人間にトラウマを植え付けられた半妖が陰陽師に恋をする

現代、陰陽寮の中で上位に位置する九重家では、跡取りについて議論が行われていた。

跡取り候補の一人、九重優輝(ここのえゆうき)は、人里離れた森に住む一人の半妖に恋をした。

半妖の名前は銀籠(ぎんろう)。
父親である銀と共に生活していた。

過去、銀籠は大事な父親が人間により殺されかけた経験があり、人間恐怖症になってしまった。


「我は、父上がいればそれでいい」


銀は自分が先に死んでしまった時のことを考え、思い悩む。
その時、九重家のことを思い出し逢いに行った。

銀の羽織りを握り、涙を浮かべる銀籠に一目惚れした優輝は、その日を境に銀籠へ愛を伝えるため会い続けた。


半妖に恋をした陰陽師の跡取り息子と、人間が苦手な半妖の、ほのぼのBL恋愛ファンタジー!
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