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Sランク冒険者との決闘に一瞬で勝利し評価が逆転する
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ラブリーラビットの面々と四聖竜の面々は闘技場(コロセウム)に集まっていた。
そのステージに立つのはエルクそれに対するのはゼネガルである。ゼネガルは剣を構えていた。黒塗りの剣。それも黒竜の装備であろう。Sランク相当の武具だ。
「なにか賭けないか?」
「賭ける?」
「決闘(デュエル)はお互いのなにかを賭けるのが基本だ。ただ闘って勝ちました、負けましたじゃ面白味にかけるだろう? リスクがあるからお互いに真剣になれるんだ」
「何を賭けるつもりですか?」
「俺が勝ったら後ろの嬢ちゃん達を一晩借りる」
舌なめずりをするゼネガル。
「なっ!? ふざけるんじゃありません! 私の処女は先生のものです! 他の誰にも渡しません!」
リーネは怒って声をあげる。
「処女? もしかしてあんた、あんだけ慕われているのに手をだしていないのか?」
「いけませんか? 教え子に元教師が手を出すのも問題でしょう」
「ぷっはっはっはっは! あんたもしかして童貞なのか?」
「いけませんか? 性交経験の有無で人を蔑むなど悪しき価値観です。大体性交など快楽の為を除けば子作りの為にあるに過ぎませぬ。私は今子供を持つ気がないのです」
「先生も経験がなかったんですか! だったら話は簡単です! 今晩宿に戻って、お互いに初めての交換をすればいいんです! もう先生ったら~はじめてだから優しくしてって言ったのに、そんなに激しく! ああっ! やだ~もう先生ったら」
リーネは妄想の世界に入り浸り一人で盛り上がっていた。
「リーネ、先生が教え子に手を出すつもりはないという(意訳)台詞を聞いていなかったの?」
イシスは引いていた。
「まあいい。それでどうする? 賭けを飲むのか」
「私に関する事ではありませぬ故。賭けの対象としては相応しくないかと思います」
「嬢ちゃん達がいいっていうなら別にいいだろ。どうだ? 嬢ちゃん達は乗るのか?」
「当たり前です! 先生があなたなんかに負けるはずがありません!」
「同意」
「先生! あの人をやっつけちゃってください!」
「だそうだ。賭けは成立だな」
「あなたは何を賭けるのですか?」
「俺か。何でもいいぜ。あんたの望むものを差し出そう。死ねといったら死ぬし、俺の装備が欲しければくれてやる。試合が終わった後に決めてくれればいいさ」
「そうですね」
「始まるわ」
四聖竜の魔法使いの女が言う。彼女の名はリーゼロットいうらしい。リーゼがそう言った。「ゴングを鳴らしてくれ。それが試合開始の合図だ」
鐘が鳴らされる。
「いくぜえええええええええええええええええええ! はあああああああああああああああああああああ!」
ゼネガルは攻撃をしかけてきた。黒剣による一撃。
「いけませんね」
「何? 俺の攻撃を避けただと。ぶわっ!」
エルクは避ける瞬間。粉を巻いた。
「な、なんだこれは」
「賭けの対象を決めるより前に決闘(デュエル)が終わってしまいました」
「なんだと……うっ、ぐうっ……ZZZZZZZZZZZZZZ」
ゼネガルは崩れ落ちた。そして聞こえてくるのは安からか眠気だ。
「ね、寝ちゃいました」
「イビキかいている」
「気持ちよさそう」
「強力な睡眠薬です。あなたみたいなゲスを殺してまで私も殺人者になりたくないですから」
エルクはリーゼを睨む。
「これで勝敗は決したでしょう? それとも起き上がれば闘えるとかいう見苦しい言い訳をするつもりですか?」
「くっ。そうね。これ以上の交戦は無理ね。認めるわ。あなたの勝ちよ」
「やった! やりました! 先生の勝ちです!」
「流石先生!」
