自称平凡少年の異世界学園生活

木島綾太

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【六ノ章】取り戻した日常

第一二一話 眼前の問題と魅力の提案《後編》

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 時間があるなら現地で詳しい話を、と。
 どうやら言葉で伝えるより、実際に見てもらった方が理解しやすいと判断したのか。
 そう提案してくれたシュメルさんに従い、朝食で使った食器を皆で片付けて、外出の準備を整えている最中。
 ふと、気になった事があった。シオンファーストルシアセカンド魔科の国グリモワールに帰ったのだろうか?
 目的が合致していたため共闘した仲ではあるが、後夜祭から動向が一切分からないので不安ではある。エリック達が何か知ってないかな?

「ルシアか? 昨日、お前の見舞いに来てくれたぞ」
「納涼祭の影響で機能が停止していた魔導列車が復旧したので、魔科の国グリモワール方面へ向かう第一便で帰るとのことで」
「そろそろ仕事が始まって当分会えなくなるから、顔を見に来たんだってさ。ただ、お前さんグースカ眠ってて起こすのが忍びなくなって……」
「目が覚めたらよろしく伝えといてって、ルシアねぇが言ってたよ!」
「そっかぁ……ごめんね、対応を任せちゃって」

 皆の話を聞くに、既にニルヴァーナをってしまったようだ。恐らくシオンも一緒に。
 せめて見送りくらいはしておきたかったが……まあ、次に会う時は敵同士だろうし、これくらいさらっとした別れで十分か。

「食器洗い良し、火元確認良し、窓のカギ閉め良し、着替え良し、忘れ物無し。うん、準備万端。お待たせしました、シュメルさん」
「あら、意外に早かったわね」

 リビングのソファーに座り、学園長、先生と話をしていたシュメルさんの元へ。

「それじゃ、早速行きましょうか。フレンもぐずってないで仕事場に向かいなさい。色々と立て込んでいるのでしょう?」
「ぐずってないわよ! アンタが良からぬことをしないように釘を刺してただけだっつーの!」
「せっかく彼と正式に交流できるチャンスを物にしたのに、そんな馬鹿なマネする訳ないでしょう。酷い言われようだわ……そんなに私の事が信じられない?」
「フレンも心配なんですよ。学生だけで構成されたクランに歓楽街どころか、南西区画長である貴女が後ろ盾になるなんて前代未聞ですから」
「うふふっ。彼らの名誉と矜持を守る為とはいえ、我ながら大胆な手段を取ったものね」
「こちとらアンタの気まぐれで仕事を増やされたんですけど!? ああもうっ、報道クラブ関連と損害補填で忙しいのに、これから学園とギルドを梯子はしごしなくちゃいけないとか……い、イヤだぁ! 面倒だぁ!」
「泣き言なんか聞きたくないわ。シルフィ、持っていきなさい」
「もちろんです。今日もがんばりましょうね、フレン。仕事は山ほどありますよ」
「ぴぃーーーーーッ!!」

 生まれたての雛鳥のような奇声を残しながら。
 学園長は先生に首根っこを掴まれ、引きずられてアカツキ荘を後にした。

「大体の事情は聞いたけど、学園も大変そうだね」
「割と規模がデカかった報道クラブが解体することになったからな。おまけに教師も何人か辞めるらしいし」
「ギルドでも情報の漏洩があった為、人員の見直しが入るとおっしゃっていましたね」
「自警団も混乱に乗じて治安が悪化しないように巡回を強化してるってさ」
「おしごとつらそう」
「本当のこと言ったら学園長の心が折れちゃうから口にしちゃダメだよ」

 エリック達も準備を済ませたのか、続々とリビングに集まってきた。
 話が脱線する前に、と手を打ち合わせたシュメルさんの一声もあり、俺達もアカツキ荘を出て再開発区画へ向かうのだった。










「ところでお前、休日なのになんで制服着てんだ?」
「私服が無い。買うお金も無い」
「世知辛い実態をむざむざ見せつけないでちょうだい」

 ◆◇◆◇◆

 すっかり夏の太陽を浮かべる空の下、南西区画へ続く大通りメインストリートを進む。
 暴動によって破壊された建物の復興に励みつつも、普段と変わらない日常を取り戻している青空市場を通り抜けて。
 大通りと歓楽街の中間に位置する、壁で囲われたくだんの再開発区画へ足を踏み入れた、が……

「何もなーいっ!?」

 放置された建物や迷宮の数々、溢れ出てきた魔物、ドレッドノートとの激闘によって。
 荒廃した未来世界のような様相をしていたはずの再開発区画は、跡形もなくまっさらな地面が広がる土地と化していた。
 エリック達も知らなかったようで、たった数日で変貌した光景を見て呆然としている。

