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第三章 階級昇格編
閑話『介入せし異端の徒』
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「────さて、俺たちは一体いつまでここで待機してれば良いんだか」
アウラ達が盗賊の長相手に奮闘している頃、城や集落に続く道に、待機している十数人の人だかりが出来ていた。
装備は至極シンプルで、最低限の鎧に剣や槍、弓を携えた者達。一定のレベルまでの魔獣であれば難なく対処できるだろう。
民間人ではまず無い彼らは、盗賊たちの捕縛の為にギルドから直々に派遣された面々だ。
制圧に尽力しているアウラたちは、彼らに引き渡しを行えば任務は完了。この場にいる面々はそれを待っていた。
片目を眼帯で覆った黒髪の剣士のボヤきに、傍らに立つ弓兵が答える。
「中で戦ってる人達が一区切り付いたら連絡が来るって話ですよ。直接的な介入はしなくて良いと言われましたが、やはり心配ですね……」
「ネレウスのヤツに聞いた話じゃ、制圧に参加しているのはエクレシアで起こった邪教のテロに対処した連中って話だったか。四大ギルドから派遣されたメンツなら、心配はいらないだろうが……」
西方はエリュシオンに位置し、最高峰の魔術師を戦力に擁する『アトラス』。
その隣国エドムに構え、世界屈指の剣士の在籍する『アンスール』。
海を渡った先、東方の大陸中央部にて、元冒険者がマスターを務める『ベテル』。
先三つより小規模ながらも、第三階梯の者を多く擁する『ヘハロト』。
これらのギルドからなるのが、四大ギルド。
各地にある通常のギルドの管理・管轄の役割も担い、規模が大きいことから主力にも強者が揃っている。
特に前二つに関して言えば、冒険者の最高階級である「神位」の人材を戦力として擁しており、対魔獣、及びバチカル派においては確かな功績を残しているのだ。
それほどのギルドから直々に派遣された人間であれば、一介の盗賊など相手にすらならない。そう思うのが当然である。
彼らも、自分たちよりもよっぽど安心して任せられると理解していた。
「とにかく、連中の指示を待つのが俺達の仕事です。連行するだけで報酬も出る訳ですし、変にサボっても仕方ないでしょう」
「確かにそうだな。……んじゃ、大人しく待つとするか」
弓兵の言葉に同意し、剣士は盗賊たちの拠点のある方角を見やる。
各々談笑しながら連絡を待つことにしたが──そこに、一つの足音が近付いて来る。
かつかつと音を立てる足音の主は、軽快とした口ぶりで一行に話しかける。
「──へぇ、エクレシアで大暴れした冒険者が来てるのか。それは……ちょっと気になるな」
黒一色のローブを纏った男。
冒険者たちの会話から、アウラたちが既に盗賊たちと交戦していることを察したのか、やや口角が上がっていた。
素顔の見えぬ、第三者。
黒髪の剣士は表情を険しくし、突如として現れた男に向けて、
「誰だ、お前。この辺りに俺達以外の人間なんていない筈だろ」
「あぁ、オレはただの部外者だよ。ちょっと近くを通りかかったら面白そうなことが起きててな。見たところ、あそこで起きてる盗賊と冒険者共の戦いの関係者か?」
男は自らの素性を語ることなく、逆に問いかける。
何処か見下すような軽い口調だ。
得体の知れない黒衣の男に、他の冒険者一同も警戒心を強めていた。
「……お前に答える必要はあるか? 人に何か聞くなら先に素性を明かすってのが筋だろうが」
「素性を明かせ……か。まぁ、何処の馬の骨とも知れないヤツに話してくれるワケないし、妥当か。うん分かった。なら、オレからも頼みがある」
「……なんだ」
他の全員が僅かに身構えているというのに、男は調子を崩さない。
すると、ゆっくりとフードを捲る。
金色の眼の下に付けられた、生々しい傷跡。
それは塞がることなく顔面に刻み込まれ、かつて経験したであろう戦いの熾烈さを物語っている。
肩のあたりまで伸びた茶色の髪を掻き、「うん」と一言呟いた後────、
「────ここにいる全員、今すぐ死んでくれ」
狡猾な笑みを隠すことなく、言い放った。
唐突すぎる死刑宣告。己がこの場を支配する存在だと言わんばかりの傲慢。
「お前、何を……!!」
「教えてやるよ────ただ、お前らを骨の髄まで焼き尽くしてからな」
右の掌の上に、赤黒い炎が灯る。
それは見る見るうちに巨大化し、辺り一帯を敵ごと焼き尽くさんと燃え上がる。
人ならざる異能。
かつて神として信仰されながら、魔神として神々と敵対したモノの権能がその場を蹂躙する。
逃げるという選択肢すら与えない。
黒衣の男の権能は────その場に居合わせた冒険者の命を須らく摘み取った。
※※※※
──盗賊の拠点、集落。
苦戦するロアの下に突如として現れた、ソテル教の使徒ロギア。
熱砂と疫病の魔神、パズス。その権能を宿す盗賊の長ヨベルを戦闘不能にまで追い込み、ロアとミズハを窮地から救った後、彼はその場で尋問を始めていた。
「ぐっ、あぁ────っ!!」
「余計なことは言わなくて良い。聞かれたことだけ答えろ」
ヨベルの胸に突き刺さったロギアの鉾は、持ち主の命に従い、罪人を内側から焼くような痛みを与える。
赦しと贖罪を説くソテル教にあるまじき光景だが、使徒はただ布教に勤めるだけではない。
異端狩り、教会の腐敗を防ぐ自浄作用、背信者を粛清するモノ。
呼び名は多々あるが、神の教えに生きる人々を護る為に手を汚す「暗部」でもあるのだ。
ロギアのような人材が出張ってきたのは、他でもない。
盗賊の長が、異端の司教と同じ「魔神の力」を行使していたことに依るものだ。
「……悪いな、助かったぜ。教会の使徒」
「礼は良いさ。それより、魔人相手によく持ち堪えてくれたよ。感謝するのはこっちだ」
ヨベルの一撃を食らって蹴り飛ばされていたロアが、ロギアの下まで歩いて来る。
空いた片手は脇腹の方に当て、痛みに耐えて言葉を発している様子だった。
「ロア殿、今は安静にしておいた方が良いのでは……」
「いや、これぐらいなら大丈夫だ。ヤツの蹴りが当たるギリギリで身体を強化出来たから、骨に軽くヒビが入るだけで済んだ。魔力が賦活さえすれば、治癒の魔術でどうにかくっ付けられるさ」
(怪我人……やっぱセシリアを連れて来た方が良かったか)
ロア達を横目にやや後悔気味のロギア。
対人戦闘ではキャリアの長い彼の方が実力は上だが、ソテル教の教典魔術による治癒にはセシリアの方が長けている。
事実、エクレシアで起こったバチカル派の襲撃事件の際には彼女の治癒によって一命を取り留めた者もいたのだ。
「……いや、今はすべき事に集中だ。──ヨベルとか言ったか。これ以上苦しみたくないんだったら、さっさと吐いた方が身のためだぞ。意地でも吐かないって言うなら、俺もとことん付き合うさ」
「ぐっ、あぁ────!!」
ロギアがパチンと指を鳴らすと、ヨベルの身体に刺さった鉾の紋章が光る。
呼応するかのように、鉾は魔人の身体を内側から焼いていき、ヨベルは苦悶を浮かべた。
身体を循環する血液が全て焼けた鉛になったかのような、逃れる術の無い痛みを与えていく。
「質問はシンプルだ。お前に魔神の力を与えたのは誰か、それだけ答えてくれれば十分だ」
「っ────はぁ、はぁ……わーったよ、教会の犬」
「はて、先ほどまで頑なに吐かなかったというのに、随分と急な心変わりですね」
「ここで殺されるぐらいよりマシだ。便利だったこの力を失うのは幾らか惜しいがな……」
痛みを抑え込み、汗を流しながら、ヨベルは堪忍して語りだす。
彼は引き際を弁えている。たとえ抵抗したとしても、自分の力ではロギアには敵わないと察していた。
今生きているのは、眼前の使徒が手加減して「殺していない」からに過ぎない。
ソテル教の異端狩り──その中でも上澄みに位置するロギアであれば、司教相手でも互角に渡り合えるスペックは持ち合わせているのだ。
「俺も詳しい素性までは知らないが、魔神の断片を寄越したヤツの名前だけは覚えてる。……確か、ヴェヘイアとか言ってたよ」
「……案の定、か」
「アンタも知ってるのか?」
「知ってるも何も、俺達使徒と、お前たち冒険者の共通の敵だよ」
予めある程度の予想はしていたのか、ロアの問いに対し、ロギアは冷静に呟いた。
そして、少し間を置いて、答える。
「ヴェヘイア・べーリット──バチカル派の司教序列十三位の「魔人」だ」
ロアとミズハの方へと少し振り返り、詳細を告げる。
盗賊の長のヨベル、そしてガルマに魔神の断片を埋め込んだ本人にして、異端の司教。
アウラ達を含む、各ギルドの主力が総力を挙げて討伐すべき怨敵だった。
アウラ達が盗賊の長相手に奮闘している頃、城や集落に続く道に、待機している十数人の人だかりが出来ていた。
装備は至極シンプルで、最低限の鎧に剣や槍、弓を携えた者達。一定のレベルまでの魔獣であれば難なく対処できるだろう。
民間人ではまず無い彼らは、盗賊たちの捕縛の為にギルドから直々に派遣された面々だ。
制圧に尽力しているアウラたちは、彼らに引き渡しを行えば任務は完了。この場にいる面々はそれを待っていた。
片目を眼帯で覆った黒髪の剣士のボヤきに、傍らに立つ弓兵が答える。
「中で戦ってる人達が一区切り付いたら連絡が来るって話ですよ。直接的な介入はしなくて良いと言われましたが、やはり心配ですね……」
「ネレウスのヤツに聞いた話じゃ、制圧に参加しているのはエクレシアで起こった邪教のテロに対処した連中って話だったか。四大ギルドから派遣されたメンツなら、心配はいらないだろうが……」
西方はエリュシオンに位置し、最高峰の魔術師を戦力に擁する『アトラス』。
その隣国エドムに構え、世界屈指の剣士の在籍する『アンスール』。
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先三つより小規模ながらも、第三階梯の者を多く擁する『ヘハロト』。
これらのギルドからなるのが、四大ギルド。
各地にある通常のギルドの管理・管轄の役割も担い、規模が大きいことから主力にも強者が揃っている。
特に前二つに関して言えば、冒険者の最高階級である「神位」の人材を戦力として擁しており、対魔獣、及びバチカル派においては確かな功績を残しているのだ。
それほどのギルドから直々に派遣された人間であれば、一介の盗賊など相手にすらならない。そう思うのが当然である。
彼らも、自分たちよりもよっぽど安心して任せられると理解していた。
「とにかく、連中の指示を待つのが俺達の仕事です。連行するだけで報酬も出る訳ですし、変にサボっても仕方ないでしょう」
「確かにそうだな。……んじゃ、大人しく待つとするか」
弓兵の言葉に同意し、剣士は盗賊たちの拠点のある方角を見やる。
各々談笑しながら連絡を待つことにしたが──そこに、一つの足音が近付いて来る。
かつかつと音を立てる足音の主は、軽快とした口ぶりで一行に話しかける。
「──へぇ、エクレシアで大暴れした冒険者が来てるのか。それは……ちょっと気になるな」
黒一色のローブを纏った男。
冒険者たちの会話から、アウラたちが既に盗賊たちと交戦していることを察したのか、やや口角が上がっていた。
素顔の見えぬ、第三者。
黒髪の剣士は表情を険しくし、突如として現れた男に向けて、
「誰だ、お前。この辺りに俺達以外の人間なんていない筈だろ」
「あぁ、オレはただの部外者だよ。ちょっと近くを通りかかったら面白そうなことが起きててな。見たところ、あそこで起きてる盗賊と冒険者共の戦いの関係者か?」
男は自らの素性を語ることなく、逆に問いかける。
何処か見下すような軽い口調だ。
得体の知れない黒衣の男に、他の冒険者一同も警戒心を強めていた。
「……お前に答える必要はあるか? 人に何か聞くなら先に素性を明かすってのが筋だろうが」
「素性を明かせ……か。まぁ、何処の馬の骨とも知れないヤツに話してくれるワケないし、妥当か。うん分かった。なら、オレからも頼みがある」
「……なんだ」
他の全員が僅かに身構えているというのに、男は調子を崩さない。
すると、ゆっくりとフードを捲る。
金色の眼の下に付けられた、生々しい傷跡。
それは塞がることなく顔面に刻み込まれ、かつて経験したであろう戦いの熾烈さを物語っている。
肩のあたりまで伸びた茶色の髪を掻き、「うん」と一言呟いた後────、
「────ここにいる全員、今すぐ死んでくれ」
狡猾な笑みを隠すことなく、言い放った。
唐突すぎる死刑宣告。己がこの場を支配する存在だと言わんばかりの傲慢。
「お前、何を……!!」
「教えてやるよ────ただ、お前らを骨の髄まで焼き尽くしてからな」
右の掌の上に、赤黒い炎が灯る。
それは見る見るうちに巨大化し、辺り一帯を敵ごと焼き尽くさんと燃え上がる。
人ならざる異能。
かつて神として信仰されながら、魔神として神々と敵対したモノの権能がその場を蹂躙する。
逃げるという選択肢すら与えない。
黒衣の男の権能は────その場に居合わせた冒険者の命を須らく摘み取った。
※※※※
──盗賊の拠点、集落。
苦戦するロアの下に突如として現れた、ソテル教の使徒ロギア。
熱砂と疫病の魔神、パズス。その権能を宿す盗賊の長ヨベルを戦闘不能にまで追い込み、ロアとミズハを窮地から救った後、彼はその場で尋問を始めていた。
「ぐっ、あぁ────っ!!」
「余計なことは言わなくて良い。聞かれたことだけ答えろ」
ヨベルの胸に突き刺さったロギアの鉾は、持ち主の命に従い、罪人を内側から焼くような痛みを与える。
赦しと贖罪を説くソテル教にあるまじき光景だが、使徒はただ布教に勤めるだけではない。
異端狩り、教会の腐敗を防ぐ自浄作用、背信者を粛清するモノ。
呼び名は多々あるが、神の教えに生きる人々を護る為に手を汚す「暗部」でもあるのだ。
ロギアのような人材が出張ってきたのは、他でもない。
盗賊の長が、異端の司教と同じ「魔神の力」を行使していたことに依るものだ。
「……悪いな、助かったぜ。教会の使徒」
「礼は良いさ。それより、魔人相手によく持ち堪えてくれたよ。感謝するのはこっちだ」
ヨベルの一撃を食らって蹴り飛ばされていたロアが、ロギアの下まで歩いて来る。
空いた片手は脇腹の方に当て、痛みに耐えて言葉を発している様子だった。
「ロア殿、今は安静にしておいた方が良いのでは……」
「いや、これぐらいなら大丈夫だ。ヤツの蹴りが当たるギリギリで身体を強化出来たから、骨に軽くヒビが入るだけで済んだ。魔力が賦活さえすれば、治癒の魔術でどうにかくっ付けられるさ」
(怪我人……やっぱセシリアを連れて来た方が良かったか)
ロア達を横目にやや後悔気味のロギア。
対人戦闘ではキャリアの長い彼の方が実力は上だが、ソテル教の教典魔術による治癒にはセシリアの方が長けている。
事実、エクレシアで起こったバチカル派の襲撃事件の際には彼女の治癒によって一命を取り留めた者もいたのだ。
「……いや、今はすべき事に集中だ。──ヨベルとか言ったか。これ以上苦しみたくないんだったら、さっさと吐いた方が身のためだぞ。意地でも吐かないって言うなら、俺もとことん付き合うさ」
「ぐっ、あぁ────!!」
ロギアがパチンと指を鳴らすと、ヨベルの身体に刺さった鉾の紋章が光る。
呼応するかのように、鉾は魔人の身体を内側から焼いていき、ヨベルは苦悶を浮かべた。
身体を循環する血液が全て焼けた鉛になったかのような、逃れる術の無い痛みを与えていく。
「質問はシンプルだ。お前に魔神の力を与えたのは誰か、それだけ答えてくれれば十分だ」
「っ────はぁ、はぁ……わーったよ、教会の犬」
「はて、先ほどまで頑なに吐かなかったというのに、随分と急な心変わりですね」
「ここで殺されるぐらいよりマシだ。便利だったこの力を失うのは幾らか惜しいがな……」
痛みを抑え込み、汗を流しながら、ヨベルは堪忍して語りだす。
彼は引き際を弁えている。たとえ抵抗したとしても、自分の力ではロギアには敵わないと察していた。
今生きているのは、眼前の使徒が手加減して「殺していない」からに過ぎない。
ソテル教の異端狩り──その中でも上澄みに位置するロギアであれば、司教相手でも互角に渡り合えるスペックは持ち合わせているのだ。
「俺も詳しい素性までは知らないが、魔神の断片を寄越したヤツの名前だけは覚えてる。……確か、ヴェヘイアとか言ってたよ」
「……案の定、か」
「アンタも知ってるのか?」
「知ってるも何も、俺達使徒と、お前たち冒険者の共通の敵だよ」
予めある程度の予想はしていたのか、ロアの問いに対し、ロギアは冷静に呟いた。
そして、少し間を置いて、答える。
「ヴェヘイア・べーリット──バチカル派の司教序列十三位の「魔人」だ」
ロアとミズハの方へと少し振り返り、詳細を告げる。
盗賊の長のヨベル、そしてガルマに魔神の断片を埋め込んだ本人にして、異端の司教。
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