを頼む」
「ありがとうございますだにゃー少々お待ち下さいにゃ♡」
注文を受付し、マスターが料理を作り始める
料理屋「〇」は今日も忙しくなりそうだ
料理を楽しみにやって来たお客様が続々と入ってくる
…とリナが店の様子を見ていると
おそらく初めてのご来店であろうチョビ髭で恰幅の良い派手な風貌のお客様が突然立ち止まり、周りを見渡してとんでもない事を言いだした
「こんな貧相な店で料理を食べるなんて信じられませんねぇ・・・私たち上級国民から言わせれば馬の小屋…料理はエサだなぁ」
とてつもない悪意を感じる…男はミャオを指差し
「そこの猫娘よ…店主を呼びたまえ」
ミャオが困り顔でマスターを見る
不穏な空気を感じ、そそくさとお客様の前にでたマスターが
「お客様、何か当店でお気に障る様な事を致しましたでしょうか?」
「お気に障る事ねぇ・・・実は私の息子の求婚を無碍に扱い…その上息子に怪我をさせた不届きな娘がここにいると聞きましてねぇ…」
「うちのお客様にそんな失礼なことする人はおりません!人違いなのでは?お客様でないのであればどうかお引き取りを…」
マスターがはっきりと貴族の男の来店を突っぱねる
・・・あの男は、さっきぶっ飛ばした男の父親?…マスターに迷惑をかけてしまう…
リナが青ざめた表情をしていると・・・
ジークがそっと耳打ちしながらリナの身体を隠すように囁く
「…あれ、さっきのバカ貴族の父親だよね?」
リナは困った表情でコクリと頷く…
ジークは片眼を瞑りウインクしながら任せてと囁く…
バッツに目配せをし何かを企んでいるようだ
貴族の父親とマスターのバトルが既に始まっている
「娘を出さないと言うならば店主の店なんぞ私の一存でいくらでも潰す事が出来るのですよ…良いのですか?」
「あのね…知らない物は知らないし、潰すなんてつもりならこっちだって考えますよ」
「なんという無礼な店主だ…私はヤーナリズム男爵であるぞ!あーもう絶対潰す、私が決めたのだから絶対潰してやる!」
そこにジークとバッツが割って入る…
「ちょいと失礼!さっきさーあんたの息子が・・・私が決めたのだから絶対結婚!とか言って盛大に振られてたけどさー同じ事言うんだなw」
「おっさんさ・・・男爵って言ってるけど、どんだけえらいのか俺たち庶民にも教えてくれねぇか?」
「ふん!庶民には判らんかもしれんが、私はこの国の王にも直接会った事があるんだぞ(4年に1回の大会議でだが…)」
さらに続ける…
「この地域を治める貴族であるオルステイン侯爵にも面識があるのだからな(叙勲の時以来会ってないけど…)」
「…それって見たことあるだけで庶民と何も変わらなくね?」
バッツが冷静に突っ込んでしまう
「本当に知り合いなのかなー?」
「何を言うか!オルステイン侯爵の家族とも食事をした事が有るくらいなんだぞ!(叙勲パーティでチラッと見ただけだけど…)」
「フーン…バッツ、このおっさん知ってんの?」
「知らねぇよ…ヤーナリズムなんておっさん喋った記憶も見た記憶すらねぇしw」
「だれが、庶民のお前なんぞと一緒に食事するか!!私が言ってるのは貴族であるオルステイン侯爵様と家族の話をしておるのだ!!」
「・・・だからバッツと会った事あるんでしょ?」
「へ?・・・ン?・・・」
キョトンとしている
バッツが急に貴族なりの挨拶をしだす
「ああこれは失礼いたしました!ヤーナリズム男爵、私、魔法騎士団の団長であり、アナスタシアを治めるオルステイン侯爵家の次男 バッツ=オルステインと申します…以後お見知りおきを」
ヤーナリズム男爵は下顎が地面に着くのではというくらい口をあんぐりさせて
「ガビョーン…」
と訳の分からない言葉を言いながら絶句している
「ちなみに俺は魔法騎士団、副団長のジーク、よろしくねw」
ジークはチラッとリナが驚いた顔をしている顔に向かって爽やかに笑顔を向ける
「…でヤーナリズム男爵は、このオルステイン侯爵の息子が楽しんで食事をしている店をどうするって?」
「嫌だなぁ冗談ですよぉ不肖このヤーナリズム冗談が過ぎてしまった様ですなアハハハハハハハ」
急に態度を変えるヤーナリズム…ある意味この太鼓持ち感で男爵になったんだろなと納得する程の変わりようだった
「…おい!息子にもちゃんと言っておけよ!嫌がる女を無理やり妻にしようとするなってな」
ジークが追い打ちをかける様にヤーナリズムに言うと
「それはもう我が愚息にもきちんと教育しておく所存でございます、では本日は誠に失礼いたしました」
ヤーナリズム男爵は踵を返すと逃げる様に店を出ていくのであった
「…覚えておきなさいよぉぉきぃぃいぃ」
遠くで叫ぶヤーナリズムの断末魔が聞こえ…
「ぶわははっははw」
店にいたお客様が大爆笑している
リナも心から楽しそうに笑っている
ジークはそんなリナを助けることができて本当に良かったと優しい笑顔を向けるのであった
192
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-
ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!!
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。
しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。
え、鑑定サーチてなに?
ストレージで収納防御て?
お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。
スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。
※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。
またカクヨム様にも掲載しております。
辺境のスローライフを満喫したいのに、料理が絶品すぎて冷酷騎士団長に囲い込まれました
腐ったバナナ
恋愛
異世界に転移した元会社員のミサキは、現代の調味料と調理技術というチート能力を駆使し、辺境の森で誰にも邪魔されない静かなスローライフを送ることを目指していた。
しかし、彼女の作る絶品の料理の香りは、辺境を守る冷酷な「鉄血」騎士団長ガイウスを引き寄せてしまった。
異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~
夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。
雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。
女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。
異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。
調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。
そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。
※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。
※サブタイトル追加しました。
【完結】憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる