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《レイside》
「ん………っ…」
慣れない柔軟剤の匂いと、微かに混ざる他人のフェロモン。そのフェロモンは俺の大好きな月下香匂いで、発情期の俺を包み込んでくれたものだった。
俺が愛用しているベッドとは違う寝心地。体にのしかかる布団の重み。それは、紛れもなく俺の家ではないことを感じさせる。
再び襲いかかる睡魔に抗うように、薄く目を開く。グラスウォールは遮光カーテンで光は遮られているものの、隙間から射し込む微かな光が薄暗い部屋を照らしていた。
俺がいる寝室のメインとなっているキングサイズのベッド。その横に設置されたナイトテーブル。そして窓の両端には、全体が黄ばんで所々落葉しているザミオクルカスがあった。てっきり、ユウくんのグッズは飾られているだろうと思っていたが、それすらなかった。まるで自分自身を否定するかのように。
ホテルのように綺麗で高級感のある一室だけど、生活感が一切ないこの部屋に不気味さも感じてしまう。
(家に帰ってないの…本当なんだ。)
罪悪感を抱きながらも、一度だけ枕に顔を埋める。そこからは爽やかな柔軟剤の香りがしてくる。微かに家主のフェロモンも匂うものの、他のフェロモンの匂いは一切感じ取れない。
その小さな事実は、俺をほっとさせるのに十分だった。
俺が何か言える立場ではない。昨日はユウくんに無理をさせたのも分かっている。
だけどユウくんの家には俺しか来ていない。ましてや、このベッドで一夜をすごしたのは、ユウくん以外に俺だけ。俺だけが、この家に匂いを残すことが出来る。それが、あまりにも嬉しかった。
枕から顔を離して体を起こしながら、昨日はどんな感じだったっけ…。と、ぼやけている記憶を必死に引き出していく。
◇◆◇
昨日、シャワーを浴びた俺が浴室から出ると、丁寧にタオルや下着、上下揃ったスウェットが置かれていた。一枚ずつ手に取って深く匂いを嗅ぐも、それらからはユウくんのフェロモンは感じ取れなかった。
勝手に一人で寂しい気持ちを抱きながらも、大人しく服を身につけて脱衣所を出る。
脱衣所を出て左手にあるリビングらしき部屋に足を踏み入れると、台所に立っていたユウくんがこちらを振り返った。
「あっ。レイさん、おかえり。今軽いもの作ってるんだけど、お腹って空いてる?」
おかえり、って……。当たり前のようにそう言われたことに胸を踊らせながら、質問に対する答えを考える。
もちろんユウくんが作ったものは全部食べたいと思っている。だけど、ただのオタクある俺が、簡単に手を出していいものではない。ただでさえ迷惑をかけてしまった後なのに、図々しくご飯までご馳走になることなどご法度だ。
「レイさん……?」
何も反応を示さない俺が心配になったのだろうか。ユウくんが近づいてきた。俺より少し低い身長で、整った顔で、俺を見つめてくる。俺のことを見つめているだけなのに、まるで子犬のように可愛らしい上目遣い。耳も尻尾も少しずつ垂れていく様子に、呻き声が漏れそうになるのを我慢する。
見つめられているだけなのに、俺の足元は竦み、顔中が熱を発する。
これは無理。さすがに無理。降参だ。
「あ、い…いや……。今はお腹空いてないから…明日、でもいいですか……?」
テンパって、思わず意味の分からない言葉が口走った。まるで「明日の朝も一緒にいさせてください」と言いたげな態度。こんなに自分の口が憎いと思ったのは初めてだ。
ほら見ろ。俺があまりに図々しいことを言うから、ユウくんの大きな目が開いて驚いてるじゃないか。
だがユウくんの表情はすぐに笑顔に変わった。同時に、垂れつつあった耳と尻尾も元気な形を取り戻す。
「ん、了解。今日はもう遅いから、僕の家で眠っていってね。こっちおいで。」
予想外のユウくんの反応に驚きながらも、言われるがままに後ろをついていく。
ユウくんが向かった先は、リビングに繋がる部屋。玄関とは反対方向の部屋だった。
「好きなように使っていいから、ゆっくり休んで。」
そう言ったユウくんが扉を開くと、そこには広い寝室が広がっていた。
俺はてっきり地べたで寝るつもりでいたので、ユウくんの言葉に思いっきり首を振る。
「いやいやいや…。家主はユウくんなんですから…俺は地べたで十分。」
無理言って性欲処理を手伝ってもらって、シャワーも浴びさせてもらって、家に一晩泊めさせてもらう。明日の朝も、ユウくんの手作りをご馳走になる。迷惑という迷惑を網羅した俺が、ベッドで寝るなんて。どんなに無神経な人でも、さすがに遠慮してしまうほどだ。
「僕はこれからやることがあるから、寝室は使わないし…。誰も使わないよりも、誰かが使ってた方がいいでしょ?」
「そんなの、申し訳ないよ…。」
ごもっともな意見が帰ってくるが、そんなの俺は気にしない。床で寝てやる。絶対に。何があっても…!
しかし、オタクは推しに似るものなのだろうか。ユウくんも中々に頑固者で、全く引き下がろうとしない。
「今から室内レコーディングだし、ここの部屋は防音だから気にせずに眠れるよ。僕はソファで眠るけど、結構高いものだから安眠だし…。今日はレイさんの方が疲れてるんだから、遠慮しなくていいから。ね?」
「……っ。じゃあ……お借りします…。」
結局、ユウくんの可愛い気遣いと強引さに負けて、寝室を借りることになった。
◇◆◇
「はぁ……。」
あまりにも惨めな昨夜の記憶に、思わずため息が漏れる。
時間を確認しようと、ナイトテーブルの上に置いた自分のスマホを手に取る。しかし、電源を押しても時間は表示されなかった。代わりに表示されたのは、大きなバッテリーマークと、その中に描かれた申し訳ない程度の細くて赤い目盛り。そして、「1%」の文字。
全てを理解した瞬間、スマホは暗転して反応を示さなくなった。
終わった。完全にやらかした。今すぐベッドにダイビングして、永遠に眠り続けていたい。
仕方ないので、同じテーブルの上に置かれていたデジタル時計に視線をやる。
-12月21日10:05
「えっ……!」
夜遅かったとはいえ、さすがに寝すぎだ。あんなに他人の寝室で寝るのを嫌がっていた人が、こんなに爆睡している。ありえない。ありえなさすぎる。
…いや、でも。ユウくんのベッドの寝心地がいいのが問題すぎる。マットレスがふかふかで、布団とぬくぬくしてて。だから、これはベッドのせい。それに、発情期の疲れもあっただろうし。
そう必死に責任転嫁して罪悪感から逃れようとするも、一度湧き上がってきたものは中々消えない。
重い腰を上げてベッドから立ち上がった俺は、扉の方へと歩みを進める。
(ユウくんにしっかり謝って、後で何かお返しでもしよう。)
そう心に決めながら扉を開くと、食欲をそそる美味しそうな匂いとともに、エプロン姿のユウくんが顔を覗かせた。尻尾を揺らしながらあちこちを移動するユウくんは動きを停めている俺の姿を見ると、画面越しで見る人懐こい笑顔を浮かべた-。
(あれ……?)
その笑顔に、俺の心臓が不穏な音を立てる。画面越しに見慣れているはずなのに、何かが違う。昨日、俺に見せてくれた笑顔とも違う。まるで初対面の人に向ける、距離感のある笑顔。そんな言い難い違和感を感じ取ってしまった。
「ん………っ…」
慣れない柔軟剤の匂いと、微かに混ざる他人のフェロモン。そのフェロモンは俺の大好きな月下香匂いで、発情期の俺を包み込んでくれたものだった。
俺が愛用しているベッドとは違う寝心地。体にのしかかる布団の重み。それは、紛れもなく俺の家ではないことを感じさせる。
再び襲いかかる睡魔に抗うように、薄く目を開く。グラスウォールは遮光カーテンで光は遮られているものの、隙間から射し込む微かな光が薄暗い部屋を照らしていた。
俺がいる寝室のメインとなっているキングサイズのベッド。その横に設置されたナイトテーブル。そして窓の両端には、全体が黄ばんで所々落葉しているザミオクルカスがあった。てっきり、ユウくんのグッズは飾られているだろうと思っていたが、それすらなかった。まるで自分自身を否定するかのように。
ホテルのように綺麗で高級感のある一室だけど、生活感が一切ないこの部屋に不気味さも感じてしまう。
(家に帰ってないの…本当なんだ。)
罪悪感を抱きながらも、一度だけ枕に顔を埋める。そこからは爽やかな柔軟剤の香りがしてくる。微かに家主のフェロモンも匂うものの、他のフェロモンの匂いは一切感じ取れない。
その小さな事実は、俺をほっとさせるのに十分だった。
俺が何か言える立場ではない。昨日はユウくんに無理をさせたのも分かっている。
だけどユウくんの家には俺しか来ていない。ましてや、このベッドで一夜をすごしたのは、ユウくん以外に俺だけ。俺だけが、この家に匂いを残すことが出来る。それが、あまりにも嬉しかった。
枕から顔を離して体を起こしながら、昨日はどんな感じだったっけ…。と、ぼやけている記憶を必死に引き出していく。
◇◆◇
昨日、シャワーを浴びた俺が浴室から出ると、丁寧にタオルや下着、上下揃ったスウェットが置かれていた。一枚ずつ手に取って深く匂いを嗅ぐも、それらからはユウくんのフェロモンは感じ取れなかった。
勝手に一人で寂しい気持ちを抱きながらも、大人しく服を身につけて脱衣所を出る。
脱衣所を出て左手にあるリビングらしき部屋に足を踏み入れると、台所に立っていたユウくんがこちらを振り返った。
「あっ。レイさん、おかえり。今軽いもの作ってるんだけど、お腹って空いてる?」
おかえり、って……。当たり前のようにそう言われたことに胸を踊らせながら、質問に対する答えを考える。
もちろんユウくんが作ったものは全部食べたいと思っている。だけど、ただのオタクある俺が、簡単に手を出していいものではない。ただでさえ迷惑をかけてしまった後なのに、図々しくご飯までご馳走になることなどご法度だ。
「レイさん……?」
何も反応を示さない俺が心配になったのだろうか。ユウくんが近づいてきた。俺より少し低い身長で、整った顔で、俺を見つめてくる。俺のことを見つめているだけなのに、まるで子犬のように可愛らしい上目遣い。耳も尻尾も少しずつ垂れていく様子に、呻き声が漏れそうになるのを我慢する。
見つめられているだけなのに、俺の足元は竦み、顔中が熱を発する。
これは無理。さすがに無理。降参だ。
「あ、い…いや……。今はお腹空いてないから…明日、でもいいですか……?」
テンパって、思わず意味の分からない言葉が口走った。まるで「明日の朝も一緒にいさせてください」と言いたげな態度。こんなに自分の口が憎いと思ったのは初めてだ。
ほら見ろ。俺があまりに図々しいことを言うから、ユウくんの大きな目が開いて驚いてるじゃないか。
だがユウくんの表情はすぐに笑顔に変わった。同時に、垂れつつあった耳と尻尾も元気な形を取り戻す。
「ん、了解。今日はもう遅いから、僕の家で眠っていってね。こっちおいで。」
予想外のユウくんの反応に驚きながらも、言われるがままに後ろをついていく。
ユウくんが向かった先は、リビングに繋がる部屋。玄関とは反対方向の部屋だった。
「好きなように使っていいから、ゆっくり休んで。」
そう言ったユウくんが扉を開くと、そこには広い寝室が広がっていた。
俺はてっきり地べたで寝るつもりでいたので、ユウくんの言葉に思いっきり首を振る。
「いやいやいや…。家主はユウくんなんですから…俺は地べたで十分。」
無理言って性欲処理を手伝ってもらって、シャワーも浴びさせてもらって、家に一晩泊めさせてもらう。明日の朝も、ユウくんの手作りをご馳走になる。迷惑という迷惑を網羅した俺が、ベッドで寝るなんて。どんなに無神経な人でも、さすがに遠慮してしまうほどだ。
「僕はこれからやることがあるから、寝室は使わないし…。誰も使わないよりも、誰かが使ってた方がいいでしょ?」
「そんなの、申し訳ないよ…。」
ごもっともな意見が帰ってくるが、そんなの俺は気にしない。床で寝てやる。絶対に。何があっても…!
しかし、オタクは推しに似るものなのだろうか。ユウくんも中々に頑固者で、全く引き下がろうとしない。
「今から室内レコーディングだし、ここの部屋は防音だから気にせずに眠れるよ。僕はソファで眠るけど、結構高いものだから安眠だし…。今日はレイさんの方が疲れてるんだから、遠慮しなくていいから。ね?」
「……っ。じゃあ……お借りします…。」
結局、ユウくんの可愛い気遣いと強引さに負けて、寝室を借りることになった。
◇◆◇
「はぁ……。」
あまりにも惨めな昨夜の記憶に、思わずため息が漏れる。
時間を確認しようと、ナイトテーブルの上に置いた自分のスマホを手に取る。しかし、電源を押しても時間は表示されなかった。代わりに表示されたのは、大きなバッテリーマークと、その中に描かれた申し訳ない程度の細くて赤い目盛り。そして、「1%」の文字。
全てを理解した瞬間、スマホは暗転して反応を示さなくなった。
終わった。完全にやらかした。今すぐベッドにダイビングして、永遠に眠り続けていたい。
仕方ないので、同じテーブルの上に置かれていたデジタル時計に視線をやる。
-12月21日10:05
「えっ……!」
夜遅かったとはいえ、さすがに寝すぎだ。あんなに他人の寝室で寝るのを嫌がっていた人が、こんなに爆睡している。ありえない。ありえなさすぎる。
…いや、でも。ユウくんのベッドの寝心地がいいのが問題すぎる。マットレスがふかふかで、布団とぬくぬくしてて。だから、これはベッドのせい。それに、発情期の疲れもあっただろうし。
そう必死に責任転嫁して罪悪感から逃れようとするも、一度湧き上がってきたものは中々消えない。
重い腰を上げてベッドから立ち上がった俺は、扉の方へと歩みを進める。
(ユウくんにしっかり謝って、後で何かお返しでもしよう。)
そう心に決めながら扉を開くと、食欲をそそる美味しそうな匂いとともに、エプロン姿のユウくんが顔を覗かせた。尻尾を揺らしながらあちこちを移動するユウくんは動きを停めている俺の姿を見ると、画面越しで見る人懐こい笑顔を浮かべた-。
(あれ……?)
その笑顔に、俺の心臓が不穏な音を立てる。画面越しに見慣れているはずなのに、何かが違う。昨日、俺に見せてくれた笑顔とも違う。まるで初対面の人に向ける、距離感のある笑顔。そんな言い難い違和感を感じ取ってしまった。
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