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第一章
4-3.ご招待
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全ての毛が逆立ったのではないかと、そう思うほどの衝動を他に何と形容すればいいだろう。
甲高い声。軽やかな足音。視界に飛び込んできた銀髪の二つ括り。その髪を纏める赤い飾りは、まだクラロの記憶に焼き付いている。
もし前髪で目元が隠れていなければ、見開いた瞳も衆人の元に晒されてしまっただろう。
否、たとえ見えていなくても、その満面の笑みは理解している。
タン、と最後の一歩を踏み込み、波打つ丈の短いメイド服。細めた金の瞳。何一つでさえ、クラロの記憶と違わない。
「そろそろこっちに来る頃と思ってたッスよ!」
タイミングばっちりだと無邪気に喜ぶ淫魔に対し、すぐに笑みを浮かべるのはクラロの意地だ。どれだけ焦っていようと、それを表に出すわけにはいかない。
たとえ、この目の前に居る相手が尊い身分の専属メイド、なんて凄まじい相手であったとしても。
一気に注目を集めたせいで、周囲のざわめきが広がっていく。その大半は、クラロに対する嫌悪ではなく、突然現れたこのメイドに対して。
……だが、アモル様と呼ばれていることから、先ほどの認識もまた違うものであると突きつけられる。
間違いなくこの中では一番の地位にいるだろうが、それでもただのメイドにここまで動揺するはずがないのだから。
「……オラみたいなもんを探していたなんて、一体どうなさったんですか、アモル様」
ここまで視線を集めていれば、無視することも場所を移すことだって不可能。どこに行こうと噂は広がるし、そもそも、こうなることを狙っていたに違いない。
狙い通り、クラロから逃げ場を奪った男はニコニコと笑顔を浮かべたまま。更に一歩近付き、距離を詰めてくる。
「アモルでいいッスよ~! オイラとペーター君の仲じゃないッスか! もう悪戯なんてしないッスから、そう怯えないで!」
ね、と首をかしげられても、誰がその言葉を信じるというのか。
そう考えている間に手を取られ、ブンブンと上下に振られる動きに悲鳴が漏れたのは周囲からだ。
というより、あまりのことにクラロの口からは何もでなかったと言うべきだろう。
「そ、そんな、恐れ多い……あぁ、すいません、まだ仕事中ですので……」
「またまたぁ。今休憩中ッスよね? それも、久々のお昼休憩!」
さりげなく手を外そうとして、その指が強張ったのは図星だったからだ。
休憩時間であると知られていることではない。この時間そのものが滅多にないことを把握されていることに対して。
「いえ、そんなことは……」
「ペーター君の同僚は優しいッスね! オイラが休ませてほしいってお願いしたら、みーんな快く引き入れてくれたッスよ」
今度こそ、息すら止まる。満面の笑み。だが、その細めた目の奥にあるのは、獲物を追いつめる獣と同じ光。
さながら今のクラロは爪先で弄ばれる鼠で、目の前の男は猫。だが、真に鼠を求めているのは、帰りを待っている飼い主だ。
……これが、またアモルの単独でないのなら。この行動の理由に、あの男が絡んでいるのは間違いない。
思い返せば、同僚たちの反応は違和感があった。相手が相手なので気まずさを抱いているのかと思っていたが……否、その思い込みまで利用されたのだろう。
エリオットについて行かせたのも、アモルに引き渡すまでの監視。であれば、先ほどエリオットを連れていった男もまた、関与しているのかもしれない。
そうであろうとなかろうと、既に鼠は手の中。されど、まだその牙はこの身にかかってはいない。
無駄な足掻きと分かっていても、大人しく身を差し出せるほど潔くはなれない。
滲む汗を拭うことは叶わず、手は繋がれたまま。丸い指先は皮膚に食い込まずとも、その錯覚からは逃げられない。
「……オラに用があるのなら、お呼びしていただければよかったのに」
「こういうプレゼントは、サプライズした方が楽しいし、嬉しいじゃないッスか!」
そわり、心臓が騒ぐのは期待ではなく不穏さから。
プレゼント、サプライズ。どちらも本来ならばいい意味で使われるべき言葉だ。
だが、そうではないとクラロの直感が訴えている。それを信じてはいけないと。それは、間違いなく自分を破滅に導くモノであると。
だが、クラロの足はこの場に縫い付けられたまま。腕は掴まれ、ピクリとも動かせず。
であれば、その口を塞ぐ手立てだって、クラロにはない。
「何かを頂けるようなことなんて、なにも――」
それでも、と。足掻くクラロを金色はわらう。笑い、嗤い、無駄であると告げる。
「いつも頑張っているペーター君に、ベゼ様から『お食事会』のご招待ッスよ!」
途端、今までで一番の波が起きる。息を呑む、動揺する、絶句する。反応は様々。
そのどれもが普通であって、そう告げた者も、告げられた者の反応も、相応しくないもの。
『まさか』『そんな』『ベゼ様ってヴェルゼイ様のことでは』『ありえない』
騒ぎ立てる全てが耳から滑り落ちて、激しい鼓動の音ばかりがクラロを支配する。
……そう、何の意味もなく、クラロに休息を与えるはずが無い。
逃げ道を塞ぎ、周囲を固め。今もなお、その男は楽しんでいる。
クラロが藻掻く姿を、直接見ることがなくとも。
「……何がの間違いでは? オラみたいな奴隷が招待されるはずが……それに、こった汚ぇ恰好で向がうわげには」
「ほら、この間オイラがつまみ食いしたから、そのお詫びも兼ねてッスよ! 服なら気にしないッスけど、なんなら貸してあげるッスよ。あ、せっかくだからおめかしするッスか? 全身綺麗に洗ってあげるッス!」
事実上の死刑宣告に、悲鳴すらあがらない。どこの淫魔が、わざわざ、下級奴隷などを食事会に誘うのか。そればかりか、その世話までなんて。
それはもはや専属にした奴隷にするものだ。そうしてもいい程に気に入っていると、そう周知しているも同然。
「ご冗談を。オラなんかが同席するなんて、そんな……」
「えぇ~? 断るんッスかぁ~?」
なんでなんでと、駄々を捏ねるように身体を左右に揺らされ。ぶーぶーと文句を言う唇は愛らしく尖り、見てくれだけならば本当に少女のような愛らしさ。
だが、細めた目蓋の中。覗く黄金が、そうではないと突きつける。
「――奴隷ごときが?」
ぞわり、最後の一言はクラロだけに届いた囁き。
甘く、冷たく、突き刺すように。聞き逃したなどと、そんな戯れ言さえ述べさせないように。
「さっきも『食事会』は名誉だって、自分で言ってたよね。奴隷なら誰だって憧れるし、なんなら列を成して待っているぐらいだ。それを自分から断るなんて、普通の奴隷じゃ考えられないよね?」
どろり、どろり。注がれる金の光から逃げられない。そうであるはずだと。そうでなければ可笑しいのだと、バケモノは問いかけてくる。
もはやそれが普通なのだと。だからこそ偽っていたのだろうと、淫魔は、笑う。
「別に僕はいいよ。ただ、もう遊ぶつもりがなくなったって報告するだけだから。……ねっ、クラロ君?」
君が決めていいんだと、満面の笑みは言う。いつだって自分たちはこの茶番を終わらせられるんだと。ただ、それに付き合っているだけなのだと。
いつだって、破滅はそこに。クラロの死はそこにあるのだと。強者は、告げる。
込み上げるのは悔しさか、惨めさか。奥底で燻る怒りか。そのどれであれ、クラロに選べる道は一つだけ。
「……是非、ご一緒に」
「そうそう! 素直が一番ッスよ!」
パッ、と明るくなった声は、周囲には変わらず見えていただろう。そうであると知っているのはクラロだけ。そう、まだクラロ一人だけ。
ざわめく周囲をものともせず、繋がれた手はそのままに導かれる。
……その足取りは、クラロの心の重さとは、到底比例しないものだった。
甲高い声。軽やかな足音。視界に飛び込んできた銀髪の二つ括り。その髪を纏める赤い飾りは、まだクラロの記憶に焼き付いている。
もし前髪で目元が隠れていなければ、見開いた瞳も衆人の元に晒されてしまっただろう。
否、たとえ見えていなくても、その満面の笑みは理解している。
タン、と最後の一歩を踏み込み、波打つ丈の短いメイド服。細めた金の瞳。何一つでさえ、クラロの記憶と違わない。
「そろそろこっちに来る頃と思ってたッスよ!」
タイミングばっちりだと無邪気に喜ぶ淫魔に対し、すぐに笑みを浮かべるのはクラロの意地だ。どれだけ焦っていようと、それを表に出すわけにはいかない。
たとえ、この目の前に居る相手が尊い身分の専属メイド、なんて凄まじい相手であったとしても。
一気に注目を集めたせいで、周囲のざわめきが広がっていく。その大半は、クラロに対する嫌悪ではなく、突然現れたこのメイドに対して。
……だが、アモル様と呼ばれていることから、先ほどの認識もまた違うものであると突きつけられる。
間違いなくこの中では一番の地位にいるだろうが、それでもただのメイドにここまで動揺するはずがないのだから。
「……オラみたいなもんを探していたなんて、一体どうなさったんですか、アモル様」
ここまで視線を集めていれば、無視することも場所を移すことだって不可能。どこに行こうと噂は広がるし、そもそも、こうなることを狙っていたに違いない。
狙い通り、クラロから逃げ場を奪った男はニコニコと笑顔を浮かべたまま。更に一歩近付き、距離を詰めてくる。
「アモルでいいッスよ~! オイラとペーター君の仲じゃないッスか! もう悪戯なんてしないッスから、そう怯えないで!」
ね、と首をかしげられても、誰がその言葉を信じるというのか。
そう考えている間に手を取られ、ブンブンと上下に振られる動きに悲鳴が漏れたのは周囲からだ。
というより、あまりのことにクラロの口からは何もでなかったと言うべきだろう。
「そ、そんな、恐れ多い……あぁ、すいません、まだ仕事中ですので……」
「またまたぁ。今休憩中ッスよね? それも、久々のお昼休憩!」
さりげなく手を外そうとして、その指が強張ったのは図星だったからだ。
休憩時間であると知られていることではない。この時間そのものが滅多にないことを把握されていることに対して。
「いえ、そんなことは……」
「ペーター君の同僚は優しいッスね! オイラが休ませてほしいってお願いしたら、みーんな快く引き入れてくれたッスよ」
今度こそ、息すら止まる。満面の笑み。だが、その細めた目の奥にあるのは、獲物を追いつめる獣と同じ光。
さながら今のクラロは爪先で弄ばれる鼠で、目の前の男は猫。だが、真に鼠を求めているのは、帰りを待っている飼い主だ。
……これが、またアモルの単独でないのなら。この行動の理由に、あの男が絡んでいるのは間違いない。
思い返せば、同僚たちの反応は違和感があった。相手が相手なので気まずさを抱いているのかと思っていたが……否、その思い込みまで利用されたのだろう。
エリオットについて行かせたのも、アモルに引き渡すまでの監視。であれば、先ほどエリオットを連れていった男もまた、関与しているのかもしれない。
そうであろうとなかろうと、既に鼠は手の中。されど、まだその牙はこの身にかかってはいない。
無駄な足掻きと分かっていても、大人しく身を差し出せるほど潔くはなれない。
滲む汗を拭うことは叶わず、手は繋がれたまま。丸い指先は皮膚に食い込まずとも、その錯覚からは逃げられない。
「……オラに用があるのなら、お呼びしていただければよかったのに」
「こういうプレゼントは、サプライズした方が楽しいし、嬉しいじゃないッスか!」
そわり、心臓が騒ぐのは期待ではなく不穏さから。
プレゼント、サプライズ。どちらも本来ならばいい意味で使われるべき言葉だ。
だが、そうではないとクラロの直感が訴えている。それを信じてはいけないと。それは、間違いなく自分を破滅に導くモノであると。
だが、クラロの足はこの場に縫い付けられたまま。腕は掴まれ、ピクリとも動かせず。
であれば、その口を塞ぐ手立てだって、クラロにはない。
「何かを頂けるようなことなんて、なにも――」
それでも、と。足掻くクラロを金色はわらう。笑い、嗤い、無駄であると告げる。
「いつも頑張っているペーター君に、ベゼ様から『お食事会』のご招待ッスよ!」
途端、今までで一番の波が起きる。息を呑む、動揺する、絶句する。反応は様々。
そのどれもが普通であって、そう告げた者も、告げられた者の反応も、相応しくないもの。
『まさか』『そんな』『ベゼ様ってヴェルゼイ様のことでは』『ありえない』
騒ぎ立てる全てが耳から滑り落ちて、激しい鼓動の音ばかりがクラロを支配する。
……そう、何の意味もなく、クラロに休息を与えるはずが無い。
逃げ道を塞ぎ、周囲を固め。今もなお、その男は楽しんでいる。
クラロが藻掻く姿を、直接見ることがなくとも。
「……何がの間違いでは? オラみたいな奴隷が招待されるはずが……それに、こった汚ぇ恰好で向がうわげには」
「ほら、この間オイラがつまみ食いしたから、そのお詫びも兼ねてッスよ! 服なら気にしないッスけど、なんなら貸してあげるッスよ。あ、せっかくだからおめかしするッスか? 全身綺麗に洗ってあげるッス!」
事実上の死刑宣告に、悲鳴すらあがらない。どこの淫魔が、わざわざ、下級奴隷などを食事会に誘うのか。そればかりか、その世話までなんて。
それはもはや専属にした奴隷にするものだ。そうしてもいい程に気に入っていると、そう周知しているも同然。
「ご冗談を。オラなんかが同席するなんて、そんな……」
「えぇ~? 断るんッスかぁ~?」
なんでなんでと、駄々を捏ねるように身体を左右に揺らされ。ぶーぶーと文句を言う唇は愛らしく尖り、見てくれだけならば本当に少女のような愛らしさ。
だが、細めた目蓋の中。覗く黄金が、そうではないと突きつける。
「――奴隷ごときが?」
ぞわり、最後の一言はクラロだけに届いた囁き。
甘く、冷たく、突き刺すように。聞き逃したなどと、そんな戯れ言さえ述べさせないように。
「さっきも『食事会』は名誉だって、自分で言ってたよね。奴隷なら誰だって憧れるし、なんなら列を成して待っているぐらいだ。それを自分から断るなんて、普通の奴隷じゃ考えられないよね?」
どろり、どろり。注がれる金の光から逃げられない。そうであるはずだと。そうでなければ可笑しいのだと、バケモノは問いかけてくる。
もはやそれが普通なのだと。だからこそ偽っていたのだろうと、淫魔は、笑う。
「別に僕はいいよ。ただ、もう遊ぶつもりがなくなったって報告するだけだから。……ねっ、クラロ君?」
君が決めていいんだと、満面の笑みは言う。いつだって自分たちはこの茶番を終わらせられるんだと。ただ、それに付き合っているだけなのだと。
いつだって、破滅はそこに。クラロの死はそこにあるのだと。強者は、告げる。
込み上げるのは悔しさか、惨めさか。奥底で燻る怒りか。そのどれであれ、クラロに選べる道は一つだけ。
「……是非、ご一緒に」
「そうそう! 素直が一番ッスよ!」
パッ、と明るくなった声は、周囲には変わらず見えていただろう。そうであると知っているのはクラロだけ。そう、まだクラロ一人だけ。
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