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Film 6
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「ソラはさぁ」
「んー?」
ソファに寝転び、雨川が見せたかった「ベスタ」の写真を眺めるソラは無邪気だった。
夕飯後、南沢は今、自分で洗った風呂に入っている。
「…ソラは一体さ、南沢さんと会うまで、どうだったの?」
「んー?」
「なんというか…」
「あんまりソレ、考えたこと、ないかも」
「そっか」
「でも、今の方がたのしかも」
にこっと笑ったソラは少女のように汚れなく可愛らしく見える。
「ソラは生まれたときから、一人だった。人はいるけど、なんかネ」
雨川がふと思い出す景色には、いつも大切な人がいる。
けれど鮮明な物ほど、一人でいることが多く、最近漸くこうして、人と呼吸を感じている。
「…俺もそうなのかもしれないなぁ。大切な人は昔いたんだけど、あんまり覚えてないんだ」
「そなの?」
「うん。大切なのにね。年食ったのかもなぁ」
星空を見上げるときはいつもそうで、遠くに目を凝らす。あれが、何年前のものなのか、そんな光を眺める現象。
いつ見てもあるその明るい星がポラリス。北極星というもの。それはいつでも一番に輝いて綺麗な、星。
「でも、いくら過去のことでも、あったことに変わりはないんだよね」
「…マフユちゃんジョウチョだね」
「あぁ、そうそう。でも情緒ってやつは不安定になるんだよ」
「お?」
「…ソラも、悲しいことがあったら、もしよかったら言って欲しいな」
「あのね、マフユちゃん」
ソラは写真から目を離す。
「埋めちゃえばいいって聞いたことある。悲しい涙は、土に埋めちゃえば、その人はそこから芽が出るって」
「ん?」
「だから悲しい、でいいのかなぁ、ってその時思った」
どこか遠くを見るような、それとも自分を見つめてくれているようなソラの目が、なんとなく少し悲しさを孕んだ気がした。
「ソラ、たくさん兄弟、いたんだけど、色々な子がいた。いまも…もっとたくさんになったのかなって思う」
「…どーゆー?」
「芽になって、大きくなって、綺麗な花になったらいいなって」
…想像した。
それは何を意味するのだろうかと考える前に浮かんだ勝手な景色は、ソラが一人で、お墓に手を合わせ花を備えるような、そんな姿だったけど。
ソラはきっと孤児なんだろう。自分よりきっと、間違いなく苦労も悲しみも経験したのだろうと容易に想像が出来た。
「…ソラには大切な言葉だったんだね」
「うん」
「その言葉も、ソラの中でお花になったらいいね」
「綺麗な花かな?いっぱいいっぱいあって、それはきっといいね」
「…いいなぁ、ソラは。俺よりたくさんの綺麗なものを持ってるんだね」
「マフユちゃんも綺麗だよ?花みたい!」
「ははは…」
がちゃっと扉が開く音、そして湯上がりの南沢がいた。
「楽しそうだね」と穏やかに言った南沢にソラは笑った。
「うん、たのしーよ」
「はは、よかったなぁ。なんの話?」
「綺麗なお話ー」
「そうかー。俺にもあとで聞かせてよ」
「悲しみは土に植えたら芽になるそうですよ、南沢さん」
助言した雨川に南沢は「はは、そう」と穏やかに言う隅で、いま自分はどこにいるべきかなぁと部屋の中を然り気無く見回す。
「雨川くんとソラはその…ベッドでいいの?」
「あぁ、なんでもいいんで」
「ナツエはスケベしちゃうから」
その一言に目に見えて雨川が硬直した。
南沢がすぐに慌てて「いや、ちょっ、ソラぁ、」と言うのに「は?」と、漸く言葉が出る。
「だからダメだよマフユちゃん」
「…え?なに?」
「待って待って勘弁してソラ。ちょっとさぁ、」
「この前いってたじゃ」
「やめーい、待てーい。違うから違うから」
「…子供に何言ってんすか南沢さん」
「いや、ちょっとね」
「ちょっとでもイケナイことってナツエ言ったよ?」
「は?」
「え、あぁうん、ソラ、うんわかったナツエさんなーんでもする。ソラの好きなアイスもあげちゃうから一回黙ってもらってもいいかな?」
「わーい、ホントに?」
「子供も餌で吊るんすか南沢さん」
「スケベしてもいーよ!」
「ちょ、ソラに何教えてんのあんたはぁ!」
「違う、違うからね雨川くん!」
場は一時騒然としそうだったが、にこにこしたソラが「アイスのためにオフロ!」と、構わずに部屋を去るのがまた状態を悪くする。
唖然と見上げる雨川に南沢は「いや、うん」と取り繕った。
「…取、り敢えず…そっちで、ね?
あ、えっともしその…えっとソラととか気にしていたらと俺は思ったりしていて」
「バカみたいに動揺してますね南沢さん」
「してないよ違うよ、うんとね、」
「いやまぁもういいですよ。ソラともなんか、これといってギクシャクしてないし、あんたともつい今までギクシャクしてなかったんで」
「おぅぅ…」
…子供の破壊力は凄い。あの南沢が手に逐えないでいるなんて。
「…ふふっ、」
考えたら。
「…ふっ…ははははは!」
徐々にツボを押された。
「だ、大丈夫雨川くん情緒が不安定じゃない?」
「あはは、それソラにも言われたっ…」
「うん、うん、そ、そっかぁ~……」
「あー大変涙出てきたわぁ」
「それはなんの!?」
「笑える方、」
しかしここまで大爆笑をする雨川に、なんだかスッキリするような不安になるような、そんな調子で。
ここ最近の憂鬱はしかし、何故だかどこかに吹っ飛んだような気がした。
「ははは、まぁ、いいや」
「ですねぇ…」
「後回しでも取り敢えずいいかなぁ、雨川くん」
「まぁ、今日はね」
「なんか飲むかい?んな笑ったら喉乾くだろ」
「うーん、缶コーヒー置いてあります?」
「あるよ。どうせそうだと思ったからね」
と言いながら南沢は冷蔵庫から、片手にビールと、片手に缶コーヒーを持ってくる。
「んー?」
ソファに寝転び、雨川が見せたかった「ベスタ」の写真を眺めるソラは無邪気だった。
夕飯後、南沢は今、自分で洗った風呂に入っている。
「…ソラは一体さ、南沢さんと会うまで、どうだったの?」
「んー?」
「なんというか…」
「あんまりソレ、考えたこと、ないかも」
「そっか」
「でも、今の方がたのしかも」
にこっと笑ったソラは少女のように汚れなく可愛らしく見える。
「ソラは生まれたときから、一人だった。人はいるけど、なんかネ」
雨川がふと思い出す景色には、いつも大切な人がいる。
けれど鮮明な物ほど、一人でいることが多く、最近漸くこうして、人と呼吸を感じている。
「…俺もそうなのかもしれないなぁ。大切な人は昔いたんだけど、あんまり覚えてないんだ」
「そなの?」
「うん。大切なのにね。年食ったのかもなぁ」
星空を見上げるときはいつもそうで、遠くに目を凝らす。あれが、何年前のものなのか、そんな光を眺める現象。
いつ見てもあるその明るい星がポラリス。北極星というもの。それはいつでも一番に輝いて綺麗な、星。
「でも、いくら過去のことでも、あったことに変わりはないんだよね」
「…マフユちゃんジョウチョだね」
「あぁ、そうそう。でも情緒ってやつは不安定になるんだよ」
「お?」
「…ソラも、悲しいことがあったら、もしよかったら言って欲しいな」
「あのね、マフユちゃん」
ソラは写真から目を離す。
「埋めちゃえばいいって聞いたことある。悲しい涙は、土に埋めちゃえば、その人はそこから芽が出るって」
「ん?」
「だから悲しい、でいいのかなぁ、ってその時思った」
どこか遠くを見るような、それとも自分を見つめてくれているようなソラの目が、なんとなく少し悲しさを孕んだ気がした。
「ソラ、たくさん兄弟、いたんだけど、色々な子がいた。いまも…もっとたくさんになったのかなって思う」
「…どーゆー?」
「芽になって、大きくなって、綺麗な花になったらいいなって」
…想像した。
それは何を意味するのだろうかと考える前に浮かんだ勝手な景色は、ソラが一人で、お墓に手を合わせ花を備えるような、そんな姿だったけど。
