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第8話すごく大きいの‥‥‥
しおりを挟むあたしは空腹と戦いながらこの一週間を乗り切った!
「さあ、これで効果が出なければおしまいね」
(; ・`д・´)
恐る恐る体重計に乗ってみる‥‥‥
「やったぁっ!」
\(^o^)/
目標の二キロ減成功!!
がんばった、あたし!
よくやった、あたし!
やればできる子なのよ、あたし!!
思わず裸のままで小躍りしそうになる!
「ねえねえ晴仁、お姉ちゃんちょっと変わったと思わない?」
~~(*'▽')/ 。・。・
思わずリビングにいる晴仁の所に行く。
「うわっ! 姉ちゃんなんて格好してんだよ!」
言われてあたしは自分の姿を見てみる。
バスタオル巻きつけただけの恰好‥‥‥
「はうっ/////!」
・。・。(≧◇≦)・。・。
し、しまったぁ!
あまりにうれしくて思わずお風呂上りなのにそのまま来ちゃった!!
ダメヨ、これじゃあ今晩は確実に晴仁におかずにされちゃうぅぅっ!!
あたしは慌てて部屋に逃げていくのだった。
* * *
「って、晴仁何してるの?」
( ゚Д゚)?
ちゃんと着替えてリビングに戻って来ると晴仁が夕食前だというのにまたまた駄菓子で何か作っている。
「ん? お腹すいてて晩御飯まで待てないからちょっとね~」
そう、夕食前のこの時間ってものすごくお腹すくのよね。
見れば晴仁はご禁制のチョコバー、しかもBIGのやつを器用に半分に切っている。
そしてその間にマシュマロを入れて‥‥‥
「出来た! マシュマロバーガー!」
「うわっ! おっきいいぃっ!」
Σ(゚Д゚)
あんなのお口に入らない!
晴仁ったら何て大きなモノを‥‥‥
「はい、これお姉ちゃんの分ね~♪」
お皿に載せたそれを手渡される。
「い、いや、こんなの今食べたらっ!」
(≧◇≦)
「晩御飯少なくすればいいじゃん。さてといただきま~す! ぱくっ サクサクもにもに」
ああぁっ!
なんて軽快な咀嚼音!
サクサクで美味しそう!
しかもマシュマロのもっちりしたのが‥‥‥
だ、だめよ、こんなにカロリーの高い物ぉっ!!
「そう言えば今日はお姉ちゃんの嫌いな青椒肉絲って言ってたっけ?」
「いただきますっ!」
(; ・`д・´)ぱくっ!
サクサク
もちもち
「んぅ~っ! おいしいぃっ!」
甘くてサクサク、もちもちふわふわ!
お口に入りきらないほど大きいけど何とかかじり付けるこれ、もうとっても美味しいぃ!
あたしは上機嫌でそれを食べてしまうのだった。
‥‥‥晴仁の嘘つき!
晩御飯目玉焼きハンバーグじゃ無いの!
あたしの大好物‥‥‥
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