61 / 208
帝国と王国の交声曲《カンタータ》
王国の至高騎士《グレナディーア》
しおりを挟む
「【グレナディーア】………ですって!?」
マリスの言葉にマリーさんが驚いた表情をする。
ふむ、大分仰々しい称号みたいだけど、さっきの人の気配からして
その実力は今の私なんか足元にも及ばないくらいだ。
至高騎士、なんて呼ばれるのも頷けるね。
「うん、マリスも王国にいた頃に遠目から姿を見ただけだけど間違いないよ
まぁ、髪型や服装を変えた上で魔法で偽装してたみたいだから
魔力を持たない普通の人は気づけないと思うけど」
マリスがじっと扉を見つめながら呟く。
そこにはいつもの飄々さはなく真剣そのものだ。
「それを魔力もなしに初対面で見抜いちゃうなんて流石だね、レンお姉ちゃん
どうやってるのか見当もつかないけど、正直マリスにも教えて欲しい位だよ」
マリスは私を見ながら不敵に笑う。
「教えるって言うか、これは私の経験則からの勘みたいなものだからね
場数を踏めば自然と覚えられるとは思うけど、早く覚えたいなら
修羅場を3~4回潜り抜ければコツは覚えられると思うよ」
そうなのだ、私もこの感覚を得る為に何度も酷い目に遭わされたんだよね。
まぁ、その相手が9割方お爺ちゃんだったってのはアレだけど………
しかしリーゼにはこの感覚を早く覚えて欲しいとこだけど、ドラゴンが
修羅場って言える程の荒事って何だろう………
「流石にそれはマリスには無理そうだねぇ
見ての通りか弱い乙女だからね、あはははは」
そう言ってマリスがいつもの調子で笑う、まぁ確かにマリスには無理そうだよね。
「それで、そのグレナディーアって何なのかな?
あの人の気配からして大体想像はつくけど、教えてくれないかなマリス?」
「我も興味があります、マスターが初見であれほどの警戒心を抱く相手
恐らく人間族としては相当の使い手なのでしょう」
おや、リーゼが私以外の人間に興味を抱くなんて珍しい
まぁドラゴンって強さを求める種族だし、強い相手と戦いたいって
欲求はあるのかもね。
「教えるのは構わないけど、そうなるとまずは帝国と王国の関係の歴史から
説明しないといけなくなるからちょっと長くなるよ?」
やっぱりそうなんだ、さっきマリスが停戦って言葉を出してたし、騎士って役柄は
基本軍事関係の役柄だしね。
「構わないよ、そもそも今住んでる帝国の事柄だって私は殆ど知らないし
それに…私の目的からしてその王国とやらに行くこともあるんでしょ?
ならグレナディーアの事と一緒に知っておくべき事柄だね」
私の言葉に少しだけマリスは驚いた顔をするも、直ぐにいつもの笑顔に戻り。
「………そっか、ならマリスも頑張って教えるよ
いや~、レンお姉ちゃんが思ってた以上に勉強家でマリスは嬉しいね~
あはははは」
そう言ってマリスは盛大に笑う、良く分からないけど私が勉強家なら
マリスは嬉しいみたいだね………
「んじゃ講義を始めるけど………長くなりそうだし
何か飲み物を準備しよっか」
「なら私が煎れて来るわ、勉強中に眠くならない様
少しきつめの奴をね♪」
マリーさんはそう言って席を立ち、厨房へと消えて行く。
しかし眠くならない様なきつめの飲み物ね、マリーさんの事だから
お酒じゃなきゃいいけど………
「まずは帝国と王国………イヴェンス帝国とレフィエルド王国の関係から
説明するね」
マリスはそう言って近くのテーブルにつく、それに倣って私達も
同じテーブルの椅子に腰かける。
「とは言っても正直言ってそこまで複雑な物じゃないんだ。
帝国ってさ、鉱物資源やマナが豊富だけど食糧事情があんまり宜しくないって
レンお姉ちゃんも知ってるよね?」
「うん、それはデューンさんやラミカからそれっぽい事は聞いた事あるね」
