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しおりを挟むリビングへ降りると女の人と男の人が朝の身支度をしていた
「みなくんご飯できたわよ」
「さっさと食べて準備しろよ」
今の俺の両親なのだろうか、何歳か分からないが美男美女で若く見える。
「いただきます」
席に座り、朝食を食べ始める。今日は、白米、納豆、レタスなどがあった。お腹がすいていたらしくだんだんと食べるペースが早くなり、結構な量があった朝食をぺろりとたいらげてしまった。
「ごちそうさまでした!」
食器を片付け、学校へ行く準備をしようとした、けどもうしてあった。誰かわからんけどありがとう。
水筒を渡され行ってきますと言われたから「行ってきます」と元気に答え家を出た。
学校までの道のりはこの体が覚えていたらしく自然と迷うことなく向かうことが出来たから一安心だ。
学校についたら教室に向かう、俺は5年生で1のC組らしい。この学校は生徒の人数がとても多い。教室の前についた。心を落ち着かせようと深呼吸をしドアを開ける。
ガラッ
教室へ入り中を見渡した。
俺の席は…あった、あそこだ。
俺の席は1番右側の1番後ろだった。体かま覚えてるもんだなあと感心しながら席につく。教室には俺と、前の席の男の子しかまだ来ていなかった。
教科書を机の中へ入れていると男の子が話しかけてきた。元気な声で「おはよう!」と。でも、今の俺には誰だかわからない。
「誰だっけ…?」
名前を間違えたら失礼だからこちらから尋ねることにした。
「おいおいおい、みなくん朝からその冗談きついだろ~!笑ここ書いてあるから読めよ!」
彼は椅子の背もたれの上に書かれてある文字を読んだ。
「碧羽りく、、、、」
「まだ友達になって日が浅いから間違えんの仕方ないけどもうちょっと人に興味もてよな!笑」
「あはは、そうだ!碧羽りくだった!」
「次から気をつけろよ笑俺だったからこれくらいですんだけど俺じゃなかったらもっと怒られてたかも知れないだろ?」
「うん、気をつけるね」
碧羽りく、俺と同じ小学五年生で元気で笑顔が最高な前の席の男の子。どうやら、最近したクラス替えで前後の席だったこともあり仲良くなったみたいだった。でもこれで俺がぼっちじゃないって分かったからぼっち回避出来た事がすごく嬉しく、話しかけてくれた碧羽りくに感謝した。
ガラッ
次に入ってきたのは女の子。茶色の髪にツインテールで可愛らしく髪が結ってある。女の子がこちらに気づいたのか早歩きで俺たちの近くに来た。
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