19 / 34
Act 08
営々たる交わり~強盛
しおりを挟む
「おや。じわっとして、あふれてしまったね。君の大切な部分から、ゆっくりと滴り落ちた雫の本質は、愛慾に溺れて沈んでしまった心そのもの」
「あは……う……く……あ……も、もうやめて……エリオット……く……あは、あは」
「止める? 何を? ふふふ。裸のまま頬を赤らめ熱い息を吐き出し、その興を楽しむアリスから、快楽を奪う方が酷い仕打ちだろ。
寝所の天辺に張り渡された幕から垂れ下がる鎖は、僕のそばにいたいという君の想いを魔法の触媒として具現したもの。手枷とて、君がその場で束縛されたいと願っているから外す事ができないんだ。
ああ。
足枷代わりは、僕の魔力だけで生じた細長い緒だったね。
シーツの上で享楽に耽っている様、それだけでも色欲漂わせてくれているが、君の大切な部分がどのように感じているか、都度、足のあり場所を変え、僕の目でしっかりと確認してやる必要がある。
あははははっ。
僕の可愛い聖女さま、君の身体を侵犯しているおぞましい『聖なる力』、悉皆、葬り去る必要があるだろ! 君が、『魔の力』を求めてきたら、すぐに注いでやるから安心してくれ……ふふ……僕の指が、滑らかな動きをしてしまうほど濡れているぞ。今すぐ『魔の力』が欲しそうだな。君の願い、この魔王エリオット・ジールゲンが聞き入れてやろう」
「あ……あ、あ、あ……あ! あう……や、やめて……『魔の力』を注がれたら……私、魔族の身体に……あ、あ、あああああああ!」
「……言葉で拒んでいたようだが、『魔の力』を注がれ、受け取る際、アリスが満足そうな顔をしてくれて嬉しかった。すぐに表情を戻し、まるで進まずもどかしい雑事にでも縛られたかのように滅入り、厳しい顔つきになってしまったが……止めてくれ。素直な心に反するから、辛くなってしまうんだ。僕を愛する気持ちに、すべてを委ねてほしい。
互いに衣を脱ぎ捨て、寝所でゆったりと過ごす一時に遠慮はいらない。
僕とて、君を深く愛しているんだ。案ずる事は何もないよ。力を合わせ、おぞましい『聖なる力』に仇なそう。だが、今は、余韻を楽しんでいいんだ。
愛しているよ。
手を携え、惨鼻の極みの因縁を害してしまおう。まずは僕と唇を重ねて……」
「んん……ん……は、はあ……やめて……エリオット、私を魔の者にしたところで、『聖なる力』の根が残ってしまったら、いつかあなたを傷つけてしまうかもしれない……今、エリオットに注がれた時だって、『魔の力』に逆らう何かが、身体の中で悪さをしようとしていた……おかしいと気づいてしまったの……だから……あっ! あああ、あん! あは! あはんっ!」
「隠す事を許されていない素肌の胸に貼りつく、魔力の粘り気の事を忘れないでもらいたい。僕の思い一つで、揉んでやる事も、撫でてやる事も、吸ってやる事も――そのすべての快感を君の胸に与えてやる事が可能だと伝えておいただろ? 欲望に逆らうなんて止めて、愛慾の海に身を沈めてしまえばよいんだ!
『魔の力』を与えてやる為、今しがた内に入らせてもらった際、僕をきつく締めつけてきてくれたじゃないか。それは、君の愛情表現であるとして、とても嬉しかった。僕に注がれる事、至極当然だと考え、湿った音を激しく鳴らしながら、情事を楽しんでくれて構わないんだよ。
出し入れの営みはもちろん、胸への刺激で達してしまってもよいのだが」
「くぁああああっ! す、吸われて……撫でられて……あああ……む、むね……下から上に向かって刺激されるところがゆっくり変わるみたいに、も、揉まれてる……あうっ! あはっ! さ、先っぽ、撫でられながら……吸われて……あははっ! こ、この粘ったもの……やめて……あははっ!」
「うんうん。己が、どう扱われているか口にしないとたえられないほど、楽しんでくれているね。
『魔の力』を矢継ぎ早に注がれる為にも、好きなだけ乱れてほしい。ふふ。楽しむ様をたくさん見せてくれるのなら、胸はもちろん、少しの刺激だけで敏感になりやすい首や耳だけでなく、白い素肌全体を魔力の粘りで包んであげてもいいんだよ。はは……あはははっ」
「くんんっ! あふっ! や、やあああ……む、胸がおかし……く……ねばったのでさわるの……やめて……あふぁ……んっ! んんんんんっ」
「……そう……そうやって……僕のものに舌をあてて……先を舐めるように……時には口の奥まで導くように……唇も使ってほしい……そうする事で、僕が為遂げたいという思いが、御せぬほどの情欲にまで至るだろう。故に濃厚となった『魔の力』を、喉の奥の奥に届けてやれる……ああ……気持ちいいよ……アリス……我が花嫁の咥内に、悦を……」
「……ん……あ……ん……あ……ぷは……は、はあ……はあ……あ、あ、あ……わ、わたし、まのちからを、のみこんで……あ、あ……や、やめて……も、もう、やめて、エリオット……これ以上、『魔の力』を注がれたら……私、魔の者に……あは……あはは……」
「……心地よかったよ。ありがとう。喉の奥に落とす際、とても幸せそうな顔をしてくれたように僕の目には映ったが……ははっ! 腕を吊られ、足を絡まれ、寝所で座している境だが、与えられ過ぎて、たえがたい快楽に呑まれてしまったんだろ? 刺激の強さにくらんで昏倒してしまうといい! 手枷をなす魔力の源が断たれれば、聖女さまは、シーツの上に横たわるしかない。幾度も幾度も、『魔の力』を注いでやる!
そうして目をさましたら、桎梏の束縛から手足逃げられぬ身に戻る事になる。劣情を催すほど性に耽ってもらった後、四肢それぞれが引き離されていくようにしてやるつもりだ。だが、今からは、趣を少し変えてみるか。魔力の粘りを、陰部に絡みつかせてやろう」
「え……ひ……あは……す、すわないで……い、いんかく……陰核を、ねばねばしたのに……吸われ……ひぃ……あは……な、舐め……舐め回すみたいな動き……? ああ、あ、あ、あ……ねばねばしたもの……さ、裂け目に……入り込んで……きて……あは……あはは」
「吸うのも、舐めるのも、入れるのも、激しいながら僕の優しさを感じてもらえるよう調整してみた。次に『魔の力』を注がれるまでの幕間劇として、楽しんでくれているかな? ありのままを随感として聞かせてほしい」
「あはは……すわれて……な、なめられて……いれられて……ねばねばに……あは、あは……」
「あはははっ。
質問する事自体が、おこの沙汰だったな! 僕への傾慕が、濃密な愛念の梏となり、君の腕を縛りあげているのだった! 天幕から垂れ下がる手枷に拘束されたまま上体を艶めかしく揺らしてくれていて嬉しい限りだよ!
そうだっ!
魔力の緒で、足を固縛したままにしていてすまなかった。ふふ。解放され、濫りがわしく脚部を揺らしたいと、期しているんじゃないか? いつまで焦らす気だと苛立たしく思っていた。これは、正当な怒りであると……慈悲を与えてくれと談じ込みたいのを我慢しているんだろ? 安心して、もう待たせないよ。ほら、幾多に分かれた魔力の緒に責められる事を、しっかり楽しんで」
「ああ、あ、あし……魔法の……しょ、触手が……あは……足に、のぼってきて……あがってきて……ひっ! や、やめて……ひ、膝を……刺激しないで……あ、ああ……も、腿にまで……あ、ああっ」
「ははっ。
愛しい聖女さまに無上の悦びを与える事、それが最も大切だと心得ているよ。
達してしまい、急激に感情を揺すぶられ、情動が起きても、抑える必要はない。秘めずに、胸間より現じてしまった婀娜なる念を、まざまざと見せつけてくれていいんだ。
物心つく前から、疑う事を許されぬ、唯一の崇拝対象であった人間どもの大御神に対し、後足で砂をかけるような真似をしてやりたいほど、おおなおおなに僕と愛し合いたいと願ってくれたじゃないか。それが、嬉しかったと改めて伝える為、上体も魔力の緒で巻いてやろう。
敏感になり過ぎたその肌を、指先でゆっくりと刺激するかのように――細めの緒にはそのような動きをするよう魔力を通して命じてあるので、たっぷりと味わってくれ」
「あは……う……く……あ……も、もうやめて……エリオット……く……あは、あは」
「止める? 何を? ふふふ。裸のまま頬を赤らめ熱い息を吐き出し、その興を楽しむアリスから、快楽を奪う方が酷い仕打ちだろ。
寝所の天辺に張り渡された幕から垂れ下がる鎖は、僕のそばにいたいという君の想いを魔法の触媒として具現したもの。手枷とて、君がその場で束縛されたいと願っているから外す事ができないんだ。
ああ。
足枷代わりは、僕の魔力だけで生じた細長い緒だったね。
シーツの上で享楽に耽っている様、それだけでも色欲漂わせてくれているが、君の大切な部分がどのように感じているか、都度、足のあり場所を変え、僕の目でしっかりと確認してやる必要がある。
あははははっ。
僕の可愛い聖女さま、君の身体を侵犯しているおぞましい『聖なる力』、悉皆、葬り去る必要があるだろ! 君が、『魔の力』を求めてきたら、すぐに注いでやるから安心してくれ……ふふ……僕の指が、滑らかな動きをしてしまうほど濡れているぞ。今すぐ『魔の力』が欲しそうだな。君の願い、この魔王エリオット・ジールゲンが聞き入れてやろう」
「あ……あ、あ、あ……あ! あう……や、やめて……『魔の力』を注がれたら……私、魔族の身体に……あ、あ、あああああああ!」
「……言葉で拒んでいたようだが、『魔の力』を注がれ、受け取る際、アリスが満足そうな顔をしてくれて嬉しかった。すぐに表情を戻し、まるで進まずもどかしい雑事にでも縛られたかのように滅入り、厳しい顔つきになってしまったが……止めてくれ。素直な心に反するから、辛くなってしまうんだ。僕を愛する気持ちに、すべてを委ねてほしい。
互いに衣を脱ぎ捨て、寝所でゆったりと過ごす一時に遠慮はいらない。
僕とて、君を深く愛しているんだ。案ずる事は何もないよ。力を合わせ、おぞましい『聖なる力』に仇なそう。だが、今は、余韻を楽しんでいいんだ。
愛しているよ。
手を携え、惨鼻の極みの因縁を害してしまおう。まずは僕と唇を重ねて……」
「んん……ん……は、はあ……やめて……エリオット、私を魔の者にしたところで、『聖なる力』の根が残ってしまったら、いつかあなたを傷つけてしまうかもしれない……今、エリオットに注がれた時だって、『魔の力』に逆らう何かが、身体の中で悪さをしようとしていた……おかしいと気づいてしまったの……だから……あっ! あああ、あん! あは! あはんっ!」
「隠す事を許されていない素肌の胸に貼りつく、魔力の粘り気の事を忘れないでもらいたい。僕の思い一つで、揉んでやる事も、撫でてやる事も、吸ってやる事も――そのすべての快感を君の胸に与えてやる事が可能だと伝えておいただろ? 欲望に逆らうなんて止めて、愛慾の海に身を沈めてしまえばよいんだ!
『魔の力』を与えてやる為、今しがた内に入らせてもらった際、僕をきつく締めつけてきてくれたじゃないか。それは、君の愛情表現であるとして、とても嬉しかった。僕に注がれる事、至極当然だと考え、湿った音を激しく鳴らしながら、情事を楽しんでくれて構わないんだよ。
出し入れの営みはもちろん、胸への刺激で達してしまってもよいのだが」
「くぁああああっ! す、吸われて……撫でられて……あああ……む、むね……下から上に向かって刺激されるところがゆっくり変わるみたいに、も、揉まれてる……あうっ! あはっ! さ、先っぽ、撫でられながら……吸われて……あははっ! こ、この粘ったもの……やめて……あははっ!」
「うんうん。己が、どう扱われているか口にしないとたえられないほど、楽しんでくれているね。
『魔の力』を矢継ぎ早に注がれる為にも、好きなだけ乱れてほしい。ふふ。楽しむ様をたくさん見せてくれるのなら、胸はもちろん、少しの刺激だけで敏感になりやすい首や耳だけでなく、白い素肌全体を魔力の粘りで包んであげてもいいんだよ。はは……あはははっ」
「くんんっ! あふっ! や、やあああ……む、胸がおかし……く……ねばったのでさわるの……やめて……あふぁ……んっ! んんんんんっ」
「……そう……そうやって……僕のものに舌をあてて……先を舐めるように……時には口の奥まで導くように……唇も使ってほしい……そうする事で、僕が為遂げたいという思いが、御せぬほどの情欲にまで至るだろう。故に濃厚となった『魔の力』を、喉の奥の奥に届けてやれる……ああ……気持ちいいよ……アリス……我が花嫁の咥内に、悦を……」
「……ん……あ……ん……あ……ぷは……は、はあ……はあ……あ、あ、あ……わ、わたし、まのちからを、のみこんで……あ、あ……や、やめて……も、もう、やめて、エリオット……これ以上、『魔の力』を注がれたら……私、魔の者に……あは……あはは……」
「……心地よかったよ。ありがとう。喉の奥に落とす際、とても幸せそうな顔をしてくれたように僕の目には映ったが……ははっ! 腕を吊られ、足を絡まれ、寝所で座している境だが、与えられ過ぎて、たえがたい快楽に呑まれてしまったんだろ? 刺激の強さにくらんで昏倒してしまうといい! 手枷をなす魔力の源が断たれれば、聖女さまは、シーツの上に横たわるしかない。幾度も幾度も、『魔の力』を注いでやる!
そうして目をさましたら、桎梏の束縛から手足逃げられぬ身に戻る事になる。劣情を催すほど性に耽ってもらった後、四肢それぞれが引き離されていくようにしてやるつもりだ。だが、今からは、趣を少し変えてみるか。魔力の粘りを、陰部に絡みつかせてやろう」
「え……ひ……あは……す、すわないで……い、いんかく……陰核を、ねばねばしたのに……吸われ……ひぃ……あは……な、舐め……舐め回すみたいな動き……? ああ、あ、あ、あ……ねばねばしたもの……さ、裂け目に……入り込んで……きて……あは……あはは」
「吸うのも、舐めるのも、入れるのも、激しいながら僕の優しさを感じてもらえるよう調整してみた。次に『魔の力』を注がれるまでの幕間劇として、楽しんでくれているかな? ありのままを随感として聞かせてほしい」
「あはは……すわれて……な、なめられて……いれられて……ねばねばに……あは、あは……」
「あはははっ。
質問する事自体が、おこの沙汰だったな! 僕への傾慕が、濃密な愛念の梏となり、君の腕を縛りあげているのだった! 天幕から垂れ下がる手枷に拘束されたまま上体を艶めかしく揺らしてくれていて嬉しい限りだよ!
そうだっ!
魔力の緒で、足を固縛したままにしていてすまなかった。ふふ。解放され、濫りがわしく脚部を揺らしたいと、期しているんじゃないか? いつまで焦らす気だと苛立たしく思っていた。これは、正当な怒りであると……慈悲を与えてくれと談じ込みたいのを我慢しているんだろ? 安心して、もう待たせないよ。ほら、幾多に分かれた魔力の緒に責められる事を、しっかり楽しんで」
「ああ、あ、あし……魔法の……しょ、触手が……あは……足に、のぼってきて……あがってきて……ひっ! や、やめて……ひ、膝を……刺激しないで……あ、ああ……も、腿にまで……あ、ああっ」
「ははっ。
愛しい聖女さまに無上の悦びを与える事、それが最も大切だと心得ているよ。
達してしまい、急激に感情を揺すぶられ、情動が起きても、抑える必要はない。秘めずに、胸間より現じてしまった婀娜なる念を、まざまざと見せつけてくれていいんだ。
物心つく前から、疑う事を許されぬ、唯一の崇拝対象であった人間どもの大御神に対し、後足で砂をかけるような真似をしてやりたいほど、おおなおおなに僕と愛し合いたいと願ってくれたじゃないか。それが、嬉しかったと改めて伝える為、上体も魔力の緒で巻いてやろう。
敏感になり過ぎたその肌を、指先でゆっくりと刺激するかのように――細めの緒にはそのような動きをするよう魔力を通して命じてあるので、たっぷりと味わってくれ」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる