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「いやいや、俺に好きな人いないって」
「要君?って子といい感じなんでしょ?」
「息子で妄想すんなし、要は友達だってば。それにあいつ好きな人いるから」
「そうなの?残念ねぇ~」
何が残念ねぇ~だ、俺と要で妄想すんなし。まだ俺達で妄想しているのかブツブツ言っている母さん。
要は友達だって何回言ってもきっと伝わらないだろうと諦めた俺はスマホで時間を確認する。
要からメッセージがきてた。
なになに?もうすぐ着くぞだと、え、やべもうそんな時間!?この格好を見られたら変な誤解されそうだ。そして話は冒頭に戻る。
焦った俺はメイクを落とそうとクレンジングを探したがタイミング悪く玄関のチャイムが鳴った。
「もしかして琉星の?はいは~い、今行きますね~」
「………」
俺の方を見てニヤニヤしながら母さんは玄関のドアを開けに1階に降りていった。
はぁ…母さんは要に任せて、とりあえずメイク落とそう。どこにしまってあるんだクレンジング。全然見当たらんのだけど。
「琉星~準備できてるでしょ?早く降りてらっしゃい。要君には車の中で待っててもらってるから」
階段から母さんの声が聞こえてきた。
いやいやいや、この格好で本当に行かせる気かよ。だからいつもしまってある場所にクレンジングなかったのか。最初から計画たてて実行してたのか母さん。
…しょうがない、こうなったら腹を括るしかない。要にはとりあえず笑わないでねぇ?とメッセージを送った。
「要君?って子といい感じなんでしょ?」
「息子で妄想すんなし、要は友達だってば。それにあいつ好きな人いるから」
「そうなの?残念ねぇ~」
何が残念ねぇ~だ、俺と要で妄想すんなし。まだ俺達で妄想しているのかブツブツ言っている母さん。
要は友達だって何回言ってもきっと伝わらないだろうと諦めた俺はスマホで時間を確認する。
要からメッセージがきてた。
なになに?もうすぐ着くぞだと、え、やべもうそんな時間!?この格好を見られたら変な誤解されそうだ。そして話は冒頭に戻る。
焦った俺はメイクを落とそうとクレンジングを探したがタイミング悪く玄関のチャイムが鳴った。
「もしかして琉星の?はいは~い、今行きますね~」
「………」
俺の方を見てニヤニヤしながら母さんは玄関のドアを開けに1階に降りていった。
はぁ…母さんは要に任せて、とりあえずメイク落とそう。どこにしまってあるんだクレンジング。全然見当たらんのだけど。
「琉星~準備できてるでしょ?早く降りてらっしゃい。要君には車の中で待っててもらってるから」
階段から母さんの声が聞こえてきた。
いやいやいや、この格好で本当に行かせる気かよ。だからいつもしまってある場所にクレンジングなかったのか。最初から計画たてて実行してたのか母さん。
…しょうがない、こうなったら腹を括るしかない。要にはとりあえず笑わないでねぇ?とメッセージを送った。
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