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第五章 お紅茶は如何かしら?
朝が来た。 ※【絡み:小川健悟x柳川健人】
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健悟は目を開けた。体内時計に狂いがなければ——あまりにも正確すぎて狂いようがない——、ちょうど朝の五時五十五分だ。高卒で消防士になってからこの歳まで、起床時間は変わらない。
非番の日であれば目を覚ますのは自宅の寝室、そうでなければ女の部屋かラブホテルの一室だ。そして今日は——若手人気俳優・柳川健人の寝室のベッドの上にいる。しかも、何がどうなってこうなったのか、健悟は素っ裸かで、同じく素っ裸かの柳川健人と一緒にいるのだった。
健悟はベッドの中央で大の字になって仰向けに寝ている。柳川は健悟を抱き枕にしていた。顔を健悟の左胸に埋め、左腕を健悟の胴に巻きつけ、さらには左脚を健悟の左腿に絡ませている。柳川の膝小僧がちょうど健悟の股間の位置にあって、だらりと垂れ下がった重々しい頭陀袋に触れそうで触れないでいた。
健悟は朝勃ちをしていた。相棒はすでに目覚めていて、臍につきそうなくらいに長大になっている。
健悟はその相棒を見て、ため息を吐いた。
——昨日、散々出しただろ。おまえってやつは……。
——結局、挿れなかったよな。怖気付いたか?
——そんなんじゃねえよ。
ブーンと空気清浄機の鳴る音がした。顔を右に向けると赤のランプが点滅している。健悟のフェロモンに反応したらしい。
相棒が健悟を揶揄う。
——朝からおっ始めるのか? それなら協力するぜ。
——寝かしてやれよ。ぐっすり眠ってらあ。
——ガラでもねえな。厄年だからか?
——男四十二の大厄だからこうして男と寝ているのかもな。
——今までのツケが回ってきたってわけだ。
——うるせえ。黙ってろ。
健悟は顔を顰めて、そっと両腕を上げ、梁川を起こさないように注意しながら、そろりそろりと伸びをした。それと同時に目を閉じて、大きく息を吸って吐いた。分厚い胸板がゆっくりと上下したが、柳川は眠ったままだった。伸びを了えて枕の下で両手を組むと、即座にブーンと空気清浄機が作動した。その音からするに、こんどはフル稼働のようだった。
雄のフェロモン大放出か……。
健悟は苦笑いをした。このフェロモンは、どうやら女だけでなく男にも効き目があるらしい。しかしこの魅惑的なフェロモンを出すには、アドレナリンを全身に行き渡らせる必要がある。それは端的に云えば、興奮状態——これまでの経験では、生きるか死ぬかの火災現場に身を置くとき、そうでなければ女を口説くとき——にあることを意味している。
つまり俺は、柳川に興奮しているのか?
健悟は気持ちを整理しようと、もう一度、深呼吸をした。先ず何故こうなったかのおさらいだ。
そのときピッと音がしてエアコンが作動した。健悟は、柳川が「朝の六時にタイマーをセットしている」と云っていたのを思い出した。ちょうど好い。これで頭を冷やしながら考えることができる。
柳川は明らかに健悟のフェロモンに反応していた。それも儀式のときからだ。庁舎の風呂場で素っ裸かで対峙した瞬間から、柳川のスイッチが入ったらしい。
最初は自慢の軀を見せつけながら——もちろん股間の相棒がメインだ——男の上下関係を叩きこむつもりだった。素っ裸かにひん剥かれて緊張している若い男を揶揄いながら、あれやこれやと指令を出してそいつの覚悟と根性を試す。そしてその仕上げがあの儀式だ。
その儀式で俺は何をした?