「現皇帝になってその辺りはだいぶマシにはなってきたんだけど、昔はホントに
厳しかったらしくてね、毎年餓死者が結構出てたみたいなんだよ」
そうなんだ、今の帝都や周辺の町などを見てもそこまで困窮してるようには
見えなかったのは今の皇帝が頑張ってるお陰って事なのかな。
「んで、王国は逆に鉱物資源が乏しい分大きな2本の川と海に面していて
土地が凄く肥沃な上気候も温暖なんだよ、正直言ってこの世界の
食糧の大部分はこの国が賄ってるって言っていいくらいに
農林水産業が発達した国なんだ」
「成程ね………という事は帝国がその肥沃な土地を求めて
攻め入ったって感じかな」
「そだね、まぁ当然と言えば当然の流れかな
まぁ色々と交渉はしてたみたいだけど決裂した結果みたいだけどね~」
ふむ、まぁ食糧事情による戦争なんてどこの世界でも起こり得る事みたいだね。
まぁ人間食べなきゃ死んじゃうし、悪い言い方だけど他人が作ったものを
力づくで奪う方が手段としては1番手っ取り早いのは事実だしね。
「んで、何度か帝国と王国はやり合ってたみたいだけど正直言って
当時の王国軍って数に任せた物量戦しか出来なかったんだよね。
それも1つのセオリーだけど、それ以上に帝国の兵との質が違い過ぎて
酷い時は10倍以上の兵力差をひっくり返されてたりしたんだよ
技術的には帝国の方が遥かに上だし、温暖な環境の王国と違って
帝国の環境は厳しい上にモンスターも多いからね、そりゃ練度に差は出るよね」
確かにそうだけど、兵力10倍差をひっくり返すなんて相当の質の差だね。
まぁそれだけじゃなくて優秀な軍師とかがいたんだろうけど。
「王国もこのままじゃマズいと思ったみたいで、周辺の小国や聖教、
果ては魔導協会にまで援護を要請して何とか防衛してたんだけど
兵の質の差はいかんともし難かったみたいだね
徐々に帝国は領土を増やしていったんだよ」
そうなんだ、まぁ帝国って言うんだから軍事的に
国を広げて言ったイメージだよね、だけど………
「けど、最終的には帝国は元の領土迄押し返される。
それをやり遂げたのが、当時ただの一兵卒だった【アルテュル=ダリュセック】
後のグレナディーアのルーツになった人だよ」
マリスはそこまで話すと一息つく。
それを見計らってか、マリーさんは奥から何か飲み物を持ってきて
テーブルに置いてくれる。
あ…結構いい香り、紅茶に似てるけど色が紫色だねこの飲み物。
「喉の疲れを癒す香草のお茶よ
長話するには丁度いいんじゃないかしら?」
「ありがとマリーお姉ちゃん。流石チーフウエイトレス、気が利くね~」
マリスは出されたお茶を一口付けて話を続ける。
「アルテュルは元は貧民層出身の奴隷剣士だったんだけど、王国にある
コロシアムではほぼ負けなしの強さを誇っててね、その力を買われて最前線に
盾として駆り出されたんだけど、そこで頭角を発揮して帝国に押され気味だった
戦線を次々と押し返していったんだよ」
たった1人で戦線を押し返すね………なんか御伽噺みたいになって来たね。
「アルテュルは奴隷出身ながらも頭の切れも良くて、使い捨てにされる奴隷仲間を
助けるために次々を奇策を打ち出して帝国を翻弄させ、戦況を変えていった
その話を聞いた王国軍部が次から次へと戦況の悪い所へ彼を投入したんだけど
彼はその全てにおいて自分の武力、または策で戦況をひっくり返して
いったんだよ」
う~ん、完全に英雄譚になってきたねこれ。
「当然帝国から何回も暗殺者やら謀略を仕掛けられてたみたいだけど
これも全て撃退して、ついに王国はアルテュルの活躍で元の領地まで
戦線を押し戻したんだよ」
マリスが再びお茶を口にに含み、のどを潤す。
「けどまぁそこで1つ面倒な事柄が起こってね、王国って結構な身分制度の
国なんだけど、奴隷が領土を取り戻したって結果を認められない人たちがいて