「先生! 素敵です!」
「よしなさい。相手がうぬぼれていただけですよ」
「ほら! 起きなさい! いつまでも寝てるんじゃないわよ!」
パンパン! リーゼに頬をビンタされるゼネガル。
「お、俺は……一体。途中から意識が。俺は負けたのか」
「そうよ。あんたは負けたのよ。全く、剣振り回すだけの馬鹿だから状態異常の対策何もしてなかったんでしょ。呑気に寝てたわよ」
「お、俺が負けたのか。負けは負けだな。認めるしかねぇ」
「汚い手を使ったと言い訳をするかと思いましたが意外に潔いんですね」
「負けを認められない程幼稚ではないさ。あんた、すげー奴だったんだな。すまなかった。ベヒーモスを討伐したっていうのも本当だったのかも。かもじゃねぇ。本当だったんだな。本当すまなかった。世界にはあんたみたいなすげぇ錬金術師もいるんだな。他にもこんなすげぇ錬金術師はいるのか?」
「他にはいません! 先生は世界でたった一人のすっごい錬金術師なのですっ! えっへん!」
「またリーネが先生をダシに威張ってる」
「自分の手柄みたーい」
「それほどでもありません。それに私は他の錬金術師に興味がありません。いるともいないとも断言はできません」
「いや、あんたみたいなすげー錬金術師。俺は見たことも聞いた事もねぇよ。さっきの睡眠ガスは見事だった。実はこの黒竜の鎧は状態異常変化に対する、耐性スキルを持っているんだ。普通の状態異常だったら滅多にかかる事はねぇ」
「え? そうだったの? ごめん。気づかなかったわ」
リーゼは謝る。
「それだけあんたの作った睡眠ガスが特別だったって事だな。とんでもねぇ効き目だった。一瞬で夢の国まで旅立っちまった。あんたの作った睡眠ガスならドラゴンでも一発で眠らせれるんじゃねぇか」
「さあ、どうでしょう。やった事もないので試してみないとわかりませんが」
「そうか。それで俺に何を望む、俺にできる事何でもするぜ。目障りだっていうならどこへなりに消えるし、死ねと言えばこの場で死んでやる」
「うーん。そうですねぇ。別に謝って頂けましたし、それでもう私の気も済みました。何もしなくてもいいです」
「何もしなくていいのか? 装備は? 金だってあるんだぜ」
「いいえ。興味がありません。その程度のもの、私でも作れますし」
「そうか。完敗だぜ」
「もう気が済んだでしょう。私はいきますよ」
「待ってくれ!」
「まだなにか?」
「恥を承知で言う。あんたに対する評価が180度変わった。どうか俺達のパーティーに入ってくれ、この通りだ」
ゼネガルは頭を下げてきた。
「なっ!? なんなんですかあなたは! あれだけ先生の事を嘘つき呼ばわりしたのに!」
「私からも頼むわ。あなたの力は本物よ。私達ならあなたの力を今いるパーティー以上に引き出せるわ! 世界をよりよい方向へ導く為! 役立てる事ができる!」
しかしエルクの返答はひとつに決まっていた。
「お断りします。彼女達は抜け殻だった私に夢を与えてくれました。生きる希望を与えてくれたのは彼女達です。どんな好待遇を用意しようと、彼女達を裏切る事は私にはできません」
「……先生」「……先生」「流石私の、いえ私達の先生です。もう、大、大、大好きです」
三人は瞳を潤ませる。
「そうか……無理な要望だったな。すまない」
「いえ。良いです」
「賭けに勝った代わりとはなんだが、ギルドに嘆願書を出しておくよ。お前達がEランクじゃいくらなんでも実力に見合わなすぎる。できるだけ早く昇格させるように」
「そうですか。ありがとうございます」
エルクは頭を下げた。
「ああ! いずれは同じSランクの冒険者パーティーとして冒険できる日を夢見ているぜ! いや、夢じゃねぇ! すぐそこにある現実かもな!」
「また会いましょう! 楽しみにしているわ!」
「帰りましょうか」
「ええ。帰りましょう。お祝いに豪勢な料理を食べましょう」
