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これは、使える兵器だぞ。
あまりに、カンタンすぎるぞい・・・
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あっけなく、1両のソ連軍戦車が破壊された。
「やりましたね。」と、山本操縦士が音通電話からバンザイだ。
「いや、これでは・・・カンタンすぎるかな・・・」と、無線送信機のスイッチを切る。
97式改の無線機へかぶらないためだ。
まず、混信の危険はないが、用心するのである。
サイトウ技師は、相手が移動する戦車でも上空から観察して無線誘導すれば、「これは、使える兵器だな。」と、納得するのだ。
ソ連軍戦車の隊員が戦死したのは、戦いで戦死したのだ。
軍人として、本望だろう・・・
すくなくとも、犬死にではないからだ。
「では、帰投しますよ。」「あ、あ、了解だ。」
97式改は1機の飛行爆弾を投下して・・・空母スサノウへ帰投する。
計器盤に空母の方位を示すメーターがあり、その矢印が上になるように機体を操作すれば・・・空母へ到着できるのだ。
無線帰投装置はゼロ戦にも搭載してたが・・・敵に空母の位置がバレるからか・・・使ったことが無いそうだ。
この97式改の帰投装置は敵に逆探知装置があれば・・・場所が判明してしまうのだが・・・ソ連軍には、そこまでの戦闘機が無い。
つまり、日本陸軍戦闘機隊は無双なのだ。
それで、無線帰投装置は強力な電波を出しているのである。
「空母へ帰るのはカンタンですよ。」と、地図も見てない山本操縦士だ。
「空母ですから、海上を飛ばなきゃならない。」「でも、陸軍の我ら空中勤務員は慣れてない。」
「それで、帰投装置が強力なヤツをつけたんですよ。」
「たまに、バカなシナ軍が空母へたかってきますが・・」
「即、叩き落とされて、見ていて可哀そうなくらいですよ。」と、ガハハハハと高笑いだ。
シナの軍閥軍は欧米から旧式戦闘機を安価に仕入れている。
それで、果敢に攻めてくるのだが・・・「まあ、我が陸軍には、イイ演習材料ですがね。」と、豪語するのだ。
これは、史実でもマジな話である。
海軍の96式艦戦が3倍のシナ軍機に挑んで・・・1機も喰われなかった・・・そして、敵は全機撃墜されて。終わりだったのだ。
敵の機体はソ連製イー16や米軍のカーチスだ。
その差は、訓練時間の差なのである。
日本軍の訓練は実戦より厳しいからだ。
精神棒という、尻バットが・・・ヘマすると、飛んでくるのだ。
セミという罰ゲームもある。
これは、木の棒にぶら下がる訓練だ。(30分以上だ。)
そして、逆立ちもある。
操縦士は体に旋回などで重力がかかる、それで内臓が下へ押し下げられるのだ。
それで、逆立ちして内臓を戻すのである。
ゼロ戦のエースだった坂井三郎氏の話である。
「あっ、見えてきました。」と、山本操縦士が前方を示す。
空母が大連港へ投錨している。
まだ、岸壁の水深が浅いから・・・大連港の中ほどでの投錨だ。
周回して着艦OKか、確認する。
赤い艦尾のライトが青に変る。
「行きますよ。」「了解。」と、窓枠へつかまるサイトウ技師だ。
空母の艦尾には戦闘機が降りる台が・・・
機体が艦尾を過ぎると・・・その台が蒸気力で走りだすのだ。
そして、機体が台へストンと降りると・・・ブレーキがかかるのだ。
ガクンとブレーキがかかると、乗員の体がもたない・・・
それで、空母の全長をつかって、徐々にブレーキがかかるのだ。
それでも、時速250キロあまりの機体を200メートルで停止させるのだ。
かなりの重圧がかかるのだ。
それで、窓枠へしがみついてるサイトウ技師なのである。
山本操縦士は、さすがに慣れてるからね・・・
犬塚君が・・・サイトウ技師へ、無線操縦の装置の操作感覚を聞く。
「ボタンをポン、ポンって感じだな。」「あまり、押し続けると・・・機体が操作できなくなりそうだよ。」
と、実感がこもっている感想だ。
「まあ、舵の角度は決まってるからね。」
「そこは、無線操縦装置を複数のリレーで操作しないと・・・」
「そこまでは、まだ開発中だからな。」
「実戦だ、信頼性がある誘導装置じゃないと・・・鹵獲されたら、大変だからな。」
と、犬塚君が繰り返す。
ソ連軍に飛行爆弾が鹵獲されないように、最悪でも自爆装置があるのだが・・・
これは、機体の操縦装置を開けると、爆弾が爆発するように信管がセットしてあるのだ。
操縦装置は軍事機密だ。
日本の最新の電子工学技術が詰まった装置である。
絶対に、敵の手に渡してはならないのだ。
米軍は鹵獲したゼロ戦を使って・・・対ゼロ戦の戦闘機であるグラマンF6Fを完成させたのだ。
一撃離脱戦法で、空戦性能で勝ってきたゼロ戦に対抗したのである。
機体が軽く、防弾性能に劣るゼロ戦は苦戦を強いられたのだ。
しかし、陸軍機は防弾鋼板をケチらなかったのだ。
機体が重くなるからと外しても、速度は変わらなかったとか・・・
戦闘機はゼロ戦の活躍ばかりだが・・・陸軍機は、見えないところで活躍を・・・していたのだ。