あり得ないほど昂って、柳川の尻を使って素股をした。激しく腰を搏ちつけ、熱り勃つ相棒をこすりつけた。しかも派手に射精までした。
そしてその夜、ベッドの上で半裸で抱きあって寝た。朝起きると騎乗位の真似事もした。朝勃ちした互いの相棒を笑って、男と男のささやかな共感を持った。
それから昨日の夜——。
風呂場で柳川の尻の孔に指を突っ込みながら、相棒の帽子を脱がせてやった。ベッドに移ってからは、セックスの真似事をした。柳川が、性根の悪い女優に溺れてしまわないよう、自分に惚れさせようとした。柳川はすっかり健悟との肌あわせに酔いしれ、達かせてくれ、と哀願するに至った。
柳川の口に相棒を辷りこませたとき、もう引き返せない、と思った。だったら今までどおりやるだけだ。健悟は、いったん尖端の肉の丸みまでを口に含ませ、しばらくそのままにしてから引き抜いた。
「親分、すみません」柳川が目を開けて健悟の顔を仰ぎ見た。「俺、初めてで、やり方が……」
「両手で持って先っぽを舐めてみな。AVで観たことねえか? それと同じだ」
柳川は、はい、と応えてすぐに実行に移した。
ざらつきのある生温かい舌が、相棒の膨らみにぎこちなく絡みつく。云われもしないのに、両手で相棒の根元から胴までを親指の腹でゴシゴシ扱いているのは、男の本能なのだろう。ツボを心得ている。股ぐらにぶら下がる頭陀袋を、ときおり指で刺戟するのも忘れない。
「つぎは根元から先っぽまでを舐めあげるんだ。やってみろ」柳川の頭を両手でつかみ、ゆっくりと腰を引く。そそり勃った相棒をぼうっと見つめる柳川の目の前で、健悟は頭陀袋を左右交互に上下させた。「ここもな。舌を使って口のなかで転がしてくれ」
柳川は、この指令もすぐに実行に移した。健悟のどっしりとした腰を両手でつかみ、何度も何度も、根元から尖端へと舌を這わせた。そして重量感のある頭陀袋にも左右交互に口を寄せ、すぽんと吸いこんで、飴玉を口のなかで溶かすように舐めながらゴロゴロと転がした。
健悟は、なるほどな、と思った。雄のフェロモンを発散する場所は軀じゅうにあるが、ここのフェロモンは最高に効き目が好い。なにしろ子種を作りそして迸らせる雄の象徴だからだ。それにしても気持ちが好い。達くのも時間の問題だ。なるべく時間をかけて柳川にあの性悪女のことを忘れさせた上で、ぶっ放してやろう……。
ぶっ放す? どこへ?
健悟は、もう一度、相棒の尖端を柳川に銜えさせた。柳川の後頭部に両手を添えて腰を揺らしはじめた。
柳川が、くぐもった声を出しながら、顔を前後に動かした。初めのうちは健悟の腰の動きとタイミングが合わなかったが、健悟が両手で顔を動かしてやると要領を得て、健悟を悦ばせた。
それにしても、可愛い顔してやがる。
少年から青年へ移り変わろうとしている若い男に特有の、幼さと精悍さが入り混じった、危うげな顔——健悟にとっては青臭いガキだが、柳川の表情は何故だか唆られる。眉根を寄せて悩ましげに目を閉じているかと思えば、健悟の反応を確かめるように上目遣いになる。腰を進めて相棒を咽喉の奥まで押しこんでやると、鼻を股間の荒々しい叢に埋めて雄のフェロモンをいっぱいに吸おうとする。
背筋を電流が疾り、張りつめた頭陀袋が持ちあがる。太腿の震えを悟られぬように、よりいっそう激しく腰を振った。
挿れる。抜く。挿れる……。
そろそろ爆発しそうだった。しかし、口のなかに出すのはさすがに躊躇われた。
挿れる。抜く。挿れる。抜く。挿れる……。
「柳川、そろそろ達くぞ……」健悟は柳川の咽喉の奥を突くと、すぐに腰を引いた。「くそっ!」
健悟は呻いた。そして派手に射精した。口から引き抜かれた相棒が、そり返りながら天井に向って夥しい量の精液を迸らせる。相棒の尖端がべちんと暗い音を立てて臍を叩いた。そのとき二度目の射精が起きて、上から落ちてきた一度目の精液と倶に、健悟の胸から腹をべっとりと濡らした。
「お、親分……すげえ……」
柳川はすっかり陶酔した眼差しで、健悟の射精するようすを、しげしげと眺め渡した。健悟は、どうだ、と云わんばかりの表情でにんまりと笑ってみせた。柳川は、健悟の毛深い胸と腹に唇を押しあて、飛び散った白濁液を叮嚀に啜りはじめた……。
それきり記憶が途絶えている。
カーテンの隙間から朝日が差しこんでいる。下階から目覚まし時計の鳴る音がした。もう少ししたら、小雪からスマホにメッセージが入るかもしれない。
結局、こいつのケツの孔には挿れていない——。
赤子のように眠りつづける柳川の温もりを素肌に感じながら、朝いちばんに何と云おうか、と健悟は考えを巡らせた。
非番の日であれば目を覚ますのは自宅の寝室、そうでなければ女の部屋かラブホテルの一室だ。そして今日は——若手人気俳優・柳川健人の寝室のベッドの上にいる。しかも、何がどうなってこうなったのか、健悟は素っ裸かで、同じく素っ裸かの柳川健人と一緒にいるのだった。
健悟はベッドの中央で大の字になって仰向けに寝ている。柳川は健悟を抱き枕にしていた。顔を健悟の左胸に埋め、左腕を健悟の胴に巻きつけ、さらには左脚を健悟の左腿に絡ませている。柳川の膝小僧がちょうど健悟の股間の位置にあって、だらりと垂れ下がった重々しい頭陀袋に触れそうで触れないでいた。
健悟は朝勃ちをしていた。相棒はすでに目覚めていて、臍につきそうなくらいに長大になっている。
健悟はその相棒を見て、ため息を吐いた。
——昨日、散々出しただろ。おまえってやつは……。
——結局、挿れなかったよな。怖気付いたか?
