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番外編まとめ
【番外編】お年玉企画:雪まつりアゲイン4
しおりを挟む今日は雪像・氷像作り体験です。
これは私がずっとやってみたかったから、連絡を取った時点でお願いしておいたんだ。
ギャチョー君達は明日雪まつりだからとコースの方に行ったから別行動である。
村人からレクチャーを受け、削る順番や削り方、道具の使い方を教えてもらう。
まずは小さいものから、ってことで準備してくれていた三十センチほどの雪の小山をノミみたいなもので削っていく。押し固めたものなのか結構硬かった。
「うわ……とてもビミョー」
「セナ様のモデルはアクラン様でしょうか?」
「あ、よくわかったね」
ジルは何にしたのかなと見てみると、見事な花束だった。薔薇、百合、ガーベラ、カーネーション……種類がわかるほど細かく削られている。
え、才能ありすぎません? なんでもできるじゃん。
「すごい……めちゃくちゃ上手いね……」
「いえ。ですがセナ様が気に入られたのならよかったです」
「こんなにすごいのに気に入らない人いないと思う」
「そう言っていただけると嬉しいです」
ほのかに顔を赤くして照れているジルと手を繋ぎ、みんなのを見て回る。
グレンはよくわからない物体で、何か聞いてみたら〈肉〉って返ってきたんだけど、なんの肉なのか、肉のなんなのかはわからないままだった。
ジュードさんとガルドさんのは馬っぽいモノで、コルトさんのは人型だから多分人。
「モルトさんのは可愛い兎さんだね」
「村の入口にあった雪像をマネてみたんですよ」
確かにあったけど、それを再現出来る技量がすごい。
ジルとモルトさんの作品は村人も大絶賛だった。
続いて、氷像。村人にやり方を見せてもらう。
日本だとチェーンソーみたいなので削ってたじゃん? だからてっきり削るもんだと思ってたのよ。
まさかちょっとずつ水を凍らせて像を作るとは……流石異世界。
「マジか……魔法の適性ないと作れないね……」
「俺達は無理だがセナは出来るだろ? やってみたらどうだ?」
「そうだね。試してみようかな」
ガルドさんに促された私は水魔法を展開する。魔法を使うなら村人がやっていたちょっとずつ水魔法で足していくやり方より、全体を形作って一気に凍らせる方がやりやすい。
「クラオルか?」
「グレウスじゃないー?」
「あ、羽みたいなのが出てきましたよ」
「……ルフス……?」
水球状態の水を動かしているとガルドさん達が予想を始めた。
クラオルとグレウスにしようかと思ってたんだけど……予想されると違うものにしたくなってきちゃう。どうしようかな~、あ! あれはどうだろ?
思い付いた私は素早く水で形作り、氷魔法でキュッと凍らせる。
「できた。正解は~、ちっちゃいグレン羽ありバージョンです!」
〈!?〉
私がグレンの里のおじいさんに意識だけ飛ばされたときに会ったグレン。あのときは下半身がドラゴンだった。あの姿もめちゃくちゃ可愛かったけど、あの状態の羽ありバージョンを見たかったのよ。絶対むちゃくちゃに可愛いから。
〈……もしかして会ったときの、か?〉
「そうそう。可愛いでしょ?」
「へぇー、グレンってこんな感じだったんだな」
「なんとなくわかるねー」
「可愛らしかったんですね」
「……小さい……意外……」
好き勝手言うガルドさん達に普段なら言い返しそうなのに、グレンは氷像を見つめたまま。
「グレン? 嫌だった?」
〈ん? いや……懐かしいなと思っただけだ〉
近付いて袖をクイクイと引っ張った私をグレンが抱える。
心なしかいつもより顔が穏やかな気がするから、嫌なワケではなさそう。無限収納からキャラメルを出して口元に持っていくと、嬉しそうに目を細めてパクリと食べた。
午後はギャイオさんのお手伝いで明日の雪まつりの準備に奔走。屋台やライトの設置、並ぶ列のためのロープと杭打ち、ポーションなどの在庫チェック。
慌ただしく動き回ることになり、あっという間に時間は過ぎていった。
余談だけど、何故か私達が作った雪像と氷像まで展示されることになっていたよ。
