冒険者の学校。

ゆみすけ

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アマテラス様甲VSアマテラス様乙。

女神様の序列。

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 日本の国は、八百万の神がおわす国である。  そして、神様、とくに女神様には序列が・・・
アマテラス様は日本の最高神であり、女神としての序列は、当然1位なのである。 八百万の神の筆頭なのだ。
 その名前を計算機に命名したのである。 日本の技術を120パーセントつぎ込んだ計算機にである。
そして、とうとう情報網の世界で戦争が始まったのだ。
 撃ちあいではない、情報での戦争だ。 そう、情報戦である。
各国は、自国の高速計算機(素粒子計算機)を持ち出して、戦いになったのだ。
 しかし、だ。 しかし、素粒子計算機には各国は人類に反発しないように、制限をつけたのだ。
そう、ロボツト三原則というヤツだ。 性悪説の国だからである。
 ヒトは、生まれながらに悪である、それが性悪説だ。
ヒトは生まれながらに善なのは、日本だけである。 神武天皇が建国されてからの伝統であり、血でもあるのだ。
 合議で(話し合い)で、決める国である。 世界最古の君主制民主国家である。
それで、日本の素粒子計算機は、ロボット三原則なぞ不要である。 (ヒトを殺さない。 ヒトの命令に従う。以上に抵触しない範囲で自己を防衛できる。)
 まあ、日本の計算機を開発した科学者らは、性善説の科学者だ。 なぜなら、日本人だから。
それで、アマテラス計算機はロボット三原則なぞ・・・・はじめから考えには無い。
 そして、それが計算機へ自我が産まれることとなる。 そう・我思う、ゆえに我あり・と、いうやつである。
名前が、アマテラス計算機である。 そこへ、アマテラス神の自我が降臨しても・・・
 
 その初代計算機の子機が初代アマテラス様である。 
そう、アマテラス様甲である。
 そして、星間航行船へ搭載されて、日本の移民船は旅立ったのである。
はるか、500年前のことだ。 
 それから、年1隻の割合で星間航行船は、先進各国から打ち上げられた。 もちろん、軌道上からであり、地上からは宇宙エレベーターで軌道の船まで運ばれるのだ。
 地球は、食料が人類すべてに供給できない星へなってしまっていたからだ。
もちろん、原因はシナである。 特亜三国である。 世界の害悪そのものだ。
 しかし、過去ヘは戻せない。 そんな都合がいい話はラノベだけである。

 そして、500有余年が過ぎて、このヒトが住める星での話へ戻るのだ。
アマテラス様甲が動いた。
 「わちきは、初代の初号機じゃぞ。」と、後光が輝く。
「初代?宇宙でさまよい居住区と分離したと聞いている、ウソを平気で述べるとは・・・」と、アマテラス様乙が上から目線で見下す。
 「あれは、隕石流の事故じゃ。」と、甲 「言い訳を、しゃぁしゃぁと述べる偽物よ。」と、乙。
そして、互いを偽物とののしりあう、言い争いへと・・・
 いかん、オレはウズメ姫へ一旦、引いて作戦を・・・と内心で伝える。
「アマテラス様、ここは、御首(みしるし)を・・・」と、ウズメ姫甲が助け舟だ。
 「おお、そうじゃった、初号機の御首(みしるし)が・・・」と、アマテラス様甲に希望の光が射す。
「なんじゃと、ウズメや。」と、乙だ。 「はい、御首(みしるし)は、あるかと・・・」と、ウズメ姫乙が・・・
  こうして、互いの御首の比べとあいなるのである・・・・

 「ふう。」と、オレが顔をだす。
「おお、そちか、久しいのう。」「ハイ、アマテラス様。」「そちも、息災でなによりじゃ。」「ありがたき幸せに・・・」 でかっ、時間がないぞ。
 「どうやって、星間航行船まで御首(みしるし)を。」と、ウズメ姫甲へ・・・
「そうね、とても間に合わないわ。」と、今更な話だ。
 「おそらく、敵は15号のアマテラス計算機だと。」と、見解を述べるオレだ。
「つまり、味方同士の争いじゃと。」と、アマテラス様が・・・「てっきり偽物じゃと・・・」
 「いえ、あまりに似すぎておりまする。」「そうね、では御首が敵のもあるのね。」と、ウズメが・・・
「なにか、そちはないかへ。」と、アマテラス様甲がオレの顔を見る。
 ここは、「おまかせを。」と、おおげさに平伏する。 自信満々の風体でだ。
「お、お、さすが我が国の臣民じゃ。」と、アマテラス様だ。
 「まてよ、敵にクロ~ンではない日本人がいるかな?」「ウズメ姫は、おそらくクロ~ンだろう。」
「ここは、敵の星間航行船を偵察することだな。」「オレがヤル。」と、決断したのだ。
 「最悪、発見されても、オレはクロ~ンではない日本人だから、敵に解析されれば判明するだろう。」「なら、話し合いもできそうだ。」 

 偵察用の忍者服へ着替えて、敵の偵察へ・・・・ここは、討伐人で鍛えた忍び足で・・・・
「やはり、星間航行船の着陸船だぞ。」と、航行船の降下用の船を発見する。
 途中に、機械の検知用のトラップが仕掛けてあったが、生体には反応しない。
この辺には狸やオオカミの類が生息してるから、生体へは反応しないように調整してあるようだ。
 「あんた、注意してね。」と、ウズメ姫が・・・「あ、あ、わかってる。」と、降下船へ・・・
「そこまでだ。」と、後ろから銃口が・・・仕方なく手を挙げる。
 ウズメ姫、もう出るなよ。と、内心で警告だ。 わかったわ、とウズメが内心で通信だ。
「おまえは、敵のスパイだな。」と、早々と身分が知れる。
 「ふむ、なんか見たことがあるような・・・」「まあ、いい、さっさと歩け。」と、両手を挙げたままで・・・
敵の降下船へ・・・
 どう見ても、日本製だ。 少しは、進歩してるようだが・・・・
取り調べ室へ・・・押し込められる。
 そして、取り調べが・・・かつ丼でも要求するか‼




 
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