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クラスへ行こう2
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「何するんですか!!」
「え?何って言われても、手形だけど、」
さも当然かのように言っている。
周りはえ?と、騒然として、顔を見合わせたりしている。
「八尾くん、早く教室いこ。」
そんな中、麗大は呆れた声で八尾に声を掛けた。
「教室??」
「あっ!!そうだったぁ!俺たち教室いくところだったんだ。」
時計を見ると、11時25分。ここから教室までは約800メートルぐらい。30分までに行かないと、遅刻だ。
八尾は本気で忘れていたので、急いで走り出す。ものすごい速さだ。ちなみに八尾の50メートル走のタイムは4秒代だ。
「「はっやぁー!!」」
あまりの速さに周りも目がとび出そうになる。
「八尾くーん!待ってー!!」
麗大も急いで追いかけようとするが、もう見えないところまでいっている。
麗大は追いかけている最中一旦振り向いてまだ、そこにいる彼らを睨みつけながら、
「お前らが気軽に八尾に話しかけんな、、ころすぞ。」
といいながらまた、走り出した。麗大の底知れない恐怖と、キャラの変わりように一同呆然とする。
「え…今の、、なんだったの、、」
11時29分
ガラガラガラ
八尾はドアを開けた。一斉にバッと、クラスの人がドアを開けた人物とその背後の人物を見る。
「ふぅー間に合った。」
「はぁはぁはぁ、もぉぉぉ!八尾くんがもっと、ちゃんと走っていれば、こんな急ぐことにはならなかったんだからね!」
「んなこといったってよー、わからねぇもんはわからねぇんだからさぁ」
「なら、僕に聞いてよぉ!八尾くんが僕の話聞かずに突っ走ったからでしょ!」
「あーわりぃわりぃ」
2人はそんな会話をしつつ適当な席に座る。すると、また他方からさっき感じた視線と感覚がある。
「はぁ、英雄つっても扱いが犯罪者だとなぁ」
死んだ魚の目になる。
「八尾くんしっかり!!安心して!例え僕は八尾くんが犯罪者で、性格が悪くて、人間ではなくても、八尾くんについて行くよ!」
ドゴッ
「いったーい、酷いじゃないか!」
「俺をホンモノの化け物みたいに言うな!」
そんなことをしていると
ガラガラガラ
また、誰かが入ってきた。そのまま教壇にたつ。
「皆さんこんにちわ。俺がこのクラスの担任の下北雅紀(しもきたまさき)です!これから1年よろしくお願いします」
と丁寧な挨拶をつらつらと述べてきて、礼までしていた。へぇーちゃんとした先生だなぁ、と、思ってボーッとしていると、
「本日はこれで終了です。皆さんさようなら。」
話は終わったらしい。今日はこのまま解散らしい。
「ふわぁぁ、ねっむ、じゃあ帰っか」
「うん、そうだね。」
帰る準備をしていると、
「あ!ちょっと待って金峰八尾くんと、美園麗大くん君たちは話があるから残るように、」
今から帰ろうとしたルンルン気分に急にそんなことを言われ八尾は反論する。
「えっ!!!やば、あの先生のこと嫌いになったわ。」
「僕もムカつく!!こんなタイミングで言わなくてもいいよね。」
といいながら顔を見合わす。
「ご、ご、ごめんよ、後でなんか奢ってやるから、」
そんな2人を焦ったよう雅紀はなだめた。
「どうする八尾くん、」
「ま、仕方ねぇよな」
といって荷物をおろした。
「え?何って言われても、手形だけど、」
さも当然かのように言っている。
周りはえ?と、騒然として、顔を見合わせたりしている。
「八尾くん、早く教室いこ。」
そんな中、麗大は呆れた声で八尾に声を掛けた。
「教室??」
「あっ!!そうだったぁ!俺たち教室いくところだったんだ。」
時計を見ると、11時25分。ここから教室までは約800メートルぐらい。30分までに行かないと、遅刻だ。
八尾は本気で忘れていたので、急いで走り出す。ものすごい速さだ。ちなみに八尾の50メートル走のタイムは4秒代だ。
「「はっやぁー!!」」
あまりの速さに周りも目がとび出そうになる。
「八尾くーん!待ってー!!」
麗大も急いで追いかけようとするが、もう見えないところまでいっている。
麗大は追いかけている最中一旦振り向いてまだ、そこにいる彼らを睨みつけながら、
「お前らが気軽に八尾に話しかけんな、、ころすぞ。」
といいながらまた、走り出した。麗大の底知れない恐怖と、キャラの変わりように一同呆然とする。
「え…今の、、なんだったの、、」
11時29分
ガラガラガラ
八尾はドアを開けた。一斉にバッと、クラスの人がドアを開けた人物とその背後の人物を見る。
「ふぅー間に合った。」
「はぁはぁはぁ、もぉぉぉ!八尾くんがもっと、ちゃんと走っていれば、こんな急ぐことにはならなかったんだからね!」
「んなこといったってよー、わからねぇもんはわからねぇんだからさぁ」
「なら、僕に聞いてよぉ!八尾くんが僕の話聞かずに突っ走ったからでしょ!」
「あーわりぃわりぃ」
2人はそんな会話をしつつ適当な席に座る。すると、また他方からさっき感じた視線と感覚がある。
「はぁ、英雄つっても扱いが犯罪者だとなぁ」
死んだ魚の目になる。
「八尾くんしっかり!!安心して!例え僕は八尾くんが犯罪者で、性格が悪くて、人間ではなくても、八尾くんについて行くよ!」
ドゴッ
「いったーい、酷いじゃないか!」
「俺をホンモノの化け物みたいに言うな!」
そんなことをしていると
ガラガラガラ
また、誰かが入ってきた。そのまま教壇にたつ。
「皆さんこんにちわ。俺がこのクラスの担任の下北雅紀(しもきたまさき)です!これから1年よろしくお願いします」
と丁寧な挨拶をつらつらと述べてきて、礼までしていた。へぇーちゃんとした先生だなぁ、と、思ってボーッとしていると、
「本日はこれで終了です。皆さんさようなら。」
話は終わったらしい。今日はこのまま解散らしい。
「ふわぁぁ、ねっむ、じゃあ帰っか」
「うん、そうだね。」
帰る準備をしていると、
「あ!ちょっと待って金峰八尾くんと、美園麗大くん君たちは話があるから残るように、」
今から帰ろうとしたルンルン気分に急にそんなことを言われ八尾は反論する。
「えっ!!!やば、あの先生のこと嫌いになったわ。」
「僕もムカつく!!こんなタイミングで言わなくてもいいよね。」
といいながら顔を見合わす。
「ご、ご、ごめんよ、後でなんか奢ってやるから、」
そんな2人を焦ったよう雅紀はなだめた。
「どうする八尾くん、」
「ま、仕方ねぇよな」
といって荷物をおろした。
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