302 / 476
第22章 改革の歌
第302話 改革の讃美歌
しおりを挟む
「で、伝令! ジャコウ様! ルクガイア暗部のサイバラがギャングレオ盗賊団に寝返り、七番隊に攻撃を!」
「なんじゃと!? サイバラがわしらを裏切ったじゃと!?」
「さらに五番隊、六番隊もギャングレオ盗賊団本隊の襲撃に会い、苦戦中です!」
サイバラの反逆。ギャングレオ盗賊団の想定外の準備。
その報告は王国騎士団の総大将であるジャコウの耳にも入った。
「す、すぐに後詰の四番隊を出すのじゃ!」
「は、はい!」
報告を聞いた王国騎士団軍師ジャコウはすぐさま四番隊を出撃させる。
四番隊は騎馬兵を含む部隊でギャングレオ盗賊団本隊へと進軍を始めた。
――ここまでは改革派の軍師とも言えるロギウスの想定通りに動いていた。
■
「行くぞ、四番隊! すぐに先行した部隊の援護に――」
「あ、あれは!? スタアラ魔法聖堂か!?」
ジャコウの指示で先行部隊の援護へと動いた、王国騎士団四番隊。
だが、その経路にスタアラ魔法聖堂の衛兵隊が立ち塞がった。
「父さ――バクト公爵! お願いします!」
「フン。予定通りに来たか。貴様ら! 作戦通りに動け!」
スタアラ魔法聖堂事実上の総大将であるミリアは、臨時で指揮を執るバクトに願い出た。
その声を聴いたバクトは自らの護衛二人とスタアラ魔法聖堂衛兵隊に指示を出す。
「射撃開始」
「了解」
バクトの護衛二人――ギャングレオ盗賊団精鋭護衛衆は、拳銃で騎馬兵を狙い始める。
「我らも続けぇえ!」
「騎馬兵だ! 騎馬兵をまず馬から落とすんだ!」
スタアラ魔法聖堂の衛兵隊もそれに続く。
狙いは騎馬兵。
バクトの指示で動いた者達は、まず騎馬兵を馬から落とすことを画策する。
精鋭護衛衆による射撃。衛兵隊による遠距離からの魔法攻撃。
それらによって騎馬兵は馬から落ちていく――
「バクト様。四頭確保できました」
「よし、十分だ。早速繋げろ」
そして騎馬兵から馬を奪ったバクトは、部下達にある準備をさせた。
前日から用意しておいた二台の装甲車――
その装甲車に馬を二頭ずつ繋げた。
「繋ぎ終わったな……。行け、貴様ら! 四番隊をなぎ倒せ!」
「御意」
「装甲車、出撃」
バクトの合図で護衛二人は装甲車に繋げられた馬を走らせる。
装甲車の中にはスタアラ魔法聖堂の衛兵が入り、用意された大量の弓矢を構える。
「発射! 弓矢発射! 四番隊目がけて撃ちまくれ!」
「ありったけ撃ち尽くすんだ! ミリア様とバクト公爵のためにも! 民のためにも!」
四番隊の中央を二頭の馬を動力とした二台の装甲車が突破する。
そしてその中から放たれる大量の弓矢――
「ぐ、ぐは!? なんだこの馬車は!?」
「か、固い!? こちらの攻撃が通用しない!?」
装甲車から放たれた弓矢はどんどんと四番隊を打倒していく。
四番隊も装甲車を止めようとするが、馬に引かれて縦横無尽に隊列を乱していき、さらには鉄の装甲で守られているために攻撃も通用しない。
「フン! たかだか王国騎士団の一個小隊如きが、このギャングレオ盗賊団元締めであるこの俺に、勝てると思うなぁああ!! 装甲車に続けぇええ!!」
バクトは大声を上げて前線の部隊を叱咤激励する。
スタアラ魔法聖堂の他の衛兵達も装甲車によってできた道を通り、四番隊との交戦を始める。
バクトが打った一手により、戦局はスタアラ魔法聖堂の優勢となった――
■
「ひ、引き続き伝令! 先行部隊の援護に向かった四番隊ですが、スタアラ魔法聖堂の衛兵隊の妨害に会いました!」
「ば、馬鹿な!? スタアラ魔法聖堂までじゃと!?」
「スタアラ魔法聖堂の陣頭指揮はバクト公爵が執っている模様! 四番隊は劣勢です!」
ジャコウの元に寄せられた更なる報告。
簡単に勝てるはずだった戦いが、完全に裏返った戦局――
自身の想定外の事態に、ジャコウは激しく焦り始めた。
「サ、サイバラめ~……! このわしを裏切りおって! わしへの忠誠はどうしたというのじゃ!?」
「……それは"虎"を"犬"と見間違えてたてめぇの責任だろうが? "虎"なんて"鬼"か"獅子"でもないと飼い慣らせねえよ」
激昂するジャコウに、横で待機していた黒蛇部隊隊長のジフウは嫌味を述べる。
こうなることが予想できていたジフウは、ジャコウに責任を押し付けるようにただ傍観しながら待機していた。
「お、おのれ~……! 仕方あるまい! 二番隊! 三番隊! 共に出撃するのじゃ! ギャングレオ盗賊団もスタアラ魔法聖堂も、まとめて始末するのじゃ!」
この事態にジャコウは王国騎士団の二番隊と三番隊も出撃させる。
本来想定したよりも過剰な戦力の動員だったが――
「ジャコウ。一番隊は出撃させないのか?」
「一番隊はわしの守りに必要じゃ! そもそも二番隊まで出した時点で、十分すぎる程じゃ!」
――ジフウの進言に耳を貸さず、ジャコウは一番隊を出そうとはしなかった。
ジャコウは己の小心さ故に、とにかく自身の身を守ることを優先させた。
――これらも全て、ロギウスの計算の内であった。
「ジフウ! 貴様ら黒蛇部隊は王都正面の守りに入るのじゃ! 改革派の連中を王都に入れるでないぞ!」
「へいへい、分かったってーの。さて、俺も行くか」
ジャコウはジフウ達黒蛇部隊を王都正面の守りへと配置させる。
ジャコウはこの戦いでジフウ達黒蛇部隊の力を借りるわけにはいかない。
ジャコウのバックにいるボーネス公爵。黒蛇部隊のバックにいる国王・ルクベール三世。
自らが指揮する王国騎士団の力で勝利してこそ、ボーネス公爵の力が国王を上回ることの証明となるからだ。
そのためにも黒蛇部隊には『王都正面の守り』という名目で待機させ、最前線に出られるわけにはいかなかった。
「ジフウ隊長。こんままジャコウさ言う通り動くけ、大丈夫ばいね?」
王都正面へと向かう黒蛇部隊の中で、副隊長のポールが隊長のジフウに尋ねた。
「問題ないな。サイバラの反逆、ギャングレオ盗賊団の準備、スタアラ魔法聖堂の加入……。全ては描かれた上で動いているのだろうよ」
ジフウはこれまでの流れが、全て計算されたものであることを理解していた。
「改革派にはロギウス殿下がいる。ジャコウの動きなんて、完全に読まれてるんだろうよ」
「なんじゃと!? サイバラがわしらを裏切ったじゃと!?」
「さらに五番隊、六番隊もギャングレオ盗賊団本隊の襲撃に会い、苦戦中です!」
サイバラの反逆。ギャングレオ盗賊団の想定外の準備。
その報告は王国騎士団の総大将であるジャコウの耳にも入った。
「す、すぐに後詰の四番隊を出すのじゃ!」
「は、はい!」
報告を聞いた王国騎士団軍師ジャコウはすぐさま四番隊を出撃させる。
四番隊は騎馬兵を含む部隊でギャングレオ盗賊団本隊へと進軍を始めた。
――ここまでは改革派の軍師とも言えるロギウスの想定通りに動いていた。
■
「行くぞ、四番隊! すぐに先行した部隊の援護に――」
「あ、あれは!? スタアラ魔法聖堂か!?」
ジャコウの指示で先行部隊の援護へと動いた、王国騎士団四番隊。
だが、その経路にスタアラ魔法聖堂の衛兵隊が立ち塞がった。
「父さ――バクト公爵! お願いします!」
「フン。予定通りに来たか。貴様ら! 作戦通りに動け!」
スタアラ魔法聖堂事実上の総大将であるミリアは、臨時で指揮を執るバクトに願い出た。
その声を聴いたバクトは自らの護衛二人とスタアラ魔法聖堂衛兵隊に指示を出す。
「射撃開始」
「了解」
バクトの護衛二人――ギャングレオ盗賊団精鋭護衛衆は、拳銃で騎馬兵を狙い始める。
「我らも続けぇえ!」
「騎馬兵だ! 騎馬兵をまず馬から落とすんだ!」
スタアラ魔法聖堂の衛兵隊もそれに続く。
狙いは騎馬兵。
バクトの指示で動いた者達は、まず騎馬兵を馬から落とすことを画策する。
精鋭護衛衆による射撃。衛兵隊による遠距離からの魔法攻撃。
それらによって騎馬兵は馬から落ちていく――
「バクト様。四頭確保できました」
「よし、十分だ。早速繋げろ」
そして騎馬兵から馬を奪ったバクトは、部下達にある準備をさせた。
前日から用意しておいた二台の装甲車――
その装甲車に馬を二頭ずつ繋げた。
「繋ぎ終わったな……。行け、貴様ら! 四番隊をなぎ倒せ!」
「御意」
「装甲車、出撃」
バクトの合図で護衛二人は装甲車に繋げられた馬を走らせる。
装甲車の中にはスタアラ魔法聖堂の衛兵が入り、用意された大量の弓矢を構える。
「発射! 弓矢発射! 四番隊目がけて撃ちまくれ!」
「ありったけ撃ち尽くすんだ! ミリア様とバクト公爵のためにも! 民のためにも!」
四番隊の中央を二頭の馬を動力とした二台の装甲車が突破する。
そしてその中から放たれる大量の弓矢――
「ぐ、ぐは!? なんだこの馬車は!?」
「か、固い!? こちらの攻撃が通用しない!?」
装甲車から放たれた弓矢はどんどんと四番隊を打倒していく。
四番隊も装甲車を止めようとするが、馬に引かれて縦横無尽に隊列を乱していき、さらには鉄の装甲で守られているために攻撃も通用しない。
「フン! たかだか王国騎士団の一個小隊如きが、このギャングレオ盗賊団元締めであるこの俺に、勝てると思うなぁああ!! 装甲車に続けぇええ!!」
バクトは大声を上げて前線の部隊を叱咤激励する。
スタアラ魔法聖堂の他の衛兵達も装甲車によってできた道を通り、四番隊との交戦を始める。
バクトが打った一手により、戦局はスタアラ魔法聖堂の優勢となった――
■
「ひ、引き続き伝令! 先行部隊の援護に向かった四番隊ですが、スタアラ魔法聖堂の衛兵隊の妨害に会いました!」
「ば、馬鹿な!? スタアラ魔法聖堂までじゃと!?」
「スタアラ魔法聖堂の陣頭指揮はバクト公爵が執っている模様! 四番隊は劣勢です!」
ジャコウの元に寄せられた更なる報告。
簡単に勝てるはずだった戦いが、完全に裏返った戦局――
自身の想定外の事態に、ジャコウは激しく焦り始めた。
「サ、サイバラめ~……! このわしを裏切りおって! わしへの忠誠はどうしたというのじゃ!?」
「……それは"虎"を"犬"と見間違えてたてめぇの責任だろうが? "虎"なんて"鬼"か"獅子"でもないと飼い慣らせねえよ」
激昂するジャコウに、横で待機していた黒蛇部隊隊長のジフウは嫌味を述べる。
こうなることが予想できていたジフウは、ジャコウに責任を押し付けるようにただ傍観しながら待機していた。
「お、おのれ~……! 仕方あるまい! 二番隊! 三番隊! 共に出撃するのじゃ! ギャングレオ盗賊団もスタアラ魔法聖堂も、まとめて始末するのじゃ!」
この事態にジャコウは王国騎士団の二番隊と三番隊も出撃させる。
本来想定したよりも過剰な戦力の動員だったが――
「ジャコウ。一番隊は出撃させないのか?」
「一番隊はわしの守りに必要じゃ! そもそも二番隊まで出した時点で、十分すぎる程じゃ!」
――ジフウの進言に耳を貸さず、ジャコウは一番隊を出そうとはしなかった。
ジャコウは己の小心さ故に、とにかく自身の身を守ることを優先させた。
――これらも全て、ロギウスの計算の内であった。
「ジフウ! 貴様ら黒蛇部隊は王都正面の守りに入るのじゃ! 改革派の連中を王都に入れるでないぞ!」
「へいへい、分かったってーの。さて、俺も行くか」
ジャコウはジフウ達黒蛇部隊を王都正面の守りへと配置させる。
ジャコウはこの戦いでジフウ達黒蛇部隊の力を借りるわけにはいかない。
ジャコウのバックにいるボーネス公爵。黒蛇部隊のバックにいる国王・ルクベール三世。
自らが指揮する王国騎士団の力で勝利してこそ、ボーネス公爵の力が国王を上回ることの証明となるからだ。
そのためにも黒蛇部隊には『王都正面の守り』という名目で待機させ、最前線に出られるわけにはいかなかった。
「ジフウ隊長。こんままジャコウさ言う通り動くけ、大丈夫ばいね?」
王都正面へと向かう黒蛇部隊の中で、副隊長のポールが隊長のジフウに尋ねた。
「問題ないな。サイバラの反逆、ギャングレオ盗賊団の準備、スタアラ魔法聖堂の加入……。全ては描かれた上で動いているのだろうよ」
ジフウはこれまでの流れが、全て計算されたものであることを理解していた。
「改革派にはロギウス殿下がいる。ジャコウの動きなんて、完全に読まれてるんだろうよ」
0
あなたにおすすめの小説
魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密
藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。
そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。
しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。
過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる