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7.準備が上手*
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「挿れるよ」
オレは手早くコンドームをつけると、彼に背中から覆いかぶさり、チンポの先を彼のアナルに宛がった。
彼のアナルは、腰を進めるだけでチンポをヌプヌプと飲み込んでいく。穴の中はもうすっかり出来上がっていて、温かくてふわトロで、なんだか挿れてるだけでも気持ちいい。
「ああ、すげぇイイ……本当、準備が上手だね、牧乃課長」
耳元で名前を呼んだら、ギュンって中が締まった。うわ、ふわトロなのにこんなにギュウギュウに締め付けられちゃうんだ!? これは過去最高の気持ちよさかも。やべぇ、癖になりそう……オレは射精感を耐えながら、ゆっくりと腰を動かす。
「……嘘、今なんて……なんで、気づいて……」
今まで頑なに声を出すことを拒んでいた彼が、震える声で言った。
「は? ……まさか、本気でバレてないと思ってたんですか?」
思わず素で返してしまった。
いやいやいやいや。
路上でトレンチコートを御開帳されたときは、それが牧乃課長だってことは流石にわからなかったけれど。
よく見たら、靴は今日、会社に履いてきていたものと同じだったし。マスクを外したら、口許に二つ並んだホクロがあったし。牧乃課長、普段から会社でもオレのケツとか胸とか、偶然を装ってよく触ってきてたし。
で、この状況……もう、そんなの、オレの目の前にいるのは牧乃課長としか考えられないでしょ?
「……え。さっきまで頑なに声を出すの我慢してたのって、まさか身バレ対策、とか?」
「ひゃあん……」
なんか色々気になることはあるけれど、牧乃課長に突っ込んだチンポがふわトロアナルにキュンキュン締め付けられてすげぇ気持ち良かったから、とりあえず性欲の赴くままに腰を振ってみた。そしたら、オレの下から可愛い啼き声が聞こえてきた。
おお……?
「ねぇ、課長。今更、他人のフリだなんて、意味ないでしょ? 気持ち良くしてあげるから、好きなだけ啼いてよ。牧乃課長の声、聞かせて」
「ひぁっ! そこ……は、……!!」
長の胸に手を回して摘んでみれば、嫌がるようなセリフを言うものの、腰をくねらせて乳首を指先に擦り付けられる。
「ここは、痛くされるのと優しくされるのどっちが好きなの?」
「ふぁ……」
両方の乳首を指先で転がしたら、もどかしげに腰が揺れた。反応からすると嫌いじゃないけど、刺激が足りないって感じだろうか。
「ねぇ、されたいことちゃんと言わないとやってあげないよ?」
オレは腰の動きを止めて乳首を指先でくすぐり続けた。オレが腰を動かすのをやめると、課長はねだるように腰を振ってくる。結構いい腰つきで煽ってくんなぁ……
牧乃課長の中があまりにも気持ちいいから、そろそろオレも射精したくなってきた。だけど、オレが課長に与えるのはぬるい刺激だけ。
背中にチュッチュっと音を立ててキスをしたら、また中が震えた。
「それとも、ここ触られるのは好きじゃない?」
「……い、痛いの……痛いのがイイっ! お願いだから、思いっきり痛くしてくれ……」
「いいよ」
乳首を弄っていた手を離すと、ようやく可愛いお願いが聞けた。
オレは望み通り、課長の胸の突起を、両方同時に指先で力いっぱい潰してあげた。
「あ゛っ、あっ、あっあっ……」
余裕なさげな声で課長が啼く。どうやらまたイっているみたいだ。
すごく中がうねって、ぎゅーぎゅーと締め付けられる。あー、もうこの動きだけで搾り取られそう。すげぇな……課長の穴って、実は名器じゃん。
乳首を抓ったまま腰を叩きつけるように大きく動かすと、啼き声が一層高くなった。
「こういうのが気持ちいいの?」
「イイ!! いいぃ……!!」
