冒険者の学校。

ゆみすけ

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橋頭堡だな。

ここが、どんな土地か、わからないからね。

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 「桟橋ができた、これで揚陸艦が接岸できるぞ。」と、名ばかりの揚陸艦を桟橋へ・・・
即席の揚陸艦だが、外観はあるから(それなりに、でかい。)部隊としての体面はあるのだ。
 「ここを、橋頭堡とする。」と、オレが宣言する。
まあ、ウズメ隊の4名しかいないから、格好だけだが・・・
 橋頭保は敵地に、まず作り上げる拠点みたいなモノだ。
この移民先が敵地と決まったわけではないが・・・格好をつけたかったからである。
 オレは、マズ形から入るタイプだからである。
「パパ、いまのところ脅威になるような事は無いようね。」と、アリスがいう。
 そりゃ、ここでウズメ姫乙(あくまで偽物という、オレの側のウズメ姫だ。)が操作する巨大ロボと戦った場所だ。
 そして、その巨大ロボは、現在はオレ達の仲間だ。
「明日からの予定は、どうするん。」と、ウズメ姫が提案する。
 「桟橋は完成したし、トイレも造ったからな。」と、オレだ。
「じゃあ、この新大陸の調査ね。」と、ユリコが提案する。
 「そういえば、まだ偽物が作った基地を調査してなかったわ。」と、ウズメ姫だ。
「あ、あ、あの基地か・・・」と、500年後の星間航行船が作った基地のことを思い出した。
 「ニセモノのアマテラス様の貫禄の無さいったら・・・」と、思い出し笑いのウズメ姫だ。
確かに、我がアマテラス様は銀河無双だ。
 アマテラス様の背中には、何本も失敗経験という積み重ねが生んだ深い溝が・・・
女神様の最高神としての貫禄はハンパないのだ。
 アマテラス計算機同士の対面という・・・オレは、疑問に思うのだが・・・高天原の天照様は・・・その思考を、我らがアマテラス様以外へも移してるのだろうか・・・
 経験の浅いアマテラス様が、経験が深いアマテラス様に勝てなかったということだろう。
まあ、無理にこじつけて納得するオレである。

 仮設テントで、新大陸の最初の朝が来た。
「では、偽物の基地の調査を始めようか。」と、巨大ロボを進める。
 「場所は、わかるの?」と、ウズメ姫だ。
「あ、あ、君の偽物が教えてくれたんだよ。」と、オレが・・・
 「やけに、仲がよかったのね。」と、オレの首をツネル・・・
「痛い、痛い、ウズメ姫に違いはないよ。」と、言い訳だ。
 「あいつは、あいつは、偽物よっ。」と、叫ぶウズメ姫だーーーーっ。
「スンマセン、まじでスンマセン。」と、殺されたくないオレである。
 地雷を踏んで、飛ばされるところだった・・・
ウズメ姫乙は、最初に逢ったころのウズメ姫似だったので、つい・・・

 「あそこだ。」と、基地を示すオレだ。
歩幅が10メートルはある巨大ロボだ、時速50キロくらいで歩くからだ。
 基地といっても降下船である。
星間航行船は巨大だ。
 それで、惑星への降下はできない。 なぜなら、飛び立てないからだ。
それで、惑星の軌道を周回することになる。
 そして、降下船で惑星へ着陸するのだ。
隕石流で動力部が破壊されて、星間航行船の居住区を切り離して・・・
 破壊された動力部を、騙し騙し航行させていたが・・・とうとう、(偶然だが)惑星の引力で・・・
まあ、それがヒトが生存できる星の発見だったのだ。
 オレが思うに、偽物のウズメ姫らはオレ達の星間航行船を追ってきたんだろう・・・
それで、この星へ・・・
 まさか、墜落した星間航行船に生存者が・・・500年後も生き残ってるとは・・・
誤解が解けて、太陽系の地球の日本へ連絡のために・・・(帰還できるのか・・・まず、無理かもしれない。)
 
 「そういえば、置き土産があるってウズメ姫の偽物が。」と、思い出したオレだ。
「なぁに、巨大ロボ以外にあるの。」と、ウズメ姫が・・・
 「あ、あ、開発のための建設機械やら工事用の器材かと思うんだが。」と、探すオレだ。
「あった、あれだ。」と、コンテナを示す。
 置き土産と、紙に書いて貼ってある。
なんか、胡散臭いのだが・・・
 「まあ、いいわ開けてよ。」と、ウズメ姫やアリスらが・・・おそらく、冷凍保存のスイーツでも期待してるんだろうが・・・それは、無いな。
 「ガラ、ガラ、ガラ。」と、扉を開いた。
「なんだ、蒸気機関車と貨車?」「線路もたくさんあるぞ。」「これは、浄水装置だな。」「道路工事用の機械だって。」 「それも、蒸気機関だぞ。」 つまり、インフラを造りあげる機械が蒸気機関なのだ。
 つまり、ここの木材が使えるからのようだ。
「石油も掘るには時間がかかるし、原油を精製しないと、ということだな。」と、理解をするオレだ。
 「どうやら、最新の機械は1台も無いようだな。」「たぶん、故障したら修理不能になるからだろう。」
「それと、最悪を考えてのことだろうな。」と、思うオレである。
 
 

 

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