その功績を自分達の物にしてしまおうと帝国と同じ様にアルテュルを秘かに
始末しようとしたんだよね」
うわぁ………これも良くある話だけどこの世界でもあるんだねぇ。
まぁ人の思考はほぼ変わらないし、人の悪意も当然存在はするよね。
「だけど、練度の高い帝国軍が止められなかったアルテュルを王国軍が
止められる筈も無く逆にアルテュルが戦争に集中できなくなった結果
これ幸いと帝国が再侵攻してきて結局アルテュルに
頼らなざるを得なくなるんだよ」
グダグダだねぇ、まぁ戦時中っては人の思惑が交錯して
一丸と戦えた事は無いってお爺ちゃん言ってたね。
「最終的に帝国とは停戦状態になって、そこでの1番の功績者のアルテュルは
奴隷仲間どころか軍からも英雄視されるようになって、王国のお偉いさん方も
認めざるを得なくなっちゃったんだよ、そんなアルテュルに作られた称号が
グレナディーア、王国最強の騎士の称号なんだよ」
成程ね、多少誇張はされてるだろうけどそんな感じで出来た称号なら
個人の強さが大前提になるのも頷けるね。
「それ以来、グレナディーアは王国のみならず、苦渋を
舐めさせられた帝国にも知れ渡って今や世界最強の
騎士の代名詞になっちゃった訳
実際停戦後も何度か戦争やってるけど、ほぼ歴代のグレナディーアの
有無が戦況に影響しちゃってる状態だったみたいだね」
マリスはそう言ってお茶を飲み干し、一息ついた。
マリスの言葉にマリーさんが驚いた表情をする。
ふむ、大分仰々しい称号みたいだけど、さっきの人の気配からして
その実力は今の私なんか足元にも及ばないくらいだ。
至高騎士、なんて呼ばれるのも頷けるね。
「うん、マリスも王国にいた頃に遠目から姿を見ただけだけど間違いないよ
まぁ、髪型や服装を変えた上で魔法で偽装してたみたいだから
魔力を持たない普通の人は気づけないと思うけど」
マリスがじっと扉を見つめながら呟く。
そこにはいつもの飄々さはなく真剣そのものだ。
「それを魔力もなしに初対面で見抜いちゃうなんて流石だね、レンお姉ちゃん
どうやってるのか見当もつかないけど、正直マリスにも教えて欲しい位だよ」
マリスは私を見ながら不敵に笑う。
「教えるって言うか、これは私の経験則からの勘みたいなものだからね
場数を踏めば自然と覚えられるとは思うけど、早く覚えたいなら
修羅場を3~4回潜り抜ければコツは覚えられると思うよ」
そうなのだ、私もこの感覚を得る為に何度も酷い目に遭わされたんだよね。
まぁ、その相手が9割方お爺ちゃんだったってのはアレだけど………
しかしリーゼにはこの感覚を早く覚えて欲しいとこだけど、ドラゴンが
修羅場って言える程の荒事って何だろう………
「流石にそれはマリスには無理そうだねぇ
見ての通りか弱い乙女だからね、あはははは」
そう言ってマリスがいつもの調子で笑う、まぁ確かにマリスには無理そうだよね。
「それで、そのグレナディーアって何なのかな?
あの人の気配からして大体想像はつくけど、教えてくれないかなマリス?」
「我も興味があります、マスターが初見であれほどの警戒心を抱く相手
恐らく人間族としては相当の使い手なのでしょう」
おや、リーゼが私以外の人間に興味を抱くなんて珍しい
まぁドラゴンって強さを求める種族だし、強い相手と戦いたいって
欲求はあるのかもね。
「教えるのは構わないけど、そうなるとまずは帝国と王国の関係の歴史から
説明しないといけなくなるからちょっと長くなるよ?」
やっぱりそうなんだ、さっきマリスが停戦って言葉を出してたし、騎士って役柄は
基本軍事関係の役柄だしね。
「構わないよ、そもそも今住んでる帝国の事柄だって私は殆ど知らないし
それに…私の目的からしてその王国とやらに行くこともあるんでしょ?
