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第15章 メカトロニクス・ファイト
第205話 対決・元ルクガイア王国騎士団二番隊隊士②
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「フオオオオ!!」
フレイムは背中の"バーニア"と呼ばれる部分から炎を噴出させる。
ニナーナのように空を飛ぶことはないが、この屋内でフレイムが飛ぶわけにもいかないので、出力を調整しているのだろう。
……ラルフルが『空を飛んでた』って言ってたし。
そして――
ゴォオオオオ!
「ッ!? は、速い!?」
「あの巨体でこのスピードだって!?」
フレイムは"バーニア"によるものか、凄まじいスピードで移動を開始した!
シシバのように目で追うのも難しいほどではないが、その巨体と重装備からは想像もできないスピードだ!
「クーカカカ! デカブツだから遅いと思ったか~? んなわけねーだろ! 火力! 装甲! そして、機動力! その全てを揃えているからこその【王国最強】だ!!」
フロストがガラス越しに笑いながらこちらを見ている。
そしてフレイムは移動したまま左腕のガトリングガンと両肩の大砲をこちらに向けてきた。
ドガンッ! ドガンッ! ドガガガッ!!
「くそ!? こんなスピードで動きながら攻撃もできるのか!?」
「まるで移動砲台じゃないか!? これじゃ<バリアフィールド>があった時の方がマシだ!」
ロギウスも言う通り、フレイムは発電機との接続がなくなったため、この広い空間を縦横無尽に移動することができる!
これは試運転とかではない! 本当に元々フレイムに備わっている能力だ!
さっきと違って解除させる手段が分からない!
「【王国最強】とかいう二つ名以前に、人間の範疇じゃねえだろ!?」
「ここまで強いのは想定外だよ! こんなに強かったのなら、【伝説の魔王】も倒してくれればよかったのに!」
「仕方ねーだろ! ここまでの強化が済んだのはつい最近なんだ! それに、魔王城まで飛んでいける程エネルギーが持たないし、<勇者の光>みてーな魔王特効の攻撃手段もねーよ!」
俺とロギウスの愚痴に対してフロストが反論する。
言ってることには納得できるが、今はそれどころではない。
フレイムの猛攻に対して逃げるので精いっぱいだ。
幸いお互いが動き合っているためか、フレイムの銃撃も砲撃もうまく狙いが定まっていない。
「ほーらほら~? 逃げてばかりでフレイムを倒せるのか~? クーカカカカ~!!」
「フオー! オーオー! フオーオオオオー!!」
相変わらずフロストがガラス越しにこちらを嘲り笑っている。
……後、フレイム。お前も絶対嘲り笑ってるだろ。顔も言葉も分からないが、なんとなく分かる。
「凄まじい戦いをしてるはずなのに……なんだかムカついてくるね」
「奇遇だなロギウス。俺もだ。何か対策はないのか? お前がフレイムについて知ってることでもいい」
俺はフレイムの攻撃を避けながらダメ元でロギウスに質問してみた。
こいつはなんだかんだで頭が回る。こんな規格外の相手にいい作戦が練れるとは思えないが……。
「うーん……。確かフレイムって、"少しだけ浮いてる"んだよね」
「少しだけ浮いてる? 確かにあいつの存在は浮いてるが……」
「いや、そうじゃなくて。フレイムはあの巨体と重装備でもスムーズな移動ができるように、"足を上げて"動くんじゃなくて、"体そのものを少しだけ浮かせて"移動してるんだよ。そうすることで地面との摩擦をなくし、滑るように移動できるんだ」
確かにフレイムはこれまで普通の人間のように足を上げて動かず、地面を滑るように移動している。
よく見ると足の裏が地面から少しだけ浮いているのが分かる。
「そうだ! ゼロラ殿! フレイムをおびき寄せてくれ! 場所はさっきの発電機があった場所までだ!」
どうやらロギウスは本当に作戦を思いついてくれたようだ。
なかなかどうして頼りになる王子様だ。
「その作戦、信じるぜ。ロギウス!」
俺はまずフレイムから逃げるのをやめて、一人フレイムへと立ち向かった。
「玉砕覚悟か~? だったらお望みどおりにしてやるよ! フレイム!」
「フオオオーン!」
俺の動きを見て、フレイムも俺に狙いを定めてくれたようだ。
それを確認した俺はフレイムをロギウスに言われた通りに発電機の近くまで誘導する。
「フッオオオオ!」
フレイムも大砲とガトリングガンで攻撃しながら俺を追ってくる。
フレイムのスピードは俺より速いが、誘導地点までは十分な距離がある。
ガトリングガンの攻撃は<鉄の防御>である程度耐えることができるが、大砲の攻撃を食らうわけには――
ボガァアアン!!
「うぐぅ!? く、くそ!? 食らっちまったか……!」
フレイムの砲撃の一発が俺に当たってしまった。
かなりのダメージを受けたが、<鉄の防御>をかけながら誘導に徹していたことが幸いした。
全身を大きく吹き飛ばされてしまったが、幸い致命傷には至っていない。
――そして、運のいいことに俺が吹き飛んだ位置は、丁度発電機の近くだった。
「フレイムの砲撃に耐えたことは認めてやるよ~! だが、もー遅い! そのまま突進して叩き潰せ! フレーイム!!」
「フオオオオーン!!」
フレイムが俺目がけて突進してくる。
たが……ロギウスも目的の場所で配置についているようだ!
「身を挺しての誘導に感謝する! ゼロラ殿! ウォオオオ!!」
ロギウスは掛け声を上げて、"先程までフレイムと発電機を繋げていた紐"を"フレイムの足が丁度上に来た"タイミングで引き上げた!
ビィーーーーン!!
「フオ!? フオン、フオン!? フオ……オオオオオ!!??」
ズドォオオン……!
巨体に相応しい轟音と共に、フレイムはその場で勢いよく仰向けに転んでしまった。
「フ、フレイム!? くそ~、ロギウスの野郎が~! うまいことフレイムを転ばせやがって~!」
「いくら巨体のフレイムでも、足の裏から急に持ち上げられば体勢を崩してしまうようだね。少しだけとはいえ浮いてるし、これだけの重武装なら尚更だ」
なるほど。ロギウスの作戦通りって訳か。フロストもさぞ悔しかろう。
フレイムの方はその重装備が祟ってか、中々起き上がれずにいる。
「それじゃあ、こっちの攻撃と行かせてもらおうか!」
俺は仰向けのままもがいているフレイムの左腕を掴んで関節技を仕掛けた!
「お前は最初、左腕を"変形させて"ガトリングガンに変えてたよな? つまりこの腕はお前の"生身の腕"じゃない! だったら……!」
俺は渾身の力を込めてフレイムの左腕を極める。
とてつもなく太い腕なので、全身を使って関節を極めることになるが、ついに――
バキィン!
――フレイムの左腕をねじ切った!
「フオオォオォオ!!??」
「あー!? てめーは鬼か!? 人間の腕をねじ切るなんてよ~!?」
「生身の人間相手に、あんな兵器をぶつけてくるお前にだけは言われたくねえよ! 第一、こいつの腕は生身じゃなくて機械だろうが!」
驚くフレイム。人を非情扱いしてくるフロスト。何とでも言うがいい。
だがこれで、フレイムの戦力は大幅にダウンした!
フレイムは背中の"バーニア"と呼ばれる部分から炎を噴出させる。
ニナーナのように空を飛ぶことはないが、この屋内でフレイムが飛ぶわけにもいかないので、出力を調整しているのだろう。
……ラルフルが『空を飛んでた』って言ってたし。
そして――
ゴォオオオオ!
「ッ!? は、速い!?」
「あの巨体でこのスピードだって!?」
フレイムは"バーニア"によるものか、凄まじいスピードで移動を開始した!
シシバのように目で追うのも難しいほどではないが、その巨体と重装備からは想像もできないスピードだ!
「クーカカカ! デカブツだから遅いと思ったか~? んなわけねーだろ! 火力! 装甲! そして、機動力! その全てを揃えているからこその【王国最強】だ!!」
フロストがガラス越しに笑いながらこちらを見ている。
そしてフレイムは移動したまま左腕のガトリングガンと両肩の大砲をこちらに向けてきた。
ドガンッ! ドガンッ! ドガガガッ!!
「くそ!? こんなスピードで動きながら攻撃もできるのか!?」
「まるで移動砲台じゃないか!? これじゃ<バリアフィールド>があった時の方がマシだ!」
ロギウスも言う通り、フレイムは発電機との接続がなくなったため、この広い空間を縦横無尽に移動することができる!
これは試運転とかではない! 本当に元々フレイムに備わっている能力だ!
さっきと違って解除させる手段が分からない!
「【王国最強】とかいう二つ名以前に、人間の範疇じゃねえだろ!?」
「ここまで強いのは想定外だよ! こんなに強かったのなら、【伝説の魔王】も倒してくれればよかったのに!」
「仕方ねーだろ! ここまでの強化が済んだのはつい最近なんだ! それに、魔王城まで飛んでいける程エネルギーが持たないし、<勇者の光>みてーな魔王特効の攻撃手段もねーよ!」
俺とロギウスの愚痴に対してフロストが反論する。
言ってることには納得できるが、今はそれどころではない。
フレイムの猛攻に対して逃げるので精いっぱいだ。
幸いお互いが動き合っているためか、フレイムの銃撃も砲撃もうまく狙いが定まっていない。
「ほーらほら~? 逃げてばかりでフレイムを倒せるのか~? クーカカカカ~!!」
「フオー! オーオー! フオーオオオオー!!」
相変わらずフロストがガラス越しにこちらを嘲り笑っている。
……後、フレイム。お前も絶対嘲り笑ってるだろ。顔も言葉も分からないが、なんとなく分かる。
「凄まじい戦いをしてるはずなのに……なんだかムカついてくるね」
「奇遇だなロギウス。俺もだ。何か対策はないのか? お前がフレイムについて知ってることでもいい」
俺はフレイムの攻撃を避けながらダメ元でロギウスに質問してみた。
こいつはなんだかんだで頭が回る。こんな規格外の相手にいい作戦が練れるとは思えないが……。
「うーん……。確かフレイムって、"少しだけ浮いてる"んだよね」
「少しだけ浮いてる? 確かにあいつの存在は浮いてるが……」
「いや、そうじゃなくて。フレイムはあの巨体と重装備でもスムーズな移動ができるように、"足を上げて"動くんじゃなくて、"体そのものを少しだけ浮かせて"移動してるんだよ。そうすることで地面との摩擦をなくし、滑るように移動できるんだ」
確かにフレイムはこれまで普通の人間のように足を上げて動かず、地面を滑るように移動している。
よく見ると足の裏が地面から少しだけ浮いているのが分かる。
「そうだ! ゼロラ殿! フレイムをおびき寄せてくれ! 場所はさっきの発電機があった場所までだ!」
どうやらロギウスは本当に作戦を思いついてくれたようだ。
なかなかどうして頼りになる王子様だ。
「その作戦、信じるぜ。ロギウス!」
俺はまずフレイムから逃げるのをやめて、一人フレイムへと立ち向かった。
「玉砕覚悟か~? だったらお望みどおりにしてやるよ! フレイム!」
「フオオオーン!」
俺の動きを見て、フレイムも俺に狙いを定めてくれたようだ。
それを確認した俺はフレイムをロギウスに言われた通りに発電機の近くまで誘導する。
「フッオオオオ!」
フレイムも大砲とガトリングガンで攻撃しながら俺を追ってくる。
フレイムのスピードは俺より速いが、誘導地点までは十分な距離がある。
ガトリングガンの攻撃は<鉄の防御>である程度耐えることができるが、大砲の攻撃を食らうわけには――
ボガァアアン!!
「うぐぅ!? く、くそ!? 食らっちまったか……!」
フレイムの砲撃の一発が俺に当たってしまった。
かなりのダメージを受けたが、<鉄の防御>をかけながら誘導に徹していたことが幸いした。
全身を大きく吹き飛ばされてしまったが、幸い致命傷には至っていない。
――そして、運のいいことに俺が吹き飛んだ位置は、丁度発電機の近くだった。
「フレイムの砲撃に耐えたことは認めてやるよ~! だが、もー遅い! そのまま突進して叩き潰せ! フレーイム!!」
「フオオオオーン!!」
フレイムが俺目がけて突進してくる。
たが……ロギウスも目的の場所で配置についているようだ!
「身を挺しての誘導に感謝する! ゼロラ殿! ウォオオオ!!」
ロギウスは掛け声を上げて、"先程までフレイムと発電機を繋げていた紐"を"フレイムの足が丁度上に来た"タイミングで引き上げた!
ビィーーーーン!!
「フオ!? フオン、フオン!? フオ……オオオオオ!!??」
ズドォオオン……!
巨体に相応しい轟音と共に、フレイムはその場で勢いよく仰向けに転んでしまった。
「フ、フレイム!? くそ~、ロギウスの野郎が~! うまいことフレイムを転ばせやがって~!」
「いくら巨体のフレイムでも、足の裏から急に持ち上げられば体勢を崩してしまうようだね。少しだけとはいえ浮いてるし、これだけの重武装なら尚更だ」
なるほど。ロギウスの作戦通りって訳か。フロストもさぞ悔しかろう。
フレイムの方はその重装備が祟ってか、中々起き上がれずにいる。
「それじゃあ、こっちの攻撃と行かせてもらおうか!」
俺は仰向けのままもがいているフレイムの左腕を掴んで関節技を仕掛けた!
「お前は最初、左腕を"変形させて"ガトリングガンに変えてたよな? つまりこの腕はお前の"生身の腕"じゃない! だったら……!」
俺は渾身の力を込めてフレイムの左腕を極める。
とてつもなく太い腕なので、全身を使って関節を極めることになるが、ついに――
バキィン!
――フレイムの左腕をねじ切った!
「フオオォオォオ!!??」
「あー!? てめーは鬼か!? 人間の腕をねじ切るなんてよ~!?」
「生身の人間相手に、あんな兵器をぶつけてくるお前にだけは言われたくねえよ! 第一、こいつの腕は生身じゃなくて機械だろうが!」
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