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第二章 前編
第十八話
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「さて、取り敢えず発展内容は置いておいて」
ラーラが立ち上がった。
「貴女が使える全ての魔法を見せてください。それから今後どの系統を極めるか、一緒に考えましょう?」
私も後を追うように立ち上がり、指示通り私の使用出来る三系統六種、全ての魔法を順に繰り出した。
最後、あの「光線を放つ魔法」を披露した直後、背中に岩でも落ちてきたかのように、身体がずしりと重くなった。
「凄い魔力です」
師は驚嘆した。
「ですが、今のでお疲れのようですね」
「はい。残念ながら…」
「休憩しましょう」
「貴女の魔法は、どれも威力が高くて良いですね」
寝転んだまま、隣で流れるラーラの分析を聞いていた。
「特に最後の光線。恐らく『光槍』と呼ばれる魔法ですが、あれは私が見て来た魔法の中で五本の指に入る程の出力を持っています。試験の時にもあれで半分は持っていかれましたし」
「え?」
私は飛び起きた。
「あら、意外ですか?」
「ええ。まさかこれ程とは思わなかったので」
「消費魔力の大きさは、その魔法の出力の大きさと比例関係にあります。他の魔法の発動時には疲れも知らぬ貴女が、この魔法一つで息も絶え絶えになるという異常事態が真実を物語るのです」
なるほど、と私は頷いた。
「それで、貴女は特に『光』と『火』の魔法に才能があるように見えます。貴女はこれらの魔法をお好きですか?」
「『火』は好きです。便利ですし。『光』はちょっと…」
『火』と口に出した時、『光』口に出した時、私の脳内には故郷の併せ持つ相反する貌がそれぞれ再生された。
だが、今は今だ。
「いえ、もし才能があるというのなら、積極的に高めたいです」
「分かりました。では、色々な魔法を広く習得しつつ、『火』と『光』を主軸に訓練するという方針でいかがでしょう?」
「それでお願いします」
かくして、「入門」は完了したのであった。
ラーラが立ち上がった。
「貴女が使える全ての魔法を見せてください。それから今後どの系統を極めるか、一緒に考えましょう?」
私も後を追うように立ち上がり、指示通り私の使用出来る三系統六種、全ての魔法を順に繰り出した。
最後、あの「光線を放つ魔法」を披露した直後、背中に岩でも落ちてきたかのように、身体がずしりと重くなった。
「凄い魔力です」
師は驚嘆した。
「ですが、今のでお疲れのようですね」
「はい。残念ながら…」
「休憩しましょう」
「貴女の魔法は、どれも威力が高くて良いですね」
寝転んだまま、隣で流れるラーラの分析を聞いていた。
「特に最後の光線。恐らく『光槍』と呼ばれる魔法ですが、あれは私が見て来た魔法の中で五本の指に入る程の出力を持っています。試験の時にもあれで半分は持っていかれましたし」
「え?」
私は飛び起きた。
「あら、意外ですか?」
「ええ。まさかこれ程とは思わなかったので」
「消費魔力の大きさは、その魔法の出力の大きさと比例関係にあります。他の魔法の発動時には疲れも知らぬ貴女が、この魔法一つで息も絶え絶えになるという異常事態が真実を物語るのです」
なるほど、と私は頷いた。
「それで、貴女は特に『光』と『火』の魔法に才能があるように見えます。貴女はこれらの魔法をお好きですか?」
「『火』は好きです。便利ですし。『光』はちょっと…」
『火』と口に出した時、『光』口に出した時、私の脳内には故郷の併せ持つ相反する貌がそれぞれ再生された。
だが、今は今だ。
「いえ、もし才能があるというのなら、積極的に高めたいです」
「分かりました。では、色々な魔法を広く習得しつつ、『火』と『光』を主軸に訓練するという方針でいかがでしょう?」
「それでお願いします」
かくして、「入門」は完了したのであった。
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