「貴方達がここで戦ったドレッドノートという魔物? アレのせいで耐魔力施工のされていない建物が土塊つちくれになっちゃって。かろうじて形が残っていた廃材を搬出するにもぼろぼろと崩れて手間という話になって、土木業者に頼んで更地にしてもらったの」
「確かに地殻変動か、ってぐらいボコボコに暴れ回ってたからな。こうなんのも仕方ねぇか」
「区画が放棄されて何年も経っていましたし、下手に手直しするよりは安全で簡単かと」
「こんだけだだっ広い空き地なら、使い道を考えなくちゃもったいないねぇ……」
「いっぱい走れる! 遊べる!」
「よーし、難しい話はこっちでやっとくから、エリックとセリスを連れてはしゃいできなさい!」
「はーい!」
「「えっちょっ」」

 小柄なユキだが力は誰よりも強い。腕を引かれ、半ば引きずられような形で。
 土煙を上げながらの爆走に巻き込まれた二人に手を振り、カグヤとシュメルさんの三人で顔を見合わせる。

「それで、シュメルさん的にはどうしたいんですか?」
「迷宮は潰れ、魔物はおらず、持て余すほどに広い土地……活用する方法はいくらでも浮かび上がりそうですが」
「一番はアカツキ荘とファタル商会に渡りをつける為、製造工場か事業所を設けるつもりだったわ。ちょうど商会の方でも商品の量産体制を増やしたいそうでね。空いてる土地や建物が無いか打診されていたの」
「でも、あまり反応がよくありませんね」

 シュメルさんは話が長くなると思い、事前に用意してきたのか。
 おもむろにカバンからコンパクトに折り畳まれたレジャーシートを広げ、地面に敷くと座るように促してきた。
 靴は履いたままカグヤと共に空いてる部分に腰を下ろす。遠くでは鬼ごっこでもしているのか、ユキに追いかけ回されている姉弟がいた。

「潰れたとはいえ、この地には少なくない数の迷宮が埋没していたわ。加えてドレッドノートの暴力的なまで膨大な魔力が散乱し、絡みついたせいで、迷宮を構成する魔素マナの残滓が根強く残っているの」
「……もしかして、何らかの外的要因が原因で迷宮が発生する恐れが?」
「可能性はゼロではありませんね。現に人の手が加えられていなかった再開発区画の迷宮は成長し、肥大し、空間を侵食していました。その名残りがある以上、区画に建てた建築物が迷宮化する……ありえないとは言えません」

 顎に手を当て、思案するカグヤの疑念はもっともだ。
 冒険者ギルドが保有している迷宮は、出入り口を特殊な材質で封印処理を施している。おかげで迷宮から魔物が漏れだしたり土地を侵食する事はない。
 しかし、再開発区画は別だ。この土地は視界に入る範囲全てが迷宮と化すかもしれないという、超ド級の爆弾を抱えている。
 いわば大口を開けた化け物の上に俺達は立っているのだ。仮に、迷宮主がいない小迷宮が乱立すれば大量進出スタンピードまぬがれない。

「なるほど。だから仮設とかもなく更地のまま放置してるんですね」
「ええ。それに、もし工場や事業所を建てたとして不安だらけの土地で働きたいと思う人はいないわ。私だって嫌だもの」
「となると、通常の運用は難しそうですね。こんなにも広い土地ですから、どうにか利用方法を考えたいところですが……」
「根本的に解決するなら魔素が薄れるまで放置……はドレッドノートの魔力が絡んでて出来ないんだった」
「地盤ごと何度も掘り返したせいで土地に染み付いちゃってるからね。毒で汚染されているようなものよ」
「出来たとして何年掛かるか分かりませんね。特に迷宮主の中でも指折りの魔物がもたらした土地の変質ですから……」
「「「うーん?」」」

 何をするにしても迷宮化の恐怖がついてまわる。防ぐ術も無い。その事実が、俺達の頭を悩ませた。
 長期間、再開発区画を放置してきた負債が牙を剥いている。この世界の自然の摂理ではあるが、ままならないものだ。
 せっかくまっさらな地面があって、うっすらと緑も生えていて……ん?

「あれ……?」

 再開発区画の大部分を占める茶色の大地に、所々生えている植物。
 先日ならしたと言う割には随分と生育が早いと思っていたが、雑草と見紛う植物たちに見覚えがあった。

「坊や、どうかした?」

 シュメルさんの声掛けを振り切り、手身近な植物の群生地に駆け寄って。
 ブチッとむしって食べる。

「あむあむ……ふんふん、そういうことか」
「──ちょ、ちょっと待ってください! 何をやってるんですかクロトさん!?」
「突拍子の無い言動をするのは偶に見てきたけど、それにしたって奇行が過ぎるわよ。そんなの吐き出しなさい、ぺっぺって」
「朝食であんなにお腹いっぱい食べたじゃないですか!? 足りなかったんですか!?」

 駆け寄ってきた二人に取り押さえられた。
 夏場で薄着な為か、より密着して身体に柔らかい感触が当たる。

「いやぁ、満腹ではあるけど今回はちょっと訳が違うんだ。カグヤ達と知り合った頃に、お金なくてその辺の食べられる野草とか雑草を採って飢えをしのいでた時があって……」
「壮絶なサバイバル経験をさらっと口にしないでちょうだい」
「迷宮攻略の許可が下りた後も食費を削る為に、迷宮内の植物が食べられないか試してたんだ。当時は迷宮野菜の存在を知らなかったから、手当たり次第に。だから、この場所の違和感にも気づけた」
「それが唐突な捕食行動と何か関係が……?」

 カグヤ、俺の事を野生動物か何かだと思ってない?

「まばらだけど、何ヶ所か生えてる植物の見た目が迷宮内で育つものと一致してる。たぶん何度も掘り返されて混ざったせいで、この区画は迷宮の外なのに迷宮の植物が育つ土壌へ変化したんだ」
「迷宮でもないのに、そんなことが……いえ、ありえる話ですね」
「迷宮主の残滓と合わせて根強く残っていながら魔物という脅威が無く、植物が伸び伸びと育つ環境になっている、と……」
「いま食べた野草の中に薬草類も混じってたから、間違いないと思う。異常に生育が早いのは元々だけど、魔力結晶マナ・クリスタやヒカリゴケと比べて日光による光量が強いから……それが事実なら、利用しない手はないよ」

 事情を知り、思考する二人に指を立てる。
 迷宮内の植物が採れるということは、冒険者に頼らず入手困難な薬草類の安定供給が可能になるかもしれないのだ。
 今までも迷宮内の薬草を持ち出し、外で育てようと何人もの農家や学者が研究を重ねていた。危険を承知で現場におもむき、種や苗の状態から何度も試行錯誤を繰り返していたのだ。
 しかし環境の変化による要素が悪影響を及ぼした結果はかんばしくなく、今日こんにちに至るまで成功例は無かった。

 だが、もしも迷宮内の土壌や魔素比率、湿度や温度が完璧に保たれて。
 生育に十分すぎる光量も確保できたとしたら、ありとあらゆる錬金術の触媒を安全かつ定期的な頻度で市場に出せる。
 そうでなくとも、独り占めできるとしたら……どれだけの利潤を生みだすのか、分からない二人ではない。

 それに薬草だけでなく、迷宮野菜も採れるとしたら様々な販路を構成できる。ニルヴァーナには迷宮食材のみを取り扱うレストランがあるから、そこに食材を卸すことだって出来てしまう。
 そして土はふかふかで栄養満点な土壌ときたら、迷宮野菜のみならず一般的な野菜の生育にも役立てられる。成長速度も段違いに早いはずだ。
 思いつくだけでもかなりの活用法が浮かぶ、金の成る木……それが再開発区画の新しい姿なんだ。

「ですが、迷宮化の危険性が排除されてる訳ではありません。いくら有用な場所だとしても、命をおびやかされるような事態になれば……」
「区画は危険視され、ほとぼりが冷めるまで、再び分厚い壁と魔力障壁に阻まれた陸の孤島と化すわね」
「やっぱり一番の問題点はそこか。迷宮化の警戒、薬草の採取や野菜の収穫に充てる人員を募集しても維持費が掛かるし、そもそも成果が出るかどうかも怪しい。……うーん、上手いことデメリットだけ消せたら──」










『あの、ちょっといいですか?』

 口内に広がる青臭い味を、シュメルさんから差し出された水筒の水で流していると。
 レオ達に対応を任せていたリブラスの声が頭に響く。今までむさ苦しい男共の脳内議論しか聞いてこなかったから新鮮だ。

『どうかした?』
『ごめんなさい、盗み聞きするつもりはなかったんですけど……迷宮化がどうのこうのと聞こえてきたので』
『ああ……食糧自給と素材収集とお金稼ぎがいっぺんに出来る最高のプランがあるのに、迷宮化のせいで実行する前から頓挫とんざしそうでさ。どうしたらいいか議論が進まないんだよ』
『迷宮の魔素マナが原因でしたら、自分の異能で対処可能です』
『肥沃な土地だし農園みたいな形で野菜が採れたら食費が浮くし、薬草もあれば錬金術でポーション・爆薬・各種媒体が作り放題だし。迷宮化の危険性さえどうにか出来れば最高の土地…………んあ? 今なんて?』

 鬼役のユキに追いつかれ、タッチされた衝撃で宙を舞う姉弟を眺めながら。
 思ってもいなかった発言をしたリブラスに聞き返す。

『力は弱いけど誘導の異能を駆使すれば、迷宮化や魔物が発生する心配のない豊かな土地を作れます。そういう平和的な手段としてなら、自分を使ってもらって構いませんよ』

 おんやぁ? 解決の糸口どころか直接的な案を提示されたぞぉ?
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