◇ ◆ ◇
雪まつり当日の朝、ニキーダが古の雪族の村のおばさん二人を連れて来た。
ツアーの団体や個人旅行者も集まり、朝も早よから村は人でごった返している。
お迎えして一緒に屋台の準備。やっぱりおばさん達製作のノルディック柄の服は可愛い。以前話題になったからか、準備段階で買いにきた人が何人もいた。商品の数が前の倍はあるけど、今年も売り切れそうだ。
雪まつりはショートスキー、スノーボード、アイススケート……全て大盛況。
いつものメンバーがなかなか出てこなくて聞いたところ、ギャチョー君達の技量が特出しすぎて殿堂入り扱いとなり、選手としては出場していないんだって。彼らが出たのはエキシビション。ジルとグレンも急遽参加したエキシビションは本戦より大盛り上がりで、技がキマる度に大歓声が上がっていた。
前は結果発表だけだったけど、表彰式があった。優勝者は……スキー・スノボ・スケートのどれも私達の知らない人。隣村の人でもなさそう。旅行者かな? 雪像・氷像部門は私達に教えてくれた村人だった。
お祭り騒ぎの雪まつりは日が陰るまで続き、今年も早々に全て売りきったおばさん達は上機嫌でニキーダに送られていった。
夕食は……ギャチョー君達のリクエストで初日に食べた〝エマ・ダツィ〟。体のポカポカが翌日まで続くそうで、調子がいいんだって。ギャイオさんには村で出したいって言われた。
天狐は辛すぎるって一口でギブアップ。暑いのも熱いのも辛いのもダメみたい。
子供達も今日はギャイオさん宅にお泊り。いつまで経っても興奮覚めやらぬ様子だったため、最終的にウェヌスを呼んで眠らせてもらった。
◇ ◆ ◇
まだ日も登りきっていない薄暗い早朝、私達はギャチョー君達に見送られて村を出た。山の中腹にあるニキーダの家まで転移し、そこからはグリネロの出番だ。
今回、道中で安全性が確保できないため、スタルティには危険ということでジィジ達は不参加である。
ニキーダは私と一緒にグリネロの上。順番的には私、ニキーダ、グレン。そう、グリネロに三人乗ってるんだよね。すごくない?
目的地はニキーダの家から山越えしたさらに先。先の方が問題で、雪が積もったエベレストみたいな山でございました。
この世界は標高が高くても植物がちょいちょい生えているからエベレストほど危険な山感はない。とは言っても、落ちたときのことなんて考えたくはない。
しかもこんな山なのに魔物が出る。グリネロ達は私達を乗せているので無茶は厳禁だ。そのため、普段離れているアレス達精霊を呼び出し、アクラン達と一緒に討伐をお願いしている。
「スノーマンも軽く倒せるのね。助かるわ~。あれ、周りの雪で回復するから面倒なのよね」
「そうなんだ」
ニキーダによるとこの辺りは魔獣が多いそう。厄介な状態異常を使ってくるヤツもいるとのことだったので、気を抜かないようにしようと心に決めた。
途中、洞穴を発見。テントも馬車も出せないほど狭い挙句に氷と雪でコーティングされていたので、コテージのドアを出した。寒すぎてとてもじゃないけど野宿なんて無理だったのよ。
ニキーダは「アタシも使えたら仕事が楽なのに……」なんて言っていた。
コテージで全員湯の花風呂で冷えた体を温める。いつもならグレンが臭いって文句の一つでも言いそうなのに、今日は〈セナ、あの花の風呂がいい〉って自ら望んだんだよ。寒さがハンパなかったとはいえ驚きだよね。
◇ ◆ ◇
辛味酒入りの体の温めるスープを食べ、古の雪族のおばあちゃんからもらった丸薬も飲んで準備は万端。
気合を入れてコテージのドアを開ける。その瞬間、冷たい空気が流れ込んできて身を震わせることになった。
道なき道を進み、ナイフリッジのような尾根を登って降りて、もう一泊。
緊張感の漂う難所をいくつも越え、ようやく目的地が見えてきた。
「あ、あそこの木が生えてるところだよ。グリネロ、最後まで気を抜かないでね」
『承知』
見えてからがまた長くて、時間的にギリギリになってしまった。
ガイ兄に教えられた場所はそこだけ平らで、ストーンサークルみたいに木がサークル状生えていた。