「大した事もしていないのにお祝いですか。それにリーネさん、最近太ったって嘆いてませんでしたか?」
「ギ、ギクッ。どうしてそれを!」
「欲望が口からダダ漏れですから!」
「先生! 食べても太らない薬! それから痩せる薬をください! そうすればおいしいもの沢山食べても太りません!」
「リーネ、先生がいるとダメになるタイプだ」
こうしてラブリーラビットの四人は闘技場(コロセウム)を去った。しかし、この時、世界が混沌に陥っているとは思ってもいなかったのである。
そのステージに立つのはエルクそれに対するのはゼネガルである。ゼネガルは剣を構えていた。黒塗りの剣。それも黒竜の装備であろう。Sランク相当の武具だ。
「なにか賭けないか?」
「賭ける?」
「決闘(デュエル)はお互いのなにかを賭けるのが基本だ。ただ闘って勝ちました、負けましたじゃ面白味にかけるだろう? リスクがあるからお互いに真剣になれるんだ」
「何を賭けるつもりですか?」
「俺が勝ったら後ろの嬢ちゃん達を一晩借りる」
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「なっ!? ふざけるんじゃありません! 私の処女は先生のものです! 他の誰にも渡しません!」
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「先生も経験がなかったんですか! だったら話は簡単です! 今晩宿に戻って、お互いに初めての交換をすればいいんです! もう先生ったら~はじめてだから優しくしてって言ったのに、そんなに激しく! ああっ! やだ~もう先生ったら」
リーネは妄想の世界に入り浸り一人で盛り上がっていた。
「リーネ、先生が教え子に手を出すつもりはないという(意訳)台詞を聞いていなかったの?」
イシスは引いていた。
「まあいい。それでどうする? 賭けを飲むのか」
「私に関する事ではありませぬ故。賭けの対象としては相応しくないかと思います」
「嬢ちゃん達がいいっていうなら別にいいだろ。どうだ? 嬢ちゃん達は乗るのか?」
「当たり前です! 先生があなたなんかに負けるはずがありません!」
「同意」
「先生! あの人をやっつけちゃってください!」
「だそうだ。賭けは成立だな」
「あなたは何を賭けるのですか?」
「俺か。何でもいいぜ。あんたの望むものを差し出そう。死ねといったら死ぬし、俺の装備が欲しければくれてやる。試合が終わった後に決めてくれればいいさ」
「そうですね」
「始まるわ」
四聖竜の魔法使いの女が言う。彼女の名はリーゼロットいうらしい。リーゼがそう言った。「ゴングを鳴らしてくれ。それが試合開始の合図だ」
鐘が鳴らされる。
「いくぜえええええええええええええええええええ! はあああああああああああああああああああああ!」
ゼネガルは攻撃をしかけてきた。黒剣による一撃。
「いけませんね」
「何? 俺の攻撃を避けただと。ぶわっ!」
エルクは避ける瞬間。粉を巻いた。
「な、なんだこれは」
「賭けの対象を決めるより前に決闘(デュエル)が終わってしまいました」
「なんだと……うっ、ぐうっ……ZZZZZZZZZZZZZZ」
ゼネガルは崩れ落ちた。そして聞こえてくるのは安からか眠気だ。
「ね、寝ちゃいました」
「イビキかいている」
「気持ちよさそう」
「強力な睡眠薬です。あなたみたいなゲスを殺してまで私も殺人者になりたくないですから」
エルクはリーゼを睨む。
「これで勝敗は決したでしょう? それとも起き上がれば闘えるとかいう見苦しい言い訳をするつもりですか?」
「くっ。そうね。これ以上の交戦は無理ね。認めるわ。あなたの勝ちよ」
「やった! やりました! 先生の勝ちです!」
「流石先生!」
「先生! 素敵です!」
「よしなさい。相手がうぬぼれていただけですよ」
