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魔界編
第3話 悪魔との契約
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「お母様、弟2人に負けない偉大な悪魔様と契約してくるのです」
と私は告げるも全く自信がない。
「弟達頑張り過ぎなのです!お姉ちゃんのハードルがめちゃあがってるのです」と心で叫びながら私は契りの間に入って行った。契りの間は60坪くらいの部屋になる。例えるならばコンビニくらいの大きさなので、魔王城にある多くの部屋の中では、そこまで大きな部屋とは言えない。契の間を照らすのは、部屋の中央にある小さな魔法のランタン1つだけなので視界は良くない。そして、契の間の中心には大きな魔法陣が描かれていた。おそらくこの魔法陣から悪魔を召喚して契りを結ぶのであろう。私は魔法陣の前に立ち、両手を腰のあたりに置いて背筋を伸ばしてふんぞり返った。
「我は偉大なる魔王の子ルシスなのです。我の莫大なる魔力を欲する卑しき悪魔どもよ。この魔力を与える代わりにお前達の能力を我に授けよ」
たぶんこのやり方で間違いないはずだ。魔法陣の横には、大きな文字で書かれた【悪魔と契約するマニュアル】と題した看板があったからだ。
私が偉そうに魔法陣に問いかけると、凍てつく冷気が部屋を包み込み、私が寒さで体をガクガクと震わせた時、突如として魔法陣から悪魔があらわれた。その姿は、頭頂部に凶々しい2つのツノを生やし、奇怪な3つの顔があり、背中には凍える冷たい風を起こす翼、右手には三叉槍を持つ悪魔。その名はサタン。お父様に力を与えた最高位の悪魔があらわれた。
「貴様が先代の魔王の血を継ぐ女か。たしかに先代を凌ぐ魔力をもっているな。貴様にも俺様の能力を与えてやるぞ!」
とサタンは不敵な笑みを浮かべながら私にそう言い放つ。
「ごめんなさいなのです」
「えっ‼︎」
サタンの奇怪な顔が驚きの表情に変化した後、口をあんぐりと開けて間抜けた顔をした。
「ごめんなさい無理なのです。勘弁してくださいなのです」
「嘘やろ。俺は悪魔の王サタンやぞ」
サタンは自分の申し出を断っていることを理解した。
「絶対に無理なのです」
「ふざけるな!お前が俺を呼びつけたんやろが!」
サタンは怒涛の如く怒り狂た。
「もう、帰ってくださいなのです」
「こんな屈辱は初めてだ。お前のことは絶対に忘れんぞ」
プライドをズタズタに引き裂かれたサタンは、怒りに満ちた目で私を睨みつけてから消え去った。
「ガハハハハハ、これは面白い。まさかサタンの申し出を断る子がいるとは!」
魔法陣からさらなる悪魔が2体あらわれた。1人はカラスのような姿をした悪魔マルファス。そしてもう1人は天使のような姿をした悪魔サマエル。
「サタンを追い返すなんて傲慢な娘だな。だが非常に面白い。俺たちがお前に能力を与えてやろう」
マルファスはサタンに継ぐ実力を持つと言われる悪魔。そして、サマエルにいたってはサタンに匹敵する実力を持つ悪魔と言われている。
「ごめんなさい。あなた達も無理なのです」
「え――――――――――」
2人の悪魔もまたサタンと同様に間抜け顔になる。
「貴様、何しにこの契りの間に来たのだ?俺達と契約するために来たのだろ?」
「ごもっともなのです。でも私……悪魔は苦手なのです」
私は素直な気持ちを悪魔達に伝えた。だって悪魔の姿は怖すぎるのだ。特にサタンの後に来たカラスのような悪魔は気持ち悪すぎて絶対に無理だ。
「呼び出しておきながら、失礼なのは承知の上で言わさてもらいますが、帰ってもらえると嬉しいのです」
と私は涙目になりながら悪魔達にお願いした。
「こんな侮辱を受けたのは初めてだ!お前なんかに能力を授けに来たのがバカバカしい」
2人の悪魔は、怒りに満ちた表情を浮かべながら消え去ってしまった。私は悪魔が消え去って、ホッとした表情を浮かべながら、安堵の気持ちに満ちていた。やっとあの怖い悪魔達がいなくなったのだから。
さて、私はこれからどうしたら良いのでしょうか?
と私は告げるも全く自信がない。
「弟達頑張り過ぎなのです!お姉ちゃんのハードルがめちゃあがってるのです」と心で叫びながら私は契りの間に入って行った。契りの間は60坪くらいの部屋になる。例えるならばコンビニくらいの大きさなので、魔王城にある多くの部屋の中では、そこまで大きな部屋とは言えない。契の間を照らすのは、部屋の中央にある小さな魔法のランタン1つだけなので視界は良くない。そして、契の間の中心には大きな魔法陣が描かれていた。おそらくこの魔法陣から悪魔を召喚して契りを結ぶのであろう。私は魔法陣の前に立ち、両手を腰のあたりに置いて背筋を伸ばしてふんぞり返った。
「我は偉大なる魔王の子ルシスなのです。我の莫大なる魔力を欲する卑しき悪魔どもよ。この魔力を与える代わりにお前達の能力を我に授けよ」
たぶんこのやり方で間違いないはずだ。魔法陣の横には、大きな文字で書かれた【悪魔と契約するマニュアル】と題した看板があったからだ。
私が偉そうに魔法陣に問いかけると、凍てつく冷気が部屋を包み込み、私が寒さで体をガクガクと震わせた時、突如として魔法陣から悪魔があらわれた。その姿は、頭頂部に凶々しい2つのツノを生やし、奇怪な3つの顔があり、背中には凍える冷たい風を起こす翼、右手には三叉槍を持つ悪魔。その名はサタン。お父様に力を与えた最高位の悪魔があらわれた。
「貴様が先代の魔王の血を継ぐ女か。たしかに先代を凌ぐ魔力をもっているな。貴様にも俺様の能力を与えてやるぞ!」
とサタンは不敵な笑みを浮かべながら私にそう言い放つ。
「ごめんなさいなのです」
「えっ‼︎」
サタンの奇怪な顔が驚きの表情に変化した後、口をあんぐりと開けて間抜けた顔をした。
「ごめんなさい無理なのです。勘弁してくださいなのです」
「嘘やろ。俺は悪魔の王サタンやぞ」
サタンは自分の申し出を断っていることを理解した。
「絶対に無理なのです」
「ふざけるな!お前が俺を呼びつけたんやろが!」
サタンは怒涛の如く怒り狂た。
「もう、帰ってくださいなのです」
「こんな屈辱は初めてだ。お前のことは絶対に忘れんぞ」
プライドをズタズタに引き裂かれたサタンは、怒りに満ちた目で私を睨みつけてから消え去った。
「ガハハハハハ、これは面白い。まさかサタンの申し出を断る子がいるとは!」
魔法陣からさらなる悪魔が2体あらわれた。1人はカラスのような姿をした悪魔マルファス。そしてもう1人は天使のような姿をした悪魔サマエル。
「サタンを追い返すなんて傲慢な娘だな。だが非常に面白い。俺たちがお前に能力を与えてやろう」
マルファスはサタンに継ぐ実力を持つと言われる悪魔。そして、サマエルにいたってはサタンに匹敵する実力を持つ悪魔と言われている。
「ごめんなさい。あなた達も無理なのです」
「え――――――――――」
2人の悪魔もまたサタンと同様に間抜け顔になる。
「貴様、何しにこの契りの間に来たのだ?俺達と契約するために来たのだろ?」
「ごもっともなのです。でも私……悪魔は苦手なのです」
私は素直な気持ちを悪魔達に伝えた。だって悪魔の姿は怖すぎるのだ。特にサタンの後に来たカラスのような悪魔は気持ち悪すぎて絶対に無理だ。
「呼び出しておきながら、失礼なのは承知の上で言わさてもらいますが、帰ってもらえると嬉しいのです」
と私は涙目になりながら悪魔達にお願いした。
「こんな侮辱を受けたのは初めてだ!お前なんかに能力を授けに来たのがバカバカしい」
2人の悪魔は、怒りに満ちた表情を浮かべながら消え去ってしまった。私は悪魔が消え去って、ホッとした表情を浮かべながら、安堵の気持ちに満ちていた。やっとあの怖い悪魔達がいなくなったのだから。
さて、私はこれからどうしたら良いのでしょうか?
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