私達が通ってきた道が一番楽とのことだったから、まず人が訪れることのない場所だ。
「あぁ……なんもしてねぇのに疲れたな……」
「だねー。みんなお疲れ」
平地の端で馬の背から下りたガルドさんが伸びをし、ジュードさんが従魔達を労う。驚かせたら見られなくなってしまうため、その声は小声だ。
《すごいわ……》
《うむ。心地よいな。穢れなき魔素が満ち溢れている……》
《えぇ、ここまで澄んだ魔素ですと全身が清められるかのようですね》
プルトン達の会話が聞こえた私は急いで無限収納から必要な道具を取り出した。
雪族のおばさんからもらった冷えないラグを木々の間に敷き、周りをパパ達特製の結界石で囲う。私達の魔力で穢したくないからね。たき火はNGのため、辛味酒で丸薬を飲んで体を温めることにした。
寒さから従魔達も猿団子のようにくっついてサークルの中心を見つめることしばらく。日が陰ってきた時間に異変は起こった。
サークル状の木々がキラキラとしたオーラのようなものを纏い始め、そのオーラがサークルの中心に流れていく。ドーム状になったオーラはキラキラからチカチカと明滅を繰り返し始めた。
精霊の国に行ったときの森も幻想的だったけど、これもまた幻想的で神聖な感じだ。
ゆっくりとした明滅は時間をかけてそのスピードを上げているものの、もうすぐ夜の帳が下りてしまいそう。逸る気持ちを抑えつつ、一瞬も見逃さぬように目をかっ開く。
どれだけそうしていただろうか……ドーム状のオーラからポンポンとテンポよく、光の球が生まれてはどこかに飛んでいく。
ポッコンと生まれた一回り大きな光球はサークル状の木々に挨拶するようにクルリと一周。光球が挨拶した木から順に流れていたオーラが止まっていく。この光球が最後だったみたい。
最後の木に挨拶した光球は私達に手を振るかのように目の前でスイスイと左右に揺れ、次の瞬間には空高く飛び上がっていった。
急いで見上げたものの、もう光球はどこにも見当たらなかった。
「…………すごかったわね」
「うん」
なんて言っていいものなのか、言葉にならない。とても神聖で美しいモノだったらことだけは確か。
私達が見ていたのは〝精霊が生まれる瞬間〟である。
その昔、精霊達はこうやって世界各地で生まれていた。今ではこういった場所が少なく、精霊そのものが生まれにくくなってしまったそう。私が契約しているウェヌス達のような強い精霊は今後さらに生まれにくくなっていくだろう、とのこと。
昔からこの瞬間はなかなか見られなかったみたいで、ガイ兄が私が好きそうだからって理由で教えてくれたんだ。
ちなみに、エルミス達精霊は自分がどこでどうやって生まれたのか記憶にないらしい。いつの間にか、気が付いたときには精霊の国にいたんだって。だから今回その謎がわかるかなって見に来た。こんなに神秘的だとは思ってなかったけど。
「コテージ行こうか」
いつの間にか辺りは夜闇に包まれていて、夜空に浮かぶ星々の光源くらいでは周りは見渡せない。
みんなに声をかけ、私達はコテージの空間に入る。
余韻が残っているのか、夕食はいつもよりも静かだった。
オマルとかグリネロが飛べばこんな苦労しなかったんじゃないのかって思うでしょ?
オマルはピンポイントで着地が苦手で、グリネロは…………未だに飛べないのよ。二人共練習はしてるんだけどね。
つまり、私かニキーダが転移を使わない限り、今日通った恐ろしい道を戻らなきゃいけない。一歩でもミスったら谷底へ真っ逆さまだ。転移はいつも以上に集中しないと。
そんなことを考えていた私は翌朝、インプが現れてジィジのお城まで送ってくれるって言われたとき、諸手をあげて喜ぶこととなった。一番喜んでいたのは寒さに弱いグレンだったんだけどね。
--------キリトリ線--------
これで今回の番外編は終わりです。なんとか一月中に間に合った……
やっぱり短編くらいの長さになっちゃいましたね。
毎度長くてすみません。
少しでも楽しんでいただけたのなら嬉しいです。
本編は二月半ばくらいに更新となる予定であります。
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