3 / 129
門出
2
しおりを挟む
「そんな物差しだからわざわざ言いに来てやったんだろ。
幹斎、ここは一度火が着くぞ。それだけだよ」
「なるほど、」
より、わからない。じゃぁ、なんだと言うんだ。
「まだまだ裏が読めていない。それでは修行しに来た意味もないんだよ」
「ただの坊主が見送る者ってか?ご立派なことで。でもまぁ嫌いじゃねぇよ、その心意気は。じゃぁ踏ん張ってくれ」
「…やめろ却って恐ろしいわ」
「俺はどこまでも嫌われてんな、ははっ、よかったよ元気そうで」
そうやって、案外あっさり逃げもする。
藤嶋宮治はそういう男だ。
「………翡翠はどうだ?」
「ん?」
「朱鷺貴とは連絡を取ってるんだがな」
「…さぁ?まぁ大事ないだろうよ」
「まぁ、そうだな…」
「俺だって、全て読めるわけじゃないさ、事実腹をひっくり返されてはいる。
全てはお得意、神のみぞ知る、なんだよ」
伏せれば藤嶋は飄々と「じゃあな、じいさん」と、ふらふら手を振り降りて行く。
確かに、事柄の全てに於いて「再生」の前には破壊がある。それが自然なら、お前だって本当は抗っている訳でもないはずなのに。何故そちらに行くのか。
藤嶋は何を再生したいのだろうかと、幹斎は見送ることしか出来ないでいる。
年明け間もなく嫌なことを聞いた。ただ、それだけに留めるしか出来ぬ修行。
やれやれと幹斎が踵を返し鳥居が目に付く。
藤嶋が鳥居のすぐ側で…どうやら誰かと鉢合わせたのが見えた。
人物には、宛がいる。
「お久しゅうなぁ藤嶋はん」
「……景気はどうだい、五代目」
流石、直々に来ようとは。
総代、藤宮鷹だ。
「お陰さんで。
あんさんは宜しくないん?今日はお勤めやないんでっか?」
「生憎と用事が出来てな。
俺じゃなくてこっちに用事があったんじゃないのか」
「まぁなぁ」
「いつ戻ったんだ?暫くは土佐にいると聞いたが」
鷹はにやっと笑い「あんさんと一緒で仲間外れや」とほざいた。
「まあ確かに。けど、商売はやり易いんじゃないのか?」
「お陰さんで」
「じゃ、」
「あんさん、けし掛けましたな」
ふいに鷹が声低く言うので「何が?」と藤嶋は冷淡に返す。
「水臭いやないですかあんさん、前天皇の奥さん家の生まれやったんやなんてなぁ。俺はてっきり、あん高尚な尼寺の貰い子かと思てましたわ」
…なるほど。
ここ数ヵ月の、少しの解れの原因がわかった。
虫だ。
「……どちらも正しい見解だけど、それがどうした?」
「そない酔狂な話がありまっか、藤嶋はん。そう思て様子を見てりゃぁ、こんな所で会うなんて。上手く運ばせたもんやね、また」
「さぁ。俺は見ての通り」
「つまらん冗談ですな。今や天下統一も手前やないでっか」
物言いがどうにも不穏当で挑発的だ。
「お陰でお宅らもよう飯の心配はなくなりましたか?ははっ、しかしそのわりにゃ逆境に見えますがねぇ、藤嶋はん」
藤嶋が特に何も言わずにいれば「ありゃ?聞きたないですか?」と鷹は煽ってくる。
「そりゃぁ椅子が空きそうやいう話なんやけど」
「はい続けてどーぞ」
「あんさん、誤算と違いますの?」
…何か聞き出したいようだが、「あっそう」としか実際には思わない。
「…あんたも土佐であの下級武士と武器売り始めたんだよな、安泰だねぇ。
ここまでの流れが綺麗なことに心底驚きだけど」
「はぁ、謙遜なさらず。あんさんその調子だと知りまへんかね?今日方あの繋ぎ役、中川宮はんが辞職を申し出たとか、いないとか」
……なるほど。
そうまで来たか、三条実美。どうやらハッキリと倒幕の意思を見せつけたな。
「へぇ…」
「こりゃあくまで俺の主観やけど、あんさんは親父の代から世話になってますからなぁ。復讐としか思えへんな」
「…一介の茶屋店主にはそんな大層な理由もない。まして、」
「確かに。昔と同じ手を使ういうんも味がありまへんなぁ」
…嫌味なのか探りなのか。
「弾は、焦点定めた方がええん違いますの?」
ドスの利いた低い声だった。
父親より頭が良いのは確からしいが。
「…何を言っているかはわからないが流れを読めば簡単じゃないか五代目。勢力は本当のところ一つしかない。金が動くのは武力のあるところのみだ。親父さんを見ていただろ?」
「試しに見解を聞きやしょうか、気持ちの悪い」
「会津方が佐幕なら幕府はしゃしゃり出ている薩摩や長州も抱え込みたいだろうが長州は金がないし薩摩は遊んでいる。簡単だ、幕府の方が金を持っているんだよ」
「会津は形式上朝廷お抱えやけど、それが公武合体ということかいな。表立っては兵隊など持てへんと」
「流石は良い勘をお持ちだな。幕府に武力、勢力を持って貰わなければというのは昔から変わらねぇよ、五代目」
しかし腹が読めぬのは事実だ。
「…ホンマに復讐やないんか、藤嶋はん。
しかしそれは共倒れ言いまへんかね。コケにされ続けたのを巻き返したところで…まるで自傷やな、犬畜生の根性や」
「そう捉えるか。なるほどな。
あんたは平和というものを知らない。まぁ、職業柄ピンとこないか」
「あんさんに言われちゃお終いですが、いま生きてるんが証拠やとでも?」
やはり特に答えることはない。
「確かに中川宮氏が辞めたらその構図は完璧に崩れる。から、ならないんだよ。例え誰かがそうしようとしても。そして勢力は3つも必要がない。
ところでお前さん、三条家嫡男を御存知か」
「…はぁ?」
「伝奏の男だ。知らないなら結構」
「…ふうん」
なるほど。
まさしくその男が手を引いているというところまでは理解したが、鷹は敢えて黙ることにする。
邪魔だなぁ。
気紛れならば質が悪い。が、利益があればという自分とも大して変わらない。
「取り敢えず俺は的を絞れましたんで、あんたには感謝やな」
「そうかいよかったな」
「俺はあんたがお綺麗やないと知っとりますけどね」
嫌味ったらしく言う鷹に藤嶋は「ははっ、」と笑ってやれた。
何かが不服だ。首根を掴んでいると思っているのはどうやら互い様らしい。
「互いに生き残りましょうや、店主」
「どうやらお前は親切なんだな、五代目」
言葉ではどう交わそうとどうやら戦争をしている。昔から変わらない。互いに利害は一致しても、心底好きにはなれないのだ。
最後の一手を打つのはどちらかという掛け合いでしかなかった。
幹斎、ここは一度火が着くぞ。それだけだよ」
「なるほど、」
より、わからない。じゃぁ、なんだと言うんだ。
「まだまだ裏が読めていない。それでは修行しに来た意味もないんだよ」
「ただの坊主が見送る者ってか?ご立派なことで。でもまぁ嫌いじゃねぇよ、その心意気は。じゃぁ踏ん張ってくれ」
「…やめろ却って恐ろしいわ」
「俺はどこまでも嫌われてんな、ははっ、よかったよ元気そうで」
そうやって、案外あっさり逃げもする。
藤嶋宮治はそういう男だ。
「………翡翠はどうだ?」
「ん?」
「朱鷺貴とは連絡を取ってるんだがな」
「…さぁ?まぁ大事ないだろうよ」
「まぁ、そうだな…」
「俺だって、全て読めるわけじゃないさ、事実腹をひっくり返されてはいる。
全てはお得意、神のみぞ知る、なんだよ」
伏せれば藤嶋は飄々と「じゃあな、じいさん」と、ふらふら手を振り降りて行く。
確かに、事柄の全てに於いて「再生」の前には破壊がある。それが自然なら、お前だって本当は抗っている訳でもないはずなのに。何故そちらに行くのか。
藤嶋は何を再生したいのだろうかと、幹斎は見送ることしか出来ないでいる。
年明け間もなく嫌なことを聞いた。ただ、それだけに留めるしか出来ぬ修行。
やれやれと幹斎が踵を返し鳥居が目に付く。
藤嶋が鳥居のすぐ側で…どうやら誰かと鉢合わせたのが見えた。
人物には、宛がいる。
「お久しゅうなぁ藤嶋はん」
「……景気はどうだい、五代目」
流石、直々に来ようとは。
総代、藤宮鷹だ。
「お陰さんで。
あんさんは宜しくないん?今日はお勤めやないんでっか?」
「生憎と用事が出来てな。
俺じゃなくてこっちに用事があったんじゃないのか」
「まぁなぁ」
「いつ戻ったんだ?暫くは土佐にいると聞いたが」
鷹はにやっと笑い「あんさんと一緒で仲間外れや」とほざいた。
「まあ確かに。けど、商売はやり易いんじゃないのか?」
「お陰さんで」
「じゃ、」
「あんさん、けし掛けましたな」
ふいに鷹が声低く言うので「何が?」と藤嶋は冷淡に返す。
「水臭いやないですかあんさん、前天皇の奥さん家の生まれやったんやなんてなぁ。俺はてっきり、あん高尚な尼寺の貰い子かと思てましたわ」
…なるほど。
ここ数ヵ月の、少しの解れの原因がわかった。
虫だ。
「……どちらも正しい見解だけど、それがどうした?」
「そない酔狂な話がありまっか、藤嶋はん。そう思て様子を見てりゃぁ、こんな所で会うなんて。上手く運ばせたもんやね、また」
「さぁ。俺は見ての通り」
「つまらん冗談ですな。今や天下統一も手前やないでっか」
物言いがどうにも不穏当で挑発的だ。
「お陰でお宅らもよう飯の心配はなくなりましたか?ははっ、しかしそのわりにゃ逆境に見えますがねぇ、藤嶋はん」
藤嶋が特に何も言わずにいれば「ありゃ?聞きたないですか?」と鷹は煽ってくる。
「そりゃぁ椅子が空きそうやいう話なんやけど」
「はい続けてどーぞ」
「あんさん、誤算と違いますの?」
…何か聞き出したいようだが、「あっそう」としか実際には思わない。
「…あんたも土佐であの下級武士と武器売り始めたんだよな、安泰だねぇ。
ここまでの流れが綺麗なことに心底驚きだけど」
「はぁ、謙遜なさらず。あんさんその調子だと知りまへんかね?今日方あの繋ぎ役、中川宮はんが辞職を申し出たとか、いないとか」
……なるほど。
そうまで来たか、三条実美。どうやらハッキリと倒幕の意思を見せつけたな。
「へぇ…」
「こりゃあくまで俺の主観やけど、あんさんは親父の代から世話になってますからなぁ。復讐としか思えへんな」
「…一介の茶屋店主にはそんな大層な理由もない。まして、」
「確かに。昔と同じ手を使ういうんも味がありまへんなぁ」
…嫌味なのか探りなのか。
「弾は、焦点定めた方がええん違いますの?」
ドスの利いた低い声だった。
父親より頭が良いのは確からしいが。
「…何を言っているかはわからないが流れを読めば簡単じゃないか五代目。勢力は本当のところ一つしかない。金が動くのは武力のあるところのみだ。親父さんを見ていただろ?」
「試しに見解を聞きやしょうか、気持ちの悪い」
「会津方が佐幕なら幕府はしゃしゃり出ている薩摩や長州も抱え込みたいだろうが長州は金がないし薩摩は遊んでいる。簡単だ、幕府の方が金を持っているんだよ」
「会津は形式上朝廷お抱えやけど、それが公武合体ということかいな。表立っては兵隊など持てへんと」
「流石は良い勘をお持ちだな。幕府に武力、勢力を持って貰わなければというのは昔から変わらねぇよ、五代目」
しかし腹が読めぬのは事実だ。
「…ホンマに復讐やないんか、藤嶋はん。
しかしそれは共倒れ言いまへんかね。コケにされ続けたのを巻き返したところで…まるで自傷やな、犬畜生の根性や」
「そう捉えるか。なるほどな。
あんたは平和というものを知らない。まぁ、職業柄ピンとこないか」
「あんさんに言われちゃお終いですが、いま生きてるんが証拠やとでも?」
やはり特に答えることはない。
「確かに中川宮氏が辞めたらその構図は完璧に崩れる。から、ならないんだよ。例え誰かがそうしようとしても。そして勢力は3つも必要がない。
ところでお前さん、三条家嫡男を御存知か」
「…はぁ?」
「伝奏の男だ。知らないなら結構」
「…ふうん」
なるほど。
まさしくその男が手を引いているというところまでは理解したが、鷹は敢えて黙ることにする。
邪魔だなぁ。
気紛れならば質が悪い。が、利益があればという自分とも大して変わらない。
「取り敢えず俺は的を絞れましたんで、あんたには感謝やな」
「そうかいよかったな」
「俺はあんたがお綺麗やないと知っとりますけどね」
嫌味ったらしく言う鷹に藤嶋は「ははっ、」と笑ってやれた。
何かが不服だ。首根を掴んでいると思っているのはどうやら互い様らしい。
「互いに生き残りましょうや、店主」
「どうやらお前は親切なんだな、五代目」
言葉ではどう交わそうとどうやら戦争をしている。昔から変わらない。互いに利害は一致しても、心底好きにはなれないのだ。
最後の一手を打つのはどちらかという掛け合いでしかなかった。
0
あなたにおすすめの小説
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
別れし夫婦の御定書(おさだめがき)
佐倉 蘭
歴史・時代
★第11回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★
嫡男を産めぬがゆえに、姑の策略で南町奉行所の例繰方与力・進藤 又十蔵と離縁させられた与岐(よき)。
離縁後、生家の父の猛反対を押し切って生まれ育った八丁堀の組屋敷を出ると、小伝馬町の仕舞屋に居を定めて一人暮らしを始めた。
月日は流れ、姑の思惑どおり後妻が嫡男を産み、婚家に置いてきた娘は二人とも無事与力の御家に嫁いだ。
おのれに起こったことは綺麗さっぱり水に流した与岐は、今では女だてらに離縁を望む町家の女房たちの代わりに亭主どもから去り状(三行半)をもぎ取るなどをする「公事師(くじし)」の生業(なりわい)をして生計を立てていた。
されどもある日突然、与岐の仕舞屋にとっくの昔に離縁したはずの元夫・又十蔵が転がり込んできて——
※「今宵は遣らずの雨」「大江戸ロミオ&ジュリエット」「大江戸シンデレラ」「大江戸の番人 〜吉原髪切り捕物帖〜」にうっすらと関連したお話ですが単独でお読みいただけます。
裏長屋の若殿、限られた自由を満喫する
克全
歴史・時代
貧乏人が肩を寄せ合って暮らす聖天長屋に徳田新之丞と名乗る人品卑しからぬ若侍がいた。月のうち数日しか長屋にいないのだが、いる時には自ら竈で米を炊き七輪で魚を焼く小まめな男だった。
改造空母機動艦隊
蒼 飛雲
歴史・時代
兵棋演習の結果、洋上航空戦における空母の大量損耗は避け得ないと悟った帝国海軍は高価な正規空母の新造をあきらめ、旧式戦艦や特務艦を改造することで数を揃える方向に舵を切る。
そして、昭和一六年一二月。
日本の前途に暗雲が立ち込める中、祖国防衛のために改造空母艦隊は出撃する。
「瑞鳳」「祥鳳」「龍鳳」が、さらに「千歳」「千代田」「瑞穂」がその数を頼みに太平洋艦隊を迎え撃つ。
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる