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キャパオーバーだわ2.
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「お前ら…昇降口で抱き合って何やってんだ?」
「あ、おはよー拓実、これは抱き合ってるんじゃなくて肩を組んでるだけだぜ?」
ちょうど今登校してきたらしい拓実が俺達を見ながら怪訝な顔をして立っていた。
俺は朝から拓実に会えてドキドキする胸をおさえながら敬語キャラへと切り替える。
「おはようございます拓実」
「おはよ凪、ちょっと夏目と距離が近すぎるぞ」
「そうですか?」
友達だしこのぐらいの距離感なら普通じゃないのか?
拓実の言葉を特に気にせず、夏目と会話をしていると拓実が俺と夏目の間に割って入ってきた。
「なんだなんだ~嫉妬か?俺と凪が仲良いからって嫉妬か拓実~」
「うるせぇぞ夏目。余計な事を言うな」
「ふむふむ、この人拗ねてますぜ凪さん」
「だから夏目うるせえって」
拓実と夏目が会話をしながら歩き出したので俺も慌てて2人へついていこうとした。
だが会話に入るタイミングを逃した俺は2人に置いていかれた。
なぁ、めっちゃ寂しいんですけど。
何新種のいじめ?俺を無視できたら10ポイント的な?
呆然と廊下に立ち尽くす俺を心配して、親衛隊の子達が声を掛けてくれた。
皆の優しさに悲しくなった俺は愛想笑いをしながら教室まで1人トボトボ歩いたのだった。
バサバサと机の上に置いてあった書類が崩れて床に散らばる。
その書類を片付けていたら目の前に東雲が立っていた。
「咲良さん、この書類破棄しといてくれない?」
「これは次の会議で使うものでは?」
「拓実からは使わないって聞いたわ」
「…わかりました、処理しておきます」
「今すぐね」
東雲はよろしく~と手を振りながら床に落ちていた書類を拾わず足で踏んでいった。
あーもう、わざわざ落ちてる書類踏んでくなよ。靴跡ついたじゃねーか。性格悪すぎ。
てか拓実が俺に命令するならわかるが何故あの女に命令されんといかんわけ?お前は他校の会長だろうが。
イライラしたのでストレス発散をする為にシュレッダーにかけるのをやめて書類を自分の手で破いた。
そしてゴミ箱へと捨てた俺は残っていた書類を片付けはじめる。
東雲は俺に命令してから拓実とのお喋りを再開したみたいだ。
まじで仕事しろよ…。
学祭で借りる会場の場所未だに白紙のままなんだが。
会場が決まらんと皆学祭の準備できんよな?
だけど各クラスの予算案は提出されているし、この前自分のクラスに行ったらお化け屋敷するって言ってたんだよな…。
今年は合同学祭…だったよな?催し物って向こうの学校と話し合って決めなくていいのか?
拓実に学祭の詳細を聞きたくても東雲いるから気軽に聞けないし、他に頼まれている仕事があるから忙しいんだよな…。
「あ、おはよー拓実、これは抱き合ってるんじゃなくて肩を組んでるだけだぜ?」
ちょうど今登校してきたらしい拓実が俺達を見ながら怪訝な顔をして立っていた。
俺は朝から拓実に会えてドキドキする胸をおさえながら敬語キャラへと切り替える。
「おはようございます拓実」
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「そうですか?」
友達だしこのぐらいの距離感なら普通じゃないのか?
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「なんだなんだ~嫉妬か?俺と凪が仲良いからって嫉妬か拓実~」
「うるせぇぞ夏目。余計な事を言うな」
「ふむふむ、この人拗ねてますぜ凪さん」
「だから夏目うるせえって」
拓実と夏目が会話をしながら歩き出したので俺も慌てて2人へついていこうとした。
だが会話に入るタイミングを逃した俺は2人に置いていかれた。
なぁ、めっちゃ寂しいんですけど。
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呆然と廊下に立ち尽くす俺を心配して、親衛隊の子達が声を掛けてくれた。
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その書類を片付けていたら目の前に東雲が立っていた。
「咲良さん、この書類破棄しといてくれない?」
「これは次の会議で使うものでは?」
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「…わかりました、処理しておきます」
「今すぐね」
東雲はよろしく~と手を振りながら床に落ちていた書類を拾わず足で踏んでいった。
あーもう、わざわざ落ちてる書類踏んでくなよ。靴跡ついたじゃねーか。性格悪すぎ。
てか拓実が俺に命令するならわかるが何故あの女に命令されんといかんわけ?お前は他校の会長だろうが。
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そしてゴミ箱へと捨てた俺は残っていた書類を片付けはじめる。
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