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Simulation Introduction
あとがき
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こちらはあとがきスペースになります。よろしかったらこのままお付き合いください。興味ないよと言う方は、スルーくださいませ。読了の際お手間でなければ、国府知里へのエール(動画再生)、感想、いいね、お気に入り登録、シェアをぜひお願いいたします。
長いあらすじでうたっての通り、この作品は誰もが手放しで楽しめるという物語ではありません。実験的な作品、かつ社会定義を内包したディストピア小説です。ディストピア小説の巨作と並べてお話するのもおこがましすぎますが、 カナダの女流作家マーガレット・アトウッド著の「侍女の物語( The Handmaid's Tale)」という作品がある知ったとき、自分なり女性にまつわるテーマを自分自身もこの世界に問わなければならないと感じました。この作品は1990年に映画化、2017年にはドラマ化もされましたが、なんと1985年に書かれた物語です。今現在もなお女性にまつわる問題が山積みであることに愕然としました。戦争もそうですが、人類はいつになったらこれらの問題を克服できるのだろうか? と胸に涼しいものがよぎりました。ご批判もあろうと承知していますし、アルファポリス運営様から作品削除される可能性もわかったうえで、公開させていただいています。万が一、それらがあった場合は、速やかに対処したいと思います。
そういったディストピア作品にも関わらず興味を持って読んでくださった読者様には、フックがかかる前提として、何かが胸の内におありになったのではと想像しています。現代社会に生きる人間は、当然現代ならではの悩みや苦しみを持っています。作者自身が物語を書くようになったのは、答えの出ない答え探しや、やり場のない気持ちの行きつく場所、未来への漠然とした不安と期待をなにかしらの形にすることで、意味を持ちたい、持たせたいと願ったからのように思います。そうした中で、この作品のテーマは常に作者のそばにありました。
作者の勉強・情報不足や、文筆の力が不足していることもあって、これにて完結と言う形に一旦させていただいていますが、これですべてではありません。単純にディストピア小説をエンターテイメントの形にしてそれで終わらせたいわけでもなく、己の狭い視点のみの男性嫌悪の物語を書いて気を済ませたいわけでもありません。まだまだ書かねばと思うことがあり、それらは時間をかけてでも、今を生きるひとりの人間として、現代における疑問や確執を表す現代文学の読み物として、末端ではありますが完成させられたらと思っています。自分の中で情報や出来事を咀嚼して字に起こせるように力になるまでがとても時間と労力がいるので、続編はまだ先になると思います。ただ最後には、自分なりの考えをしっかり伝えられるようまとめていきたいと思いますので、お付き合いいただける読者様には、どうぞこの先も温かい応援をいただければ幸いです。
そして、常に苦しい話を書いているのもつらいので、もう少しライトな方向のエンタメ作品もこのシリーズで作っていけたらとも思っています。お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、メイオウ領の領主の娘ミライと七人の男たちは誰がモデルかおわかりでしょうか? 中国の四大奇書とも呼ばれる蘭陵の笑笑生「金瓶梅」へのオマージュです。この物語のキャラクターたちがこの作品に与えた影響が大きいことは、読んでいただいた皆様ならお分かりになるかと思います。
文化というのは本当に大きな力を持っています。高度な文明人である現代の人々は、あらゆる文化についてに広く一定の理解があり、それぞれに正しい、尊重するべき、保護すべきであると考えたり感じたりするところがあるように感じます。でも、本当にそうでしょうか? 文化は時に民衆の心を掴んで大きく扇動し、良くも悪くも人類歴史の基盤となります。どれがいい、悪いという話をここでするつもりはありませんが、文化もまた人間が生み出した、核に勝る脅威だと感じます。それもおいおいこの作品の続編で描きたいと思っています。
追記
おさまりが悪かったので、最後の15話目を書き足して、再編成いたしました。次なるシュミレーションをぜひお待ちいただければ幸いです。
最後になりましたが、改めまして本作を読んでいただき、またあとがきにも目を通してくださった皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。また次の作品でお会い致しましょう。
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