まず、燃料が陸軍は豊富だった。
インドネシアの油田は陸軍が支配していたからだ。
自爆装置のおかげで、無線誘導飛行爆弾は紛争後になっても軍事機密は守られたのである。
「やりましたね。」と、山本操縦士が音通電話からバンザイだ。
「いや、これでは・・・カンタンすぎるかな・・・」と、無線送信機のスイッチを切る。
97式改の無線機へかぶらないためだ。
まず、混信の危険はないが、用心するのである。
サイトウ技師は、相手が移動する戦車でも上空から観察して無線誘導すれば、「これは、使える兵器だな。」と、納得するのだ。
ソ連軍戦車の隊員が戦死したのは、戦いで戦死したのだ。
軍人として、本望だろう・・・
すくなくとも、犬死にではないからだ。
「では、帰投しますよ。」「あ、あ、了解だ。」
97式改は1機の飛行爆弾を投下して・・・空母スサノウへ帰投する。
計器盤に空母の方位を示すメーターがあり、その矢印が上になるように機体を操作すれば・・・空母へ到着できるのだ。
無線帰投装置はゼロ戦にも搭載してたが・・・敵に空母の位置がバレるからか・・・使ったことが無いそうだ。
この97式改の帰投装置は敵に逆探知装置があれば・・・場所が判明してしまうのだが・・・ソ連軍には、そこまでの戦闘機が無い。
つまり、日本陸軍戦闘機隊は無双なのだ。
それで、無線帰投装置は強力な電波を出しているのである。
「空母へ帰るのはカンタンですよ。」と、地図も見てない山本操縦士だ。
「空母ですから、海上を飛ばなきゃならない。」「でも、陸軍の我ら空中勤務員は慣れてない。」
「それで、帰投装置が強力なヤツをつけたんですよ。」
「たまに、バカなシナ軍が空母へたかってきますが・・」
「即、叩き落とされて、見ていて可哀そうなくらいですよ。」と、ガハハハハと高笑いだ。
シナの軍閥軍は欧米から旧式戦闘機を安価に仕入れている。
それで、果敢に攻めてくるのだが・・・「まあ、我が陸軍には、イイ演習材料ですがね。」と、豪語するのだ。
これは、史実でもマジな話である。
海軍の96式艦戦が3倍のシナ軍機に挑んで・・・1機も喰われなかった・・・そして、敵は全機撃墜されて。終わりだったのだ。
敵の機体はソ連製イー16や米軍のカーチスだ。
その差は、訓練時間の差なのである。
日本軍の訓練は実戦より厳しいからだ。
精神棒という、尻バットが・・・ヘマすると、飛んでくるのだ。
セミという罰ゲームもある。
これは、木の棒にぶら下がる訓練だ。(30分以上だ。)
そして、逆立ちもある。
操縦士は体に旋回などで重力がかかる、それで内臓が下へ押し下げられるのだ。
それで、逆立ちして内臓を戻すのである。
ゼロ戦のエースだった坂井三郎氏の話である。
「あっ、見えてきました。」と、山本操縦士が前方を示す。
空母が大連港へ投錨している。
まだ、岸壁の水深が浅いから・・・大連港の中ほどでの投錨だ。
周回して着艦OKか、確認する。
赤い艦尾のライトが青に変る。
「行きますよ。」「了解。」と、窓枠へつかまるサイトウ技師だ。
空母の艦尾には戦闘機が降りる台が・・・
機体が艦尾を過ぎると・・・その台が蒸気力で走りだすのだ。
そして、機体が台へストンと降りると・・・ブレーキがかかるのだ。
ガクンとブレーキがかかると、乗員の体がもたない・・・
それで、空母の全長をつかって、徐々にブレーキがかかるのだ。
それでも、時速250キロあまりの機体を200メートルで停止させるのだ。
かなりの重圧がかかるのだ。
それで、窓枠へしがみついてるサイトウ技師なのである。
山本操縦士は、さすがに慣れてるからね・・・
犬塚君が・・・サイトウ技師へ、無線操縦の装置の操作感覚を聞く。
「ボタンをポン、ポンって感じだな。」「あまり、押し続けると・・・機体が操作できなくなりそうだよ。」
と、実感がこもっている感想だ。
「まあ、舵の角度は決まってるからね。」
「そこは、無線操縦装置を複数のリレーで操作しないと・・・」
「そこまでは、まだ開発中だからな。」
「実戦だ、信頼性がある誘導装置じゃないと・・・鹵獲されたら、大変だからな。」
と、犬塚君が繰り返す。
ソ連軍に飛行爆弾が鹵獲されないように、最悪でも自爆装置があるのだが・・・
これは、機体の操縦装置を開けると、爆弾が爆発するように信管がセットしてあるのだ。
操縦装置は軍事機密だ。
日本の最新の電子工学技術が詰まった装置である。
絶対に、敵の手に渡してはならないのだ。
米軍は鹵獲したゼロ戦を使って・・・対ゼロ戦の戦闘機であるグラマンF6Fを完成させたのだ。
一撃離脱戦法で、空戦性能で勝ってきたゼロ戦に対抗したのである。
機体が軽く、防弾性能に劣るゼロ戦は苦戦を強いられたのだ。
しかし、陸軍機は防弾鋼板をケチらなかったのだ。
機体が重くなるからと外しても、速度は変わらなかったとか・・・
戦闘機はゼロ戦の活躍ばかりだが・・・陸軍機は、見えないところで活躍を・・・していたのだ。
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