ソラはきっと孤児なんだろう。自分よりきっと、間違いなく苦労も悲しみも経験したのだろうと容易に想像が出来た。
「…ソラには大切な言葉だったんだね」
「うん」
「その言葉も、ソラの中でお花になったらいいね」
「綺麗な花かな?いっぱいいっぱいあって、それはきっといいね」
「…いいなぁ、ソラは。俺よりたくさんの綺麗なものを持ってるんだね」
「マフユちゃんも綺麗だよ?花みたい!」
「ははは…」
がちゃっと扉が開く音、そして湯上がりの南沢がいた。
「楽しそうだね」と穏やかに言った南沢にソラは笑った。
「うん、たのしーよ」
「はは、よかったなぁ。なんの話?」
「綺麗なお話ー」
「そうかー。俺にもあとで聞かせてよ」
「悲しみは土に植えたら芽になるそうですよ、南沢さん」
助言した雨川に南沢は「はは、そう」と穏やかに言う隅で、いま自分はどこにいるべきかなぁと部屋の中を然り気無く見回す。
「雨川くんとソラはその…ベッドでいいの?」
「あぁ、なんでもいいんで」
「ナツエはスケベしちゃうから」
その一言に目に見えて雨川が硬直した。
南沢がすぐに慌てて「いや、ちょっ、ソラぁ、」と言うのに「は?」と、漸く言葉が出る。
「だからダメだよマフユちゃん」
「…え?なに?」
「待って待って勘弁してソラ。ちょっとさぁ、」
「この前いってたじゃ」
「やめーい、待てーい。違うから違うから」
「…子供に何言ってんすか南沢さん」
「いや、ちょっとね」
「ちょっとでもイケナイことってナツエ言ったよ?」
「は?」
「え、あぁうん、ソラ、うんわかったナツエさんなーんでもする。ソラの好きなアイスもあげちゃうから一回黙ってもらってもいいかな?」
「わーい、ホントに?」
「子供も餌で吊るんすか南沢さん」
「スケベしてもいーよ!」
「ちょ、ソラに何教えてんのあんたはぁ!」
「違う、違うからね雨川くん!」
場は一時騒然としそうだったが、にこにこしたソラが「アイスのためにオフロ!」と、構わずに部屋を去るのがまた状態を悪くする。
唖然と見上げる雨川に南沢は「いや、うん」と取り繕った。
「…取、り敢えず…そっちで、ね?
あ、えっともしその…えっとソラととか気にしていたらと俺は思ったりしていて」
「バカみたいに動揺してますね南沢さん」
「してないよ違うよ、うんとね、」
「いやまぁもういいですよ。ソラともなんか、これといってギクシャクしてないし、あんたともつい今までギクシャクしてなかったんで」
「おぅぅ…」
…子供の破壊力は凄い。あの南沢が手に逐えないでいるなんて。
「…ふふっ、」
考えたら。
「…ふっ…ははははは!」
徐々にツボを押された。
「だ、大丈夫雨川くん情緒が不安定じゃない?」
「あはは、それソラにも言われたっ…」
「うん、うん、そ、そっかぁ~……」
「あー大変涙出てきたわぁ」
「それはなんの!?」
「笑える方、」
しかしここまで大爆笑をする雨川に、なんだかスッキリするような不安になるような、そんな調子で。
ここ最近の憂鬱はしかし、何故だかどこかに吹っ飛んだような気がした。
「ははは、まぁ、いいや」
「ですねぇ…」
「後回しでも取り敢えずいいかなぁ、雨川くん」
「まぁ、今日はね」
「なんか飲むかい?んな笑ったら喉乾くだろ」
「うーん、缶コーヒー置いてあります?」
「あるよ。どうせそうだと思ったからね」
と言いながら南沢は冷蔵庫から、片手にビールと、片手に缶コーヒーを持ってくる。
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