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piece6 剛士のシャツを着て
大きすぎるシャツ
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「ゴウさん……」
なるべく不自然にならないように、悠里は腕組みのように両手を身体に回した。
そうして胸元を隠しながら、リビングにいた彼に声を掛けた。
「お待たせしました。ゴウさんもシャワー浴びてください……」
「ん、」
濡れた服を脱ぎ、部屋着を纏った剛士が振り返った。
恥ずかしそうに俯いた悠里を見て、明るく吹き出す。
「やっぱ俺のシャツじゃ、でかいよな」
「う……うん」
「今度、お前用の部屋着も買っとこうな」
剛士がドライヤーを片手に手招きする。
「乾かしてやろうか?」
「だ、大丈夫!」
これ以上からかわれたら、耐えられない。
「ゴウさんも早くシャワー行ってきて」
「はいよ」
笑いながら剛士はバスルームに消えていった。
10分程で、剛士はリビングに戻ってきた。
濡れた髪を、タオルでクシャクシャと拭いている。
「ゴウさん、」
ドライヤーを持ち、悠里は言った。
「乾かしてあげましょうか?」
「ん?」
剛士が濡れ髪のまま、挑発的に微笑んだ。
「……じゃあ、お願いしようかな」
「えっ?」
剛士の予想通り、悠里の頬は色づいてしまう。
「……さっきの、お返しのつもりだった?」
傍に寄り、彼女の大きな瞳を覗き込む。
「俺が、それで照れるわけないのに。本当可愛いな、悠里は」
「うぅ……」
悠里は真っ赤になった顔を、両手で隠してしまった。
柔らかな長い髪を撫で、剛士は囁いた。
「ねえ、悠里?」
優しく彼女の手を取り、ドライヤーに触れさせる。
「乾かしてよ」
ドライヤーの暖かい風に、さらさらと黒い髪が靡く。
悠里はそっと、丁寧に剛士の髪に触れ、根元を乾かしていく。
「……ゴウさんの髪、綺麗だね」
「ん? そうか?」
髪の中盤から毛先に、優しく温風をあてながら、悠里は頷いた。
「サラサラしてて、すごい健康的」
「初めて言われたわ」
剛士が笑い出した。
「ふふっ」
悠里はドライヤーを冷風に切り替え、仕上げをした。
「温風である程度、髪型をセットしたら、こうして最後に冷風で整えると、綺麗に仕上がるよ」
「へえ」
「はい、できました」
最初は照れ臭かったが、やってみると楽しかった。
悠里は微笑んでドライヤーを置く。
「さんきゅ。気持ち良かった」
「ふふ、ホント?」
剛士が振り返り、膝立ちをしていた悠里に、甘えるように腕を回してきた。
「悠里に髪触られるのは、気持ちいい」
「……私も、」
乾かしたばかりの剛士の髪を撫で、悠里は応えた。
「ゴウさんに撫でて貰うの、好きだよ」
「悠里……」
剛士が顔をあげ、甘い微笑を浮かべる。
誘われるように悠里は、そっと彼と唇を合わせた。
なるべく不自然にならないように、悠里は腕組みのように両手を身体に回した。
そうして胸元を隠しながら、リビングにいた彼に声を掛けた。
「お待たせしました。ゴウさんもシャワー浴びてください……」
「ん、」
濡れた服を脱ぎ、部屋着を纏った剛士が振り返った。
恥ずかしそうに俯いた悠里を見て、明るく吹き出す。
「やっぱ俺のシャツじゃ、でかいよな」
「う……うん」
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「乾かしてやろうか?」
「だ、大丈夫!」
これ以上からかわれたら、耐えられない。
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「はいよ」
笑いながら剛士はバスルームに消えていった。
10分程で、剛士はリビングに戻ってきた。
濡れた髪を、タオルでクシャクシャと拭いている。
「ゴウさん、」
ドライヤーを持ち、悠里は言った。
「乾かしてあげましょうか?」
「ん?」
剛士が濡れ髪のまま、挑発的に微笑んだ。
「……じゃあ、お願いしようかな」
「えっ?」
剛士の予想通り、悠里の頬は色づいてしまう。
「……さっきの、お返しのつもりだった?」
傍に寄り、彼女の大きな瞳を覗き込む。
「俺が、それで照れるわけないのに。本当可愛いな、悠里は」
「うぅ……」
悠里は真っ赤になった顔を、両手で隠してしまった。
柔らかな長い髪を撫で、剛士は囁いた。
「ねえ、悠里?」
優しく彼女の手を取り、ドライヤーに触れさせる。
「乾かしてよ」
ドライヤーの暖かい風に、さらさらと黒い髪が靡く。
悠里はそっと、丁寧に剛士の髪に触れ、根元を乾かしていく。
「……ゴウさんの髪、綺麗だね」
「ん? そうか?」
髪の中盤から毛先に、優しく温風をあてながら、悠里は頷いた。
「サラサラしてて、すごい健康的」
「初めて言われたわ」
剛士が笑い出した。
「ふふっ」
悠里はドライヤーを冷風に切り替え、仕上げをした。
「温風である程度、髪型をセットしたら、こうして最後に冷風で整えると、綺麗に仕上がるよ」
「へえ」
「はい、できました」
最初は照れ臭かったが、やってみると楽しかった。
悠里は微笑んでドライヤーを置く。
「さんきゅ。気持ち良かった」
「ふふ、ホント?」
剛士が振り返り、膝立ちをしていた悠里に、甘えるように腕を回してきた。
「悠里に髪触られるのは、気持ちいい」
「……私も、」
乾かしたばかりの剛士の髪を撫で、悠里は応えた。
「ゴウさんに撫でて貰うの、好きだよ」
「悠里……」
剛士が顔をあげ、甘い微笑を浮かべる。
誘われるように悠里は、そっと彼と唇を合わせた。
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