春ですね~夜道で出会った露出狂をホテルに連れ込んでみたら~

夏芽玉

文字の大きさ
6 / 11

6.疑似排泄*

しおりを挟む
「なに、舐めたいの? オレの指、そろそろふやけそうなんだけど」

 そう言っても、彼は指に吸い付いたまま、爪の隙間まで熱心に舐めしゃぶる。くすぐったい。オレはお返しに、アナルプラグのストッパーをぐにぐにと押し込んであげた。そうすると、パイブでイイトコロが刺激されるのか、熱っぽくて甘い吐息が彼の口から漏れた。まぁ、彼の口から漏れてるのは吐息だけじゃないけれど。男の手を咥えるために大きく開かれた口からは、だらだらと涎も垂れているので、オレの手はびしゃびしゃだ。多分、シーツには大きな染み……というより、涎の池ができているだろう。

「何されても感じちゃうなんて……あんた、可愛いな」
「ひぐっ……ん、あ゛あ゛あ゛っ!!」

 優しい言葉を掛けながら熱を持った尻に力いっぱい爪を立てて抓ったら、くぐもった声を出しながら彼は身体をビクビクと痙攣させた。あ、もしかして、今ナカイキしたかな。

「こーゆーのも好き? 苛め甲斐あってイイね」
「あ゛あ゛あ゛あ゛っ……!!」

 オレはそう言いながら、もう片方の尻たぶも力いっぱい抓った。今度は、先程よりもさらに力を込める。そしたら、彼は再び身体をビクビクと震わせたのだった。

 抓った痛みが引かないうちに同じ場所に追加で手でスパンキングを与えながら、彼がイき終わるのを待つ。次はどうやって苛めてあげようかと考えていたら、不意にチンポに触れられた。
 彼の痴態を見るだけでオレはかなり興奮していたのだけど、先程、自分が育てたチンポが萎えてしまっていないか心配したのだろうか。オレの勃起の具合を確かめるように撫でた後、彼はチンポに指を巻き付けて上下に扱き始めた。

「コレが欲しいの?」

 緩い力でチンポを扱く手の動きは、射精を促しているというより、なんだか甘えているようだった。オレの問い掛けには、コクコクと首が縦に振られた。

「いいよ、挿れてあげる。……ただし、お尻のオモチャを自分で出せたらね」

 オレが彼の口の中から手を引き抜くと、彼はオレのチンポに触れていないほうの手を自分の尻に伸ばそうとした。それを見咎めて、オレはその手をペシッと叩き落す。

「もちろん、手は使わないで。言いたいこと、わかるよね?」

 その言葉に、彼はオレの顔を振り返った。もの言いたげな視線がオレを見つめる。だけど、オレがニコッと笑いかけると観念したのか、彼はノロノロと身体を起こした。オレはリモコンを手に取って、アナルプラグのバイブ機能をオフにする。

 ベッドの端まで行った彼は、背中を向けてまるで犬がお座りをするような格好でしゃがむと、オレに尻が良く見えるように少し腰を上げた。

「ふ……ん、んん……」

 オレの命令にはとても従順に従ってみせたけれど、疑似的ではあるにせよ、排泄に類似する行為を見られることに羞恥心があるのだろうか。大きく息を出し入れしながら彼は腹に力を入れているみたいだけど、アナルプラグは彼の尻から顔を出しては、すぐに引っ込んでしまう。
 だけどそれが自らアナルプラグを出し入れして遊んでいるようにも見えて、結構エロい。

「そんなにおもちゃが好き? ならもうオレのチンポは要らないかな」

 そんな意地悪を言ってやると、彼はぶんぶんと頭を左右に勢いよく振って、荒い息を吐きながら再度、アナルプラグを体外に押し出そうとした。必死になってる姿が、なんか可愛い。

「はぁっ……ん、ふぅっ……くっ!!」

 アナルプラグは何度目かの挑戦で、ズルリと彼のアナルから飛び出した。ローションをたっぷり仕込んでいたみたいで、アナルプラグの表面はヌラリとしていた。

「上手にできて、偉いね」

 褒めてあげると、彼は振り返ってオレの顔を見た。その目は涙で潤んでいるようだった。彼はそのまま上体を倒して、オレに見せつけるように自分の尻を左右に開く。先程までおもちゃが入っていたそこは、咥えるものを失って、物欲しげにヒクついていた。
 こんなことをされても、貪欲にオレを求めるその姿は、本当に可愛くて愛しいなと思った。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

上司と俺のSM関係

雫@不定期更新
BL
タイトルの通りです。読む前に注意!誤字脱字あり。受けが外面は一人称私ですが、砕けると僕になります。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

チョコのように蕩ける露出狂と5歳児

ミクリ21
BL
露出狂と5歳児の話。

完成した犬は新たな地獄が待つ飼育部屋へと連れ戻される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

寮生活のイジメ【社会人版】

ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説 【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】 全四話 毎週日曜日の正午に一話ずつ公開

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

処理中です...