ならグレナディーアの事と一緒に知っておくべき事柄だね」
私の言葉に少しだけマリスは驚いた顔をするも、直ぐにいつもの笑顔に戻り。
「………そっか、ならマリスも頑張って教えるよ
いや~、レンお姉ちゃんが思ってた以上に勉強家でマリスは嬉しいね~
あはははは」
そう言ってマリスは盛大に笑う、良く分からないけど私が勉強家なら
マリスは嬉しいみたいだね………
「んじゃ講義を始めるけど………長くなりそうだし
何か飲み物を準備しよっか」
「なら私が煎れて来るわ、勉強中に眠くならない様
少しきつめの奴をね♪」
マリーさんはそう言って席を立ち、厨房へと消えて行く。
しかし眠くならない様なきつめの飲み物ね、マリーさんの事だから
お酒じゃなきゃいいけど………
「まずは帝国と王国………イヴェンス帝国とレフィエルド王国の関係から
説明するね」
マリスはそう言って近くのテーブルにつく、それに倣って私達も
同じテーブルの椅子に腰かける。
「とは言っても正直言ってそこまで複雑な物じゃないんだ。
帝国ってさ、鉱物資源やマナが豊富だけど食糧事情があんまり宜しくないって
レンお姉ちゃんも知ってるよね?」
「うん、それはデューンさんやラミカからそれっぽい事は聞いた事あるね」
「現皇帝になってその辺りはだいぶマシにはなってきたんだけど、昔はホントに
厳しかったらしくてね、毎年餓死者が結構出てたみたいなんだよ」
そうなんだ、今の帝都や周辺の町などを見てもそこまで困窮してるようには
見えなかったのは今の皇帝が頑張ってるお陰って事なのかな。
「んで、王国は逆に鉱物資源が乏しい分大きな2本の川と海に面していて
土地が凄く肥沃な上気候も温暖なんだよ、正直言ってこの世界の
食糧の大部分はこの国が賄ってるって言っていいくらいに
農林水産業が発達した国なんだ」
「成程ね………という事は帝国がその肥沃な土地を求めて
攻め入ったって感じかな」
「そだね、まぁ当然と言えば当然の流れかな
まぁ色々と交渉はしてたみたいだけど決裂した結果みたいだけどね~」
ふむ、まぁ食糧事情による戦争なんてどこの世界でも起こり得る事みたいだね。
まぁ人間食べなきゃ死んじゃうし、悪い言い方だけど他人が作ったものを
力づくで奪う方が手段としては1番手っ取り早いのは事実だしね。
「んで、何度か帝国と王国はやり合ってたみたいだけど正直言って
当時の王国軍って数に任せた物量戦しか出来なかったんだよね。
それも1つのセオリーだけど、それ以上に帝国の兵との質が違い過ぎて
酷い時は10倍以上の兵力差をひっくり返されてたりしたんだよ
技術的には帝国の方が遥かに上だし、温暖な環境の王国と違って
帝国の環境は厳しい上にモンスターも多いからね、そりゃ練度に差は出るよね」
確かにそうだけど、兵力10倍差をひっくり返すなんて相当の質の差だね。
まぁそれだけじゃなくて優秀な軍師とかがいたんだろうけど。
「王国もこのままじゃマズいと思ったみたいで、周辺の小国や聖教、
果ては魔導協会にまで援護を要請して何とか防衛してたんだけど
兵の質の差はいかんともし難かったみたいだね
徐々に帝国は領土を増やしていったんだよ」
そうなんだ、まぁ帝国って言うんだから軍事的に
国を広げて言ったイメージだよね、だけど………
「けど、最終的には帝国は元の領土迄押し返される。
それをやり遂げたのが、当時ただの一兵卒だった【アルテュル=ダリュセック】
後のグレナディーアのルーツになった人だよ」
マリスはそこまで話すと一息つく。
それを見計らってか、マリーさんは奥から何か飲み物を持ってきて
テーブルに置いてくれる。
あ…結構いい香り、紅茶に似てるけど色が紫色だねこの飲み物。
「喉の疲れを癒す香草のお茶よ
長話するには丁度いいんじゃないかしら?」
「ありがとマリーお姉ちゃん。流石チーフウエイトレス、気が利くね~」
マリスは出されたお茶を一口付けて話を続ける。
「アルテュルは元は貧民層出身の奴隷剣士だったんだけど、王国にある
コロシアムではほぼ負けなしの強さを誇っててね、その力を買われて最前線に
