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銀狐の章
第025話「三人でデート ①」
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「昨晩のご飯はシチューだったと……そういうことなのね?」
オレはあーちゃん先輩にしっかりと説明した。
なんで昨日の晩飯のことを丁寧に説明しないといけないのだろうか。
「シェンもちゃんとシチューって教えただろ」
「なかなか言い難くて忘れておったのじゃ」
テヘペロじゃねぇ。
お茶目に致命的な間違いをしないでくれ。
おかげでオレは犯罪者になるところだったじゃないか。
「分かったわよ。この子と一緒に服とか色々買えばいいのね」
「ああ、そうしてくれると助かる」
「モー君は一緒に行かないの?」
下着売り場とか恥ずかしくて行けるか!
「二時間くらいしたらここで……」
落ち合おうと言おうとしたら、あーちゃん先輩とシェンに両方の袖を掴まれた。
「なんで一人だけ逃げようとしているのかな?」
「お主様に我様の色香を見せつけてやるのじゃ」
「ええっと……オレは……」
二人とも目が殺気立っていた。
「もちろん行くよね!」
「もちろん行くのじゃ!」
「…………はい」
二人の熱気に根負けしてオレは二人についていくことにした。
オレはあーちゃん先輩にしっかりと説明した。
なんで昨日の晩飯のことを丁寧に説明しないといけないのだろうか。
「シェンもちゃんとシチューって教えただろ」
「なかなか言い難くて忘れておったのじゃ」
テヘペロじゃねぇ。
お茶目に致命的な間違いをしないでくれ。
おかげでオレは犯罪者になるところだったじゃないか。
「分かったわよ。この子と一緒に服とか色々買えばいいのね」
「ああ、そうしてくれると助かる」
「モー君は一緒に行かないの?」
下着売り場とか恥ずかしくて行けるか!
「二時間くらいしたらここで……」
落ち合おうと言おうとしたら、あーちゃん先輩とシェンに両方の袖を掴まれた。
「なんで一人だけ逃げようとしているのかな?」
「お主様に我様の色香を見せつけてやるのじゃ」
「ええっと……オレは……」
二人とも目が殺気立っていた。
「もちろん行くよね!」
「もちろん行くのじゃ!」
「…………はい」
二人の熱気に根負けしてオレは二人についていくことにした。
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