全て失った元王妃のデザイナーを目指します！

6

開店前の材料集め

　ーー空き家ーー

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　宮殿を出てから1ヶ月、カレンは古びた空き家を見つけ宝石店を開こうとしたが今だに、開店前に悩んでいた。


「う～んどうしたらいたあのかしら？」
　中が綺麗にしても、宝石の材料がまだ揃ってもいなかった。

　一人で店を開くのは、カレンにとって一苦労するだけだ。

「でも自分で決めたのは、仕方ないわね」するとカレンは外に出て森の奥に向かう。

「先ずは宝石を集めとかなきゃね」

　洞窟はそんなに遠くはなく、空き家の近かった為カレンにとって丁度いい。

「少し怖いけど、店の為に行くしかないわ！」

　カレンの強い心で勇気振り絞って、洞窟の中に入る。


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入ると洞窟の中は暗く、コオモリが住み場になっている。

でも、カレンの足は震えているが宝石を手に入れる為ゆっくりと歩く。

「やっぱり洞窟の中は怖いわね、迷子になりそうだわ．．」

カレンの服は最低限の荷物に入っていたのは、私服とデザインを描くスケッチブックしか入っていなかった事が気づく。

「宮殿に出るための荷物が、少なくとも服とスケッチブックだけね」

でも、カレンは諦めず私服のまま洞窟の奥に進む。

すると（あの光ってもしかして！）

急いで走るとそこには、カレンが目にしたのもが、なんと宝石の山ほどに埋まっている宝石の山だ。

「すごいわ！こんなにも沢山あるなんて運が付いているわ」

カレンは埋まっている宝石を手で掘った。

宝石が抜くと宝石がキラキラと傷一つもなく、幻の宝石だ。

「この宝石確か、サファリアだったわね」

辺りを見渡すと、宝石がまだまだ残っている。

「よし、この調子でいっぱい掘るわよ」

宝石が無くなるまでカレンは手で掘って、掘りまくるのだった。

掘ったお陰で、埋まっていた宝石が綺麗に無くなった。

「ふぅ～こんなものんかな」

カレンは宝石が無いか確認して見たら、少なくとも以上はなかった。

「よし、後はこのサファリアをどうやって持って帰るかねぇ」

その時カレンはすぐに思い出した。

「そうだ、このスカートを持ち帰れるわね」

カレンはすぐにスカートの上にサファリアを置く、そしてサファリが沢山溢れる位に丁度いい感じに入れられた。

「後は洞窟に出てからにしようっと」その時カレンはあることを思いつく。

「そうだ、ここに来た印付けとこうかしらそしたらここに来た事が分かるわね」

洞窟の岩に印を付け、カレンは大量のサファリアを持ち帰った。