盾として駆り出されたんだけど、そこで頭角を発揮して帝国に押され気味だった
戦線を次々と押し返していったんだよ」
たった1人で戦線を押し返すね………なんか御伽噺みたいになって来たね。
「アルテュルは奴隷出身ながらも頭の切れも良くて、使い捨てにされる奴隷仲間を
助けるために次々を奇策を打ち出して帝国を翻弄させ、戦況を変えていった
その話を聞いた王国軍部が次から次へと戦況の悪い所へ彼を投入したんだけど
彼はその全てにおいて自分の武力、または策で戦況をひっくり返して
いったんだよ」
う~ん、完全に英雄譚になってきたねこれ。
「当然帝国から何回も暗殺者やら謀略を仕掛けられてたみたいだけど
これも全て撃退して、ついに王国はアルテュルの活躍で元の領地まで
戦線を押し戻したんだよ」
マリスが再びお茶を口にに含み、のどを潤す。
「けどまぁそこで1つ面倒な事柄が起こってね、王国って結構な身分制度の
国なんだけど、奴隷が領土を取り戻したって結果を認められない人たちがいて
その功績を自分達の物にしてしまおうと帝国と同じ様にアルテュルを秘かに
始末しようとしたんだよね」
うわぁ………これも良くある話だけどこの世界でもあるんだねぇ。
まぁ人の思考はほぼ変わらないし、人の悪意も当然存在はするよね。
「だけど、練度の高い帝国軍が止められなかったアルテュルを王国軍が
止められる筈も無く逆にアルテュルが戦争に集中できなくなった結果
これ幸いと帝国が再侵攻してきて結局アルテュルに
頼らなざるを得なくなるんだよ」
グダグダだねぇ、まぁ戦時中っては人の思惑が交錯して
一丸と戦えた事は無いってお爺ちゃん言ってたね。
「最終的に帝国とは停戦状態になって、そこでの1番の功績者のアルテュルは
奴隷仲間どころか軍からも英雄視されるようになって、王国のお偉いさん方も
認めざるを得なくなっちゃったんだよ、そんなアルテュルに作られた称号が
グレナディーア、王国最強の騎士の称号なんだよ」
成程ね、多少誇張はされてるだろうけどそんな感じで出来た称号なら
個人の強さが大前提になるのも頷けるね。
「それ以来、グレナディーアは王国のみならず、苦渋を
舐めさせられた帝国にも知れ渡って今や世界最強の
騎士の代名詞になっちゃった訳
実際停戦後も何度か戦争やってるけど、ほぼ歴代のグレナディーアの
有無が戦況に影響しちゃってる状態だったみたいだね」
マリスはそう言ってお茶を飲み干し、一息ついた。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
妖精の森の、日常のおはなし。
華衣
ファンタジー
気づいたら、知らない森の中に居た僕。火事に巻き込まれて死んだはずだけど、これってもしかして転生した?
でも、なにかがおかしい。まわりの物が全部大きすぎるのだ! 草も、石も、花も、僕の体より大きい。巨人の国に来てしまったのかと思ったけど、よく見たら、僕の方が縮んでいるらしい。
あれ、身体が軽い。ん!?背中から羽が生えてる!?
「僕、妖精になってるー!?」
これは、妖精になった僕の、ただの日常の物語である。
・毎日18時投稿、たまに休みます。
・お気に入り&♡ありがとうございます!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
悪役皇子、ざまぁされたので反省する ~ 馬鹿は死ななきゃ治らないって… 一度、死んだからな、同じ轍(てつ)は踏まんよ ~
shiba
ファンタジー
魂だけの存在となり、邯鄲(かんたん)の夢にて
無名の英雄
愛を知らぬ商人
気狂いの賢者など
様々な英霊達の人生を追体験した凡愚な皇子は自身の無能さを痛感する。
それゆえに悪徳貴族の嫡男に生まれ変わった後、謎の強迫観念に背中を押されるまま
幼い頃から努力を積み上げていた彼は、図らずも超越者への道を歩み出す。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる