今更ですが、タグに『近親相姦』を追加した方が良いのかも？
義理の兄妹や、お兄様と呼び慕っている女かと思っていたら、腹違いの実兄妹ですしね。
タグがあった方が苦手な人の防御対策にもなるので。

ヒロインが自ら手をくだす必要があったのか。
大国と小国の戦争の和平のために、大国のほうが圧倒的パワーを持っているのに小国の次男と大国の大魔導師である王女を結婚させる意味がわからない。
日本の戦国時代に行われた政略結婚は大国の姫はたいていが側室腹か養女にした女を小国の嫡男に嫁がせるのが鉄則。
でないと自分の娘が逆に人質に取られる可能性があるから。
それより初めから属国として統治していたほうが領民は幸せだったと思う。
まあ、今後に期待します。

先程読み終えましたが、なんと言ったらよいのか…。
開発中の新兵器や自国では使えない兵器を目一杯用いて、戦争で優位に立ち、なんなら良いデータも取れたから和平のため婚約という流れを見て、ヒロインのあまりの非人道的な感覚にとても驚きました。これではナチスドイツではありませんか。ピカソのゲルニカを知って欲しいです。この小説の主軸はロマンスだということはわかっておりますが、自国民以外には非人道的というこのヒロインはあまり好ましくありません。
婚約兼和平条約を破棄してからの逆転劇という構成はあまり目にしたことがなく新鮮で面白かったので、次作に期待したいと思います。