悲鳴を上げるみたいな声で叫んでいるけれど、その声はまるで発情している猫みたいだ。
オレは手早くコンドームをつけると、彼に背中から覆いかぶさり、チンポの先を彼のアナルに宛がった。
彼のアナルは、腰を進めるだけでチンポをヌプヌプと飲み込んでいく。穴の中はもうすっかり出来上がっていて、温かくてふわトロで、なんだか挿れてるだけでも気持ちいい。
「ああ、すげぇイイ……本当、準備が上手だね、牧乃課長」
耳元で名前を呼んだら、ギュンって中が締まった。うわ、ふわトロなのにこんなにギュウギュウに締め付けられちゃうんだ!? これは過去最高の気持ちよさかも。やべぇ、癖になりそう……オレは射精感を耐えながら、ゆっくりと腰を動かす。
「……嘘、今なんて……なんで、気づいて……」
今まで頑なに声を出すことを拒んでいた彼が、震える声で言った。
「は? ……まさか、本気でバレてないと思ってたんですか?」
思わず素で返してしまった。
いやいやいやいや。
路上でトレンチコートを御開帳されたときは、それが牧乃課長だってことは流石にわからなかったけれど。
よく見たら、靴は今日、会社に履いてきていたものと同じだったし。マスクを外したら、口許に二つ並んだホクロがあったし。牧乃課長、普段から会社でもオレのケツとか胸とか、偶然を装ってよく触ってきてたし。
で、この状況……もう、そんなの、オレの目の前にいるのは牧乃課長としか考えられないでしょ?
「……え。さっきまで頑なに声を出すの我慢してたのって、まさか身バレ対策、とか?」
「ひゃあん……」
なんか色々気になることはあるけれど、牧乃課長に突っ込んだチンポがふわトロアナルにキュンキュン締め付けられてすげぇ気持ち良かったから、とりあえず性欲の赴くままに腰を振ってみた。そしたら、オレの下から可愛い啼き声が聞こえてきた。
おお……?
「ねぇ、課長。今更、他人のフリだなんて、意味ないでしょ? 気持ち良くしてあげるから、好きなだけ啼いてよ。牧乃課長の声、聞かせて」
「ひぁっ! そこ……は、……!!」
長の胸に手を回して摘んでみれば、嫌がるようなセリフを言うものの、腰をくねらせて乳首を指先に擦り付けられる。
「ここは、痛くされるのと優しくされるのどっちが好きなの?」
「ふぁ……」
両方の乳首を指先で転がしたら、もどかしげに腰が揺れた。反応からすると嫌いじゃないけど、刺激が足りないって感じだろうか。
「ねぇ、されたいことちゃんと言わないとやってあげないよ?」
オレは腰の動きを止めて乳首を指先でくすぐり続けた。オレが腰を動かすのをやめると、課長はねだるように腰を振ってくる。結構いい腰つきで煽ってくんなぁ……
牧乃課長の中があまりにも気持ちいいから、そろそろオレも射精したくなってきた。だけど、オレが課長に与えるのはぬるい刺激だけ。
背中にチュッチュっと音を立ててキスをしたら、また中が震えた。
「それとも、ここ触られるのは好きじゃない?」
「……い、痛いの……痛いのがイイっ! お願いだから、思いっきり痛くしてくれ……」
「いいよ」
乳首を弄っていた手を離すと、ようやく可愛いお願いが聞けた。
オレは望み通り、課長の胸の突起を、両方同時に指先で力いっぱい潰してあげた。
「あ゛っ、あっ、あっあっ……」
余裕なさげな声で課長が啼く。どうやらまたイっているみたいだ。
すごく中がうねって、ぎゅーぎゅーと締め付けられる。あー、もうこの動きだけで搾り取られそう。すげぇな……課長の穴って、実は名器じゃん。
乳首を抓ったまま腰を叩きつけるように大きく動かすと、啼き声が一層高くなった。
「こういうのが気持ちいいの?」
「イイ!! いいぃ……!!」
悲鳴を上げるみたいな声で叫んでいるけれど、その声はまるで発情している猫みたいだ。
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