——そんなんじゃねえよ。
ブーンと空気清浄機の鳴る音がした。顔を右に向けると赤のランプが点滅している。健悟のフェロモンに反応したらしい。
相棒が健悟を揶揄う。
——朝からおっ始めるのか? それなら協力するぜ。
——寝かしてやれよ。ぐっすり眠ってらあ。
——ガラでもねえな。厄年だからか?
——男四十二の大厄だからこうして男と寝ているのかもな。
——今までのツケが回ってきたってわけだ。
——うるせえ。黙ってろ。
健悟は顔を顰めて、そっと両腕を上げ、梁川を起こさないように注意しながら、そろりそろりと伸びをした。それと同時に目を閉じて、大きく息を吸って吐いた。分厚い胸板がゆっくりと上下したが、柳川は眠ったままだった。伸びを了えて枕の下で両手を組むと、即座にブーンと空気清浄機が作動した。その音からするに、こんどはフル稼働のようだった。
雄のフェロモン大放出か……。
健悟は苦笑いをした。このフェロモンは、どうやら女だけでなく男にも効き目があるらしい。しかしこの魅惑的なフェロモンを出すには、アドレナリンを全身に行き渡らせる必要がある。それは端的に云えば、興奮状態——これまでの経験では、生きるか死ぬかの火災現場に身を置くとき、そうでなければ女を口説くとき——にあることを意味している。
つまり俺は、柳川に興奮しているのか?
健悟は気持ちを整理しようと、もう一度、深呼吸をした。先ず何故こうなったかのおさらいだ。
そのときピッと音がしてエアコンが作動した。健悟は、柳川が「朝の六時にタイマーをセットしている」と云っていたのを思い出した。ちょうど好い。これで頭を冷やしながら考えることができる。
柳川は明らかに健悟のフェロモンに反応していた。それも儀式のときからだ。庁舎の風呂場で素っ裸かで対峙した瞬間から、柳川のスイッチが入ったらしい。
最初は自慢の軀を見せつけながら——もちろん股間の相棒がメインだ——男の上下関係を叩きこむつもりだった。素っ裸かにひん剥かれて緊張している若い男を揶揄いながら、あれやこれやと指令を出してそいつの覚悟と根性を試す。そしてその仕上げがあの儀式だ。
その儀式で俺は何をした?
