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米国トヨス
日本車の進出
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米国との安保は経済での同盟も生んだ。 関税の撤廃だ。 関税をなくしたのだ。 米国から日本へ石油や化学原料、鉄鉱石など輸入が増大した。 かわりに米国が輸入した物が自動車だ。 米国車もあるが、米国は移民の国だ。 スペイン系や黒人など年収が白人よりかなり安い。 それに眼をつけたのが、天下のトヨスだ。 単価を下げて売るのは得意だ。 トヨス戦車は、なんと米軍も輸入しだした。 なんせ米国戦車がトヨス戦車に、タイマンで砲撃しても穴が開かない。 トヨスから砲撃したら米国戦車が一撃で爆散だ。 空母どころではないのだ。 トヨス戦車は75万で買える。 米国戦車の価格は1000万だった。 米国はトヨスから米軍向けトヨス戦車を買う。 大きさが違う、白人は大きいからだ、またクーラーやリクライニングシート、ラジオまで装備した。 車の三種の神器だ。 ちなみにラジオはFMステレオ付きのデラックスタイプだ。 それで、装備込みで100万だ。 このデラックスラジオ目当てに戦車兵を志願する者が多いのだ。 話が戻る。 低所得向けのトヨス車は、1600CCの後輪駆動で、四人乗りの箱型だった。 しかし価格は45万だ。 関税がないから、米国でも同じ価格だ。 ただ円とドルの違いだけだ。 一番安いタイプは装備がラジオのみ、まあまあがリクライニングシート付きとなる。 デラックスタイプがさらにクーラーが付くのだ。 このクーラーが付いて55万で売りさばいた。 米国車は同等の装備で200万だった。 まあ車の大きさとエンジンが違うのみだ。 トヨスはエンジンはケチらなかった。 OHCの電子燃料噴射で、米国製のオクタン化が高いガソリンを使えば1600CCながら100馬力の1分間7000回転だ。 もちろんアルミ合金エンジンだ。 そしてこれは秘匿情報なのだが、ボディは衝撃吸収で、骨格が、なんと対T34装甲の技術から製作した、カーボンとチタンとセラミックのハイブリッド骨組であった。 米国で黒人カップルがトヨスの一番安い、タイプ45でドライブだ。 助手席の彼女もルンルンだ。 休みのバカンスは燃えるぜ。と運転のトマソン君は夜の・・・しか頭に浮かばない。 山道のカーブだ。 前方からダンプが顔をだす。 トマソン君、あわててブレーキだがダンプは避け切れない。 まあお決まりの正面衝突だ。 ああ、神はこのカップルを見放したのか。 イヤ、トヨスの技術は見放さなかった。 エンジンや前部の部分がクッションとなり潰れて対T34骨格が二人を守りきった。 ダンプは前部がすこし凹んだ。 本来なら二人は即死だ。 車は燃え上がりダンプもタダではすまない。 相対速度は100キロ近かったのだ。 これに米国消費者の車雑誌が飛びついた。 安全基準が米国では問題だったのだ。 車の事故の死傷者はかなり多かったのだ。 米国のでかいデラックスな車と小さいトヨスのタイプ45と正面衝突実験だ。 米国のすごいところだ。 本物で実験するのだ。 結果は聞くまでもなく、トヨスの対衝撃吸収ボディが乗員を守りきった。 安全基準の米国議会での論争はトヨスの勝利で幕を閉じた。
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