「ほら! 起きなさい! いつまでも寝てるんじゃないわよ!」
パンパン! リーゼに頬をビンタされるゼネガル。
「お、俺は……一体。途中から意識が。俺は負けたのか」
「そうよ。あんたは負けたのよ。全く、剣振り回すだけの馬鹿だから状態異常の対策何もしてなかったんでしょ。呑気に寝てたわよ」
「お、俺が負けたのか。負けは負けだな。認めるしかねぇ」
「汚い手を使ったと言い訳をするかと思いましたが意外に潔いんですね」
「負けを認められない程幼稚ではないさ。あんた、すげー奴だったんだな。すまなかった。ベヒーモスを討伐したっていうのも本当だったのかも。かもじゃねぇ。本当だったんだな。本当すまなかった。世界にはあんたみたいなすげぇ錬金術師もいるんだな。他にもこんなすげぇ錬金術師はいるのか?」
「他にはいません! 先生は世界でたった一人のすっごい錬金術師なのですっ! えっへん!」
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「え? そうだったの? ごめん。気づかなかったわ」
リーゼは謝る。
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「さあ、どうでしょう。やった事もないので試してみないとわかりませんが」
「そうか。それで俺に何を望む、俺にできる事何でもするぜ。目障りだっていうならどこへなりに消えるし、死ねと言えばこの場で死んでやる」
「うーん。そうですねぇ。別に謝って頂けましたし、それでもう私の気も済みました。何もしなくてもいいです」
「何もしなくていいのか? 装備は? 金だってあるんだぜ」
「いいえ。興味がありません。その程度のもの、私でも作れますし」
「そうか。完敗だぜ」
「もう気が済んだでしょう。私はいきますよ」
「待ってくれ!」
「まだなにか?」
「恥を承知で言う。あんたに対する評価が180度変わった。どうか俺達のパーティーに入ってくれ、この通りだ」
ゼネガルは頭を下げてきた。
「なっ!? なんなんですかあなたは! あれだけ先生の事を嘘つき呼ばわりしたのに!」
「私からも頼むわ。あなたの力は本物よ。私達ならあなたの力を今いるパーティー以上に引き出せるわ! 世界をよりよい方向へ導く為! 役立てる事ができる!」
しかしエルクの返答はひとつに決まっていた。
「お断りします。彼女達は抜け殻だった私に夢を与えてくれました。生きる希望を与えてくれたのは彼女達です。どんな好待遇を用意しようと、彼女達を裏切る事は私にはできません」
「……先生」「……先生」「流石私の、いえ私達の先生です。もう、大、大、大好きです」
三人は瞳を潤ませる。
「そうか……無理な要望だったな。すまない」
「いえ。良いです」
「賭けに勝った代わりとはなんだが、ギルドに嘆願書を出しておくよ。お前達がEランクじゃいくらなんでも実力に見合わなすぎる。できるだけ早く昇格させるように」
「そうですか。ありがとうございます」
エルクは頭を下げた。
「ああ! いずれは同じSランクの冒険者パーティーとして冒険できる日を夢見ているぜ! いや、夢じゃねぇ! すぐそこにある現実かもな!」
「また会いましょう! 楽しみにしているわ!」
「帰りましょうか」
「ええ。帰りましょう。お祝いに豪勢な料理を食べましょう」
「大した事もしていないのにお祝いですか。それにリーネさん、最近太ったって嘆いてませんでしたか?」
「ギ、ギクッ。どうしてそれを!」
「欲望が口からダダ漏れですから!」
「先生! 食べても太らない薬! それから痩せる薬をください! そうすればおいしいもの沢山食べても太りません!」
「リーネ、先生がいるとダメになるタイプだ」
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