あり得ないほど昂って、柳川の尻を使って素股をした。激しく腰を搏ちつけ、熱り勃つ相棒をこすりつけた。しかも派手に射精までした。
そしてその夜、ベッドの上で半裸で抱きあって寝た。朝起きると騎乗位の真似事もした。朝勃ちした互いの相棒を笑って、男と男のささやかな共感を持った。
それから昨日の夜——。
風呂場で柳川の尻の孔に指を突っ込みながら、相棒の帽子を脱がせてやった。ベッドに移ってからは、セックスの真似事をした。柳川が、性根の悪い女優に溺れてしまわないよう、自分に惚れさせようとした。柳川はすっかり健悟との肌あわせに酔いしれ、達かせてくれ、と哀願するに至った。
柳川の口に相棒を辷りこませたとき、もう引き返せない、と思った。だったら今までどおりやるだけだ。健悟は、いったん尖端の肉の丸みまでを口に含ませ、しばらくそのままにしてから引き抜いた。
「親分、すみません」柳川が目を開けて健悟の顔を仰ぎ見た。「俺、初めてで、やり方が……」
「両手で持って先っぽを舐めてみな。AVで観たことねえか? それと同じだ」
柳川は、はい、と応えてすぐに実行に移した。
ざらつきのある生温かい舌が、相棒の膨らみにぎこちなく絡みつく。云われもしないのに、両手で相棒の根元から胴までを親指の腹でゴシゴシ扱いているのは、男の本能なのだろう。ツボを心得ている。股ぐらにぶら下がる頭陀袋を、ときおり指で刺戟するのも忘れない。
「つぎは根元から先っぽまでを舐めあげるんだ。やってみろ」柳川の頭を両手でつかみ、ゆっくりと腰を引く。そそり勃った相棒をぼうっと見つめる柳川の目の前で、健悟は頭陀袋を左右交互に上下させた。「ここもな。舌を使って口のなかで転がしてくれ」
柳川は、この指令もすぐに実行に移した。健悟のどっしりとした腰を両手でつかみ、何度も何度も、根元から尖端へと舌を這わせた。そして重量感のある頭陀袋にも左右交互に口を寄せ、すぽんと吸いこんで、飴玉を口のなかで溶かすように舐めながらゴロゴロと転がした。
健悟は、なるほどな、と思った。雄のフェロモンを発散する場所は軀じゅうにあるが、ここのフェロモンは最高に効き目が好い。なにしろ子種を作りそして迸らせる雄の象徴だからだ。それにしても気持ちが好い。達くのも時間の問題だ。なるべく時間をかけて柳川にあの性悪女のことを忘れさせた上で、ぶっ放してやろう……。
ぶっ放す? どこへ?
健悟は、もう一度、相棒の尖端を柳川に銜えさせた。柳川の後頭部に両手を添えて腰を揺らしはじめた。
柳川が、くぐもった声を出しながら、顔を前後に動かした。初めのうちは健悟の腰の動きとタイミングが合わなかったが、健悟が両手で顔を動かしてやると要領を得て、健悟を悦ばせた。
それにしても、可愛い顔してやがる。
少年から青年へ移り変わろうとしている若い男に特有の、幼さと精悍さが入り混じった、危うげな顔——健悟にとっては青臭いガキだが、柳川の表情は何故だか唆られる。眉根を寄せて悩ましげに目を閉じているかと思えば、健悟の反応を確かめるように上目遣いになる。腰を進めて相棒を咽喉の奥まで押しこんでやると、鼻を股間の荒々しい叢に埋めて雄のフェロモンをいっぱいに吸おうとする。
背筋を電流が疾り、張りつめた頭陀袋が持ちあがる。太腿の震えを悟られぬように、よりいっそう激しく腰を振った。
挿れる。抜く。挿れる……。
そろそろ爆発しそうだった。しかし、口のなかに出すのはさすがに躊躇われた。
挿れる。抜く。挿れる。抜く。挿れる……。
「柳川、そろそろ達くぞ……」健悟は柳川の咽喉の奥を突くと、すぐに腰を引いた。「くそっ!」
健悟は呻いた。そして派手に射精した。口から引き抜かれた相棒が、そり返りながら天井に向って夥しい量の精液を迸らせる。相棒の尖端がべちんと暗い音を立てて臍を叩いた。そのとき二度目の射精が起きて、上から落ちてきた一度目の精液と倶に、健悟の胸から腹をべっとりと濡らした。
「お、親分……すげえ……」
柳川はすっかり陶酔した眼差しで、健悟の射精するようすを、しげしげと眺め渡した。健悟は、どうだ、と云わんばかりの表情でにんまりと笑ってみせた。柳川は、健悟の毛深い胸と腹に唇を押しあて、飛び散った白濁液を叮嚀に啜りはじめた……。
それきり記憶が途絶えている。
カーテンの隙間から朝日が差しこんでいる。下階から目覚まし時計の鳴る音がした。もう少ししたら、小雪からスマホにメッセージが入るかもしれない。
結局、こいつのケツの